《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《雰囲気で上手くなる》その5 ウィンナーワルツはこう踊る 【普通のカウントのようで、かなり踊りやすい】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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雰囲気で上手くなるシリーズ最終回

 

今回はウインナーワルツです。

 

この種目は踊らず嫌いの人も多いと思いますが

やってみるととても楽しいダンスです。

 

なんといっても上手くなった気がするし

貴族の舞踏会に出ている感じがします。

 

(上手く踊れれば…)

 

1番の問題は音楽の速さに

追いつかないことだと思います。

 

今日は音楽に合わせやすくなるカウントの取り方を

ご紹介します。

 

ウィンナーワルツは速いワルツではない

 

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まず大事なことは

 

「ウィンナーワルツは速いワルツではない」

 

ということです。

 

速さが違うだけで同じ踊り方をすると

だいたい崩壊してしまいます。

 

速い音楽で踊るためには

それなりの方法があります。

 

また歴史的にみても

ウィンナーワルツが速いのではなく

ゆっくりなワルツがスローワルツ(イングリッシュワルツ)として

現在に至っているという経緯もあります。

 

まあそれは今回は関係ないですが

まず別のダンスということを覚えておきましょう。

 

基本のカウントは2小節でまとめる

 

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カウントの取り方は人それぞれですが、

音楽的にも踊り的にも2小節をひとまとまりとして

考えると踊りやすくなると思います。

 

つまり123、123…ではなく

 

123456 123456 123…

 

と数えるのです。

 

こうすると前進と後退のナチュラルターン、リバースターンを

まとめて踊ることになるため動きの滑らかさにもつながります。

 

後退の部分はステップを消す!?

 

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ここで123456と全部のステップをすると

結局忙しくなり踊っていけなくなります。

 

そこで後退の部分は最初の1歩だけを意識して

残りはフェードアウトするように踊ります。

 

例えば男性のナチュラルターンなら

 

123456 123456 

 

です。

 

これは女性のリバースターンも同じです。

 

逆に男性のリバースターンや女性のナチュラルターンは

 

23456 123456 123456 

 

となります。

 

これは音楽や踊り始めのタイミングにもよるので

前進のときは123(456)と3つカウントして

後退の時に123(456)と1個だけカウントしてください。

 

一応数えてはいますが、ステップする感覚は

極力少なくします。

 

こうすることで1歩目の足の上にいる時間が長くなり

回転の軸として働くことができます。

 

これをアンカー(錨)といいます。

 

スローワルツに比べて1歩の時間が短いので

同じように踊ったら回転する時間がなくなってしまいます。

 

かといって長く取って他のカウントも踊ろうとすると

それはそれで忙しくなってしまいます

 

諦めも肝心(?!)ということだと思います。

 

ヘジテーションみたいな感じで踊る

 

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後退の時は回転軸になるため

ライズもほとんどありません。

 

後退の1歩目に乗ったら

そのままボディが移動しない感じです。

 

こうすると相手が自然に回っていくので

それに合わせて自分の体の向きも変えていきます。

 

最後に足をスッと寄せれば完璧です。

 

だいじなことは前進の人が主役になるということです。

 

後退の時は脇役に徹して

つぎに自分が主役になるための準備をしておきましょう。

 

〜まとめ〜『後退のカウントは消す。』

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