《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《体の使い方》ひざを曲げるとは 【ひざを曲げると一言で言うけど、めっちゃ複雑】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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スタンダードを踊る時には

ひざを曲げることが多いと思います。

 

レッスンでももっとひざを曲げてとか

習ったことがある人も多いと思います。

 

しかしひざを曲げたときに

お尻が引けたり、体が後ろに倒れたりして

姿勢が崩れてしまう人も多いのではないでしょうか?

 

今日はひざを曲げた時に姿勢が崩れないコツを

僕なりにお話しします。

 

ひざを曲げるとは?

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まずひざを曲げるということは

どういうことかを確認しておきます。

 

ひざはみなさんご存知でしょうが

ももとすねの間にある関節です。

 

曲がり方としては蝶番のように

一方向に曲がります。

 

後ろ側(ももの裏とふくらはぎの方)がくっつくように

曲がっていきます。

 

つまり立っている状態で「ひざを曲げる」と

ひざから上が後ろに倒れていくということです。

 

そうマトリックスのように。

 

社交ダンスではひざを曲げる、ひざを使ってと

「ひざ」のことだけを言われることが多いと思います。

 

しかしひざだけを曲げたら必ず後ろに倒れるので

 

「ひざを曲げる ≠ ひざだけを曲げる」

 

ということを押さえておきましょう。

 

脚の関節は一緒に使う

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脚にはひざ以外にもふたつの関節があります。

 

・股関節

 

・足首

 

です。

 

足の指の付け根も大事ですが、

今回は少し話の幅が広がりすぎるので

割愛します。

 

さて股関節と足首の共通点は

ひざとは逆に前側がくっつくような方向に

曲がるということです。

 

股関節を曲げる動作は

お辞儀をするような動きになります。

 

足首を曲げると体全体が

前に傾斜します。

 

マイケルジャクソンの0(ゼロ)グラビディのような

動きになります。

youtu.be

 

動きに違いはありますが、

前に傾くことがわかると思います。

 

ひざを曲げると後ろに倒れたので

うまく組み合わせることで

姿勢を保ってひざを曲げることができます。

 

 

ひざ+足首=前進

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まずひざと足首を

一緒に曲げた時を考えてみましょう。

 

足首を曲げると全景になりますが、

それに合わせてひざを曲げることで

ひざから上を垂直に保つことができます。

 

体全体としては前に進んでいると思います。

 

つまりひざを曲げる時に足首を一緒に曲げることで

前進することができるということです。

 

 

ひざ+股関節=後退

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では股関節を曲げる時にひざも曲げると

どうなるでしょうか。

 

股関節を曲げるとお辞儀をするような姿勢になります。

 

ここからひざを曲げると

ももが水平に近づき体は起き上がってきます。

 

こうなると椅子に腰掛けるときのような

動きになると思います。

 

股関節の曲げ具合に合わせてひざを曲げることで

体を垂直に保ったまま後ろに進むことになります。

 

まとめるとひざと股関節をまげると後退するということになります。


 

ひざ+足首+股関節=??

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ではひざ、足首、股関節を一緒に曲げると

何が起こるでしょうか。

 

3つの関節の曲げ具合を合わせると

体は垂直でその場にいるまま下に降りることができます。

 

足首は前進、股関節は後退なので

両方を一緒に行うと±0になりその場に居続けることになります。

 

これがロアというまっすぐその場に降りる動作になります。

 

最初にお話しした姿勢が崩れる人は

この足首、ひざ、股関節の動きのバランスが合っていないのだと思います。

 

練習としては鏡の前で横向きに立ち

体の角度を確認しながら脚の関節を曲げる練習を

するといいとおもます。

 

たくさん曲げる必要はありません。

 

ただ背骨がまっすぐのまま

上下できるように意識することで

足首や股関節とひざの動きがあってくると思います。

 

ある程度まっすぐ降りたとところから

足首をとひざをさらに曲げれば前進に

股関節とひざを曲げれば後退になります。

 

あとはタイミングを見計らって

ひざを伸ばせば床を押して大きく動くことができます。

 

送り出す部分はまた別の機会にお話しします。

 

今日はひざを曲げるとは何かについて

少し考えてみました。

 

ロアをした時などに姿勢が崩れる人は

チェックしてみてください。

 

〜まとめ〜『ひざはひざだけで働くわけではない。』

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