こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊る時には
ひざを柔らかく曲げ伸ばしすることが大切です。
レッスンでひざをつかってと言われたことがある人も
多いのではないでしょうか。
今日はひざが曲げにくい人がチェックするべきポイント３つを
僕なりにご紹介します。
ポイント１ つま先と同じ方向に曲げる
まず体の構造としてひざはつま先の方向に
曲がるようにできています。
うまくひざが曲がらない人はつま先より
外側や内側に曲げようとしている人が多いと思います。
これはいろんな原因があります。
（１）回転を意識している
ダンスでは回転することが多いです。
回転の方向にひざが向いてしまうと
足（靴）の向きとずれてしまうため
うまく曲がらないと思います。
ひざはほとんど回転しないので
ひざを使って回転しない方が
いいと思います。
（２）足の向きと体の向きが必ずしも同じではない
つぎにダンスにおいては
体の向きと足（靴）の向きが同じでない場合があります。
このときも体に対して前にひざを曲げても
足の向きとずれていることがあります。
つねに足に対してまっすぐ前に曲げることが
ひざを曲げる上では重要になると思います。
（３）もともとの骨格的にずれている
これは一番多いと思います。
僕も両方のひざが
つま先に対して外に曲がっていきます。
とくに左脚は外に向く度合いが多いです。
そのためダンスでひざを曲げる時は
少し内側に向ける意識で踊っています。
これは内側に向けることが目的ではなく
あくまでもつま先とひざを同じ方向に曲げる
ことが目標になります。
ただまっすぐ曲げる『感覚』だけだと
外に向いてしまうのが僕なので
そうしているということです。
みなさんも鏡の前などでひざをチェックしてみましょう。
意外とまっすぐ曲がらないものです。
骨格自体を治すことは難しいと思いますが、
自分を知ることで踊るときの曲げ方を修正することは
できないことではありません。
自分がどんな脚を持っているかを
知りましょう。
ポイント２ 相手の脚の間に曲げる
これはおもに右のひざに関してです。
社交ダンスでは通常お互いに少し左にずれて踊るので
左脚が相手の外側に、右脚が相手の脚の間に位置します。
そのため右のひざは相手の脚の間にむかって
曲げていくことになります。
これは少しでもずれるとぶつかるので
まっすぐに曲げることが大事です。
右ひざがうまく曲がらない人や
腰が引けてしまう人は
右ひざの曲がっていくコースが悪い時が多ように感じます。
回転なども意識して相手の脚の間に
自分の右ひざが入っていくように
意識してみるといいと思います。
ポイント３ ひざを前に進める
ひざを曲げているつもりでも
どうしても腰が引けてしまう人は
ひざが前に出ていない可能性があります。
社交ダンスを踊る時はひざを曲げる時に
ひざを前に出すようにします。
これはスクワットなどとは全く逆です。
理由はいろいろありますが、
多分一番は進んでいくからだと思います。
ひざがつま先の方向に曲がりながら
つま先を超えていくことで前進、後退の動作を
スムーズに行うことができます。
もしどうしてもうまくひざが前に出ない人は
すこし足首も意識して曲げるようにしましょう。
そうするとひざが前に進み
体がまっすぐのままひざを曲げることができると思います。
ひざが曲がれば、パワーが生まれる
スタンダードではひざが全てではないですが、
移動だけでなく、回転、スウェーなども
ひざの曲げ伸ばしからパワーを得ていると思います。
そのためひざが曲がるか曲がらないかで
ダンスも変わってくると思います。
ひざを曲げること自体には
美しさなどは少ないと思いますが、
きっと理想のダンスに近づくことができると思います。
上手な人を見るとそんなにひざを曲げているようには見えません。
でもスローでみたりすると床につきそうなくらい
曲げていることが多いです。
でもまた普通の速度で見ると
すい〜っと自然に踊っているようにしか
見えないんですけど…
みなさん！上手い人に騙されてはいけません！
「自然に踊ればいいんだよ。」
とか言ってくる人に限って
すごいひざを含めてあしを使って
踊っています。
ぜひスローで見て研究してみてください。
いまはYoutubeなども簡単にスロー再生できますよね。
ある程度音声も出るので
活用してみてください。
〜まとめ〜『ひざが曲がると踊りは大きくなると思います。』
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