こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
去年の今頃は教室にも営業停止がかかり
レッスンができない日々が続いていました。
今年はまだ収まっているわけではないですが、
毎日レッスンができることに幸せとありがたさを
感じる毎日です。
しかしながら全国的には非常事態宣言がでて
なかなか安心できない日々が続きます。
今日はそんな中でも楽しくダンスをするためには
どうしたらいいかを僕なりに考えてみました。
よかったら最後までお付き合いください。
ダンスを楽しむには?
社交ダンスは2人で踊るので
いろいろと決まり事が多い気がします。
自分が感じるままに踊っても
相手との関係でうまくいかないことも
多々あると思います。
でもテクニックばかりを習っても
踊った感じがしないので
それはそれでつまらないかもしれません。
毎日膝の使い方ばかりを言われたり
レッスンのたびにシャドウばかりでは
楽しめない人もいると思います。
そこで自分が楽しく踊るための方向性を
しっかりと考えることが大事だと思います。
ダンスの目的はひとそれぞれ
これは僕の経験ですが、以前ある生徒さんをレッスンしている時に
こう言われました。
「先生!わたしプロじゃないんだから!」
その時はあまり意味がわからなかったのですが、
最近とても心に響くようになってきました。
当時の僕はレッスンを受けたり競技会に出たりして
その技術を一生懸命みなさんにレッスンしていました。
僕としては良かれと思っていろんなことを
言っていたように思います。
でもダンスの目的は人それぞれ違います。
なので僕が生徒さんの目的と違う方向にレッスンしてしまって
その方にとっては楽しくないダンスになっていたということです。
それが以前の自分は全くわかっていなかったので
その生徒さんにあんなことを言わせてしまったのだと
いまだに反省します。
ダンスにおいて正しい方向性とは?
ダンスを習う時はどの方向性で習うのが
一番正しいのでしょうか?
技術的に確実なものを身につけること?
競技会で素晴らしい成績を取ること?
デモンストレーションで会場中の注目を集めること?
上記以外にもいろいろあると思います。
これらはどれも正しくて、どれも間違っています。
つまりこうあるべきという方向性は
ないということです。
その方向性でレッスンを受けて自分が楽しいかどうか
その1点だけが大事だと思います。
正しい技術を身につけて楽しい。
競技会でいい成績を取ると楽しい。
デモンストレーションが楽しい。
これならOKです。
それ以外にも運動や健康のためにダンスをしている人や
ただ楽しく踊りたい人もいるでしょう。
クルージングで豪華客船に乗るので
少し踊れるようになりたいという人もいました。
これも立派なダンスの動機です。
ダンスを踊る理由に優劣はないのです。
習う時は楽しいポイントを決めておく
上手に習うためには自分の中で
どんなことが楽しいのかを決めておくことが大事です。
目標といってもいいでしょう。
それがないとレッスンと自分の気持ちに隙間ができて
だんだん楽しくなくなってきてしまうかもしれません。
もちろん習っているうちに楽しいポイントが
変わってくることも十分考えられます。
最初はちょろっと楽しく踊れればいいかなと思っていたけど
習っているうちにはまってきていつの間にか競技会に出ていた人もいます。
何を隠そう自分も最初は
「ダンス部か〜えらい所に捕まってしまった…」
とどうやって部活を辞めるかを考える毎日でした。
でもそのきっかけを探っている間になんとなく楽しくなり
気づいたら一生懸命練習していました。
ダンスの教師になった人はそんな経験を踏んでいる人が多いので
ついついうまくなってほしいという気持ちが強くなります。
でも楽しくないダンスはダンスではないので
習う時は「遠慮しないで」習いたいことを習うべきです。
習いたいことは具体的でなくてOK。
ポイントは1つ
「楽しいか、楽しくないか。」(←ROLANDさん風に)
そうすればきっと自分の思うダンスになっていくと思います。
ダンスの先生はきっと話を聞いてくれるはずです。
いい先生ならどんな方でも目的に合わせて
楽しくレッスンしてくれるはずだと思います。
自分もそうあるために日々練習と研究をしています。
もしいまダンスが少し楽しくない人は
ちょっとそんなことも考えてみてはいかがでしょうか?
〜まとめ〜『楽しいダンスはいいダンス。楽しいレッスンはいいレッスン』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら