
こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのSebastian Dumitruが撮影した写真のSebastian Dumitruが撮影したイラスト素材

ボールルームではふたりの人間が
手を繋いで踊ります。
ラテンもそうですが、ボールルームでは
ボディがくっついたまま踊るので
ふたりのボディが一体になっているといえるでしょう。
このときのバランスはひとりで立っている時と
大きく違う感覚があります。
今日はボールルームにおいて
ふたりで組んで立った時のバランスの取り方について
僕なりにお話しします。
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バランスとは?
UnsplashのPiret Ilverが撮影した写真のPiret Ilverが撮影したイラスト素材

まずバランスという言葉について
一度確認しておきましょう。
社交ダンスの世界では「バランス」という言葉は
非常に多用されています。
ただ僕個人の感覚として
多くの場合本来とは違う意味になっているように思います。
間違っているとまでは言いませんが
誤解を招きやすい使い方をしているケースが多くあります。
バランス=グラグラしない
というのは間違っているというか観点が違うと思います。
バランスとは釣り合いのことです。
やじろべえが左右に揺れながら
倒れないでいる状態はバランスがある状態です。
つまりバランスが良ければ立つこと”も”できますが
グラグラしているからバランスが悪いかというと
そうでもありません。
またグラグラと揺れていないからバランスがいいかというと
それもまた一概には言えないでしょう。
木の棒などを地面に差し込めば、バランスは悪くても倒れることはありません。
もちろんダンスにおいて、床に突き刺さっていることはないでしょうが
揺れることがないように努力することは
バランスが良くなることとは違うということです。
まずは「バランス=釣り合い」ということを
確認しておきましょう。
ひとりでのバランス
UnsplashのLoic Lerayが撮影した写真のLoic Lerayが撮影したイラスト素材

ではまずひとりで立っている時のバランスです。
ボールルームで2人で組んで立つにしても
まずはひとりで立てなければ話は始まりません。
ひとりで立つ時は自分の重心のみを考えればいいでしょう。
人間の体はほぼ棒状なので
垂直に立つことが最初に必要です。
次にその垂直を足の上に乗せることが
立つための条件となるでしょう。
足(脚)は体の中心にはありません。
もしあなたが唐傘お化けなら
中心に足があると思います。
この時は非常にラッキーで
体と脚がそのまま一直線になるため
バランスをとって立つことができると思います。
ただそうでない場合脚は通常真ん中ではなく
左右にずれた位置から生えています。
そのため真っ直ぐなボディのままだと
重心と脚が一致しません。
左足に乗る時は少し左に、右足に乗る時は右に
何かしらの方法で重心をずらす必要があるのです。
同じようにまっすぐ立っている感じがしても
実は少しだけ体の形が変わるのです。
どう変わるかはやり方によって違います。
人やそのダンスレベル、場面によっていろいろあるでしょう。
しかし何かしらの変化があるということを
まず覚えておきましょう。
ふたりでのバランス
UnsplashのPriscilla Du Preez 🇨🇦が撮影した写真のPriscilla Du Preez 🇨🇦が撮影したイラスト素材

さらにこれがふたりで組んだ時は
相手の体重も加算されます。
ボールルームでは多くの場面でパートナーが
自分の右側にずれて立っています。
そのため通常一人分の体重が自分の右側に追加された感じになるのです。
もちろん相手も自分で立っているので
体重が丸ごとかかるわけではありません。
初心者のうちは非常に近くで
ふたりがそれぞれ立っている状態で踊るでしょう。
このときはふたりで踊っていても
ひとりで立っているバランスとほとんど変わりません。
これがベースとなります。
そこから中級→上級となっていくにつれて
より大きく、あるいはスピードをかけたり
回転が増えてくるためそのままでは限界があります。
そこで相手の体重を利用するという状態が
必要となってくるのです。
このとき自分だけでなく相手の体重を意識して
その上でバランスを取るという感が方が
大切になってくるのだと思います。
具体的には左右の重さに関して
右側の方が重い状態でまっすぐ立つということです。
通常人間は概ね左右の重さが同じと言えるでしょう。
もちろん内臓なども左右非対称ですし
体のパーツも左右全く対称ではありません。
とはいえ社交ダンスレベルで言えば
左右同じと考えていいくらいの違いです。
普段の生活でも左右の重さの違いを感じながら生活している人は
ほぼいないと思います。
ボールルームではこれが大きく変わります。
ここが理解できるとボールルームもぐっと踊りやすくなると思います。
ふたりのバランスを感じる方法
UnsplashのSteve A Johnsonが撮影した写真のSteve A Johnsonが撮影したイラスト素材

ダンスで組んでいるとそのバランスの違いを感じることは
なかなか難しいでしょう。
どんな感じかをイメージするために
ひとつの方法をご紹介します。
まず1~2kgくらいのおもりを用意します。
ダンベルなどでもいいですが
ペットボトルや荷物などなんでもOKです。
片手で無理なく持てる範囲で、
ある程度重みを感じるくらいの物を用意して下さい。
これを右手で持って右腕を横に伸ばします。
そうするとちょっと右に倒れそうになると思います。
これがボールルームにおけるバランスのイメージです。
少し感じることができるようになったら
おもりを持ったまま実際にホールドの形に腕を作り
踊ってみるといいでしょう。
このとき男性は一般的に力もある上に
右腕は曲がっているのである程度重くても大丈夫でしょう。
女性役は右腕が伸びた形なので、
シャドウする時は500mlのペットボトルくらいの方がいいかもしれません。
筋トレではないので、重くしても踊りは良くなりません。
あくまでも重さを感じるくらいで十分です。
このまま踊る練習をすると
相手の重さを感じた状態に似ているので
姿勢や形のいい状態も想像しやすくなると思います。
〜まとめ〜『相手の重さも感じるのがボールルームのバランス』
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