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おしらせ
南郷スクール水曜サークルでは初めてのウィンナーワルツ講座を開催します。
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こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのAkshay Chauhanが撮影した写真
スタンダードではボディがコンタクトして踊ります。
コンタクトとは触れていることです。
この時どれくらいの圧力がかかるのが
一番いいのかは皆さん悩む部分かもしれません。
ずれないように強く押す方がいい?
動きやすいように軽く触れるくらいがいい?
今日はコンタクトする時の
お互いの圧力について僕なりにお話しします。
圧力はひとによる
UnsplashのPineapple Supply Co.が撮影した写真
ロンドン留学しているときに
リチャード先生のレッスンでこの話題になりました。
どれくらいがいいのかを聞くと
リチャード先生はわかりやすくこう教えてくれました。
「強さは人によって違う。自分が踊りやすいようにするのがいい」
リチャード先生が習っていたある先生は圧力が6くらい合ったそうです。
いきなり6と言われてもわからないと思いますが、
可能な限り強く押し付ける感じです。
実際にやってもらいましたが、かなり強くグッと押し付ける感じす。
リチャード先生がレッスンでその先生に習ったときには
スリーステップなどで前進できなかったと笑っていました。
また別の先生に習った時は
圧力が0(ゼロ)だったと言います。
組んでも触れているのかどうかわからないくらいですが、
動くとスーッと軽く動くそうです。
まるで超伝導みたいです。
このどちらがいいかは人によりますが、
おすすめは1〜2くらいがいいと言っていました。
触れていることは感じるけど
できるだけ軽い方がいいと言うことです。
僕もこの意見を取り入れて踊っているので
割と軽く、でも確実に触れている状態を保っているつもりです。
ただここはカップルの踊っていくスタイルや
技術にもよるのでどれくらいがいいかは
自分で探すのがいいと思います。
目安としては以下のようなことが言えるでしょう。
圧力が少ない→動きやすいけど、離れやすい
圧力が強い→離れにくいけど、動きにくい
どちらも一長一短で離れることと、動きやすさはトレードオフになります。
どこかに損益分岐点があるので
探してみるしかないでしょう。
注意点2つ
UnsplashのDiana Polekhinaが撮影した写真
このコンタクトにも注意点があります。
ひとつはどんな圧力でもいいですが、
一度決めて踊り始めたらできるだけ変えないことです。
コンタクトの圧力が強くなったり弱くなったり変化すると
どうしても踊りが不安定になります。
タンゴなどで和zと強くしたりすることはありますが、
圧力を変えないことでコンタクト、つまり連絡を保っているので
不用意に強さが変わるとうまく踊りを合わせることができないです。
もうひとつはマイナスにならないことです。
コンタクトの圧力は0〜プラス方向にあります。
マイナス、つまり引っ張り合うことはできません。
ボディが弾く方向に力が入ってしまうと
当然ボディは離れてしまいます。
実際はその分離れないように腕に余計な力が入り
固くなってしまうでしょう。
そうするとキツく感じるためさらに離れようとする力が
入ってしまうでしょう。
ボディは必ず相手の方に少し押すように意識することで
マイナスになることを防げるでしょう。
ボディコンタクトでハーモニーを
UnsplashのPriscilla Du Preez 🇨🇦が撮影した写真
ボディがしっかりと合っていると
ダンスのハーモニーがよくなります。
これは手で練習するとわかります
お互いに向かい合って手のひらを合わせてみましょう。
そのまま片方が手のひらと同じ平面を動かし
もうひとりがそれについていくゲームをしてみます。
最初は手のひらを1mm離した状態でやってみます。
次に少し押し合った状態で同じようにやってみましょう。
どちらが簡単でしたか?
少し押し合った方が断然やりやすいと思います。
このとき押す力を変えながら
何回かやってみましょう。
一番動きやすく気持ちがいいところが
そのふたりのちょうどいいボディの圧力になるでしょう。
手で押し合った力と同じくらいの圧力を
ボディに感じて踊るとすいすい気持ちよく踊れると思います。
〜まとめ〜『ボディの圧力は1〜2くらいから始めてみよう。』
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