《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《社交ダンスLab》フットワークを無意味に細かく解説 【前進後退を一歩ずつしただけで疲労困憊…】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

f:id:tatsushi_miyake:20211229122011j:plain



スタンダードを踊る時には

フットワークが大事と言われています。

 

フットワークと言っても意味は色々ありますが、

今回は脚も含めて足の裏と足の指に関して

必要以上に細かくお話ししていきます。

 

ほぼ趣味の域なので

気軽に聴いてください。

 

 

やっぱり基本は『前進と後退』

f:id:tatsushi_miyake:20211229122031j:plain

フットワークと聞くと

足を床に置く時に

どこから着くかのことだと思っていませんか?

 

もちろんそれもフットワークの一部です。

 

しかしそれ以上に床の押し方

床からの離れ方がとても重要です。

 

まずはスタンダードの基本

前進と後退から考えてみましょう。

 

全てのダンスで出てくる動きです。

 

またほとんどのフィガーは

前進後退から始まるので

避けては通れないと思います。

 

回転などがうまくいかない人の

80%くらいはその前の前進後退が

うまくいっていないように感じます。

 

では始めましょう。

 

前進は指先の使い方がポイント

f:id:tatsushi_miyake:20211229122149j:plain

前進する時はまず片足に立ちます。

 

今回は止まっているところから考えることにするので

体重はボールのあたりに乗せておいてください。

 

体はまっすぐな姿勢で立ってください。

 

そこからまず立っている足で送り出すための準備をします。

 

前進する時は最終的に足のつま先で蹴り出すので

足首が伸びるともいます。

 

その準備ということは足首を曲げていきます。

 

このときに自然にしていると

体重が前に進んでつま先を超えてしまうと思います。

 

つま先を体重が超えると前に進み始めてしまうので

同時にひざと股関節を曲げることで

体重を後ろに動かします。

 

足首が十分に曲がった時つまり踵が上がる寸前に

体重はかかとに乗るくらいの位置がいいと思います。

 

そこからさらに足首を曲げるイメージで動かすことで

かかとが上がり体(体重)が前に進み始めます。

 

体重が立っている足のボールに来た時に

反対の脚が前に伸びて床に触れている部分が

つま先から踵に変わり始めます。

 

この状態がみんな大好き中間バランスといわれる部分だと思います。

 

中間バランスってあんまりよくわからないけど。

 

そこから立っている足(送り足)の足首が伸びながら

指の付け根を曲げていきます。

 

これにより足の裏が立ちががってきて

指と足の裏が直角になる感じまで

曲げていきましょう。

 

この時にまだ前に出した足には乗っていません。

 

つま先が限界まで曲がったら

次は足の指の付け根が伸びていきます。

 

足の裏に力を入れていくことで

指の曲がりがなくなってき

体がさらに前に進みます。

 

このの段階に入ると体重は支えられないので

空中に飛び出すような感じで

進んでいきます。

 

ボディスピードが一番加速される部分で

見た目にもアクセントがつく重要な部分だと思います。

 

足の指が伸び切った次の瞬間に

前に出した足のかかとで体重を受け止めます。

 

次に足首を伸ばしてつま先を床に下ろします。

そこから足首を少しずつ曲げながら徐々に体重を

かかとからボールまでの間で受け止めて

安定して立ちます。

 

後ろの足はひざと股関節を緩めて

回収し体の下まで引き寄せます。

 

後ろの足が体の下までくると

体重は前に出した足のボールのあたりに来て

1歩が終わります。

 

はぁ〜…お疲れ様でした。

 

 

後退は1回前に出てから

f:id:tatsushi_miyake:20211229122212j:plain

続いて後退です。

 

後退する時もまずは片足に立ち

姿勢をまっすぐにします。

 

体重の乗っている位置はボールにしておきましょう。

 

そこから反対の足を後ろに出しながら

体重のある足の足首を曲げて少し前に進むようにします。

 

これは後退する時は先に足を出さないといけなののですが、

足を後ろに出すと脚の重さで体重が後ろに動いてしまいます。

 

それを防ぐために足を出すのと同時に

体を前に進めるように足首を曲げるのです。

 

この曲げ方は前進の時と同じでいいと思います。

 

後ろの足は股関節、ひざ、足首、つま先が

綺麗なカーブを描くように伸ばすことが大事です。

 

ただ直線にするとスタンダードでは伸ばしすぎです。

 

体重移動がスムーズにいくように

ある程度力を抜いて柔らかなカーブをイメージしてください。

 

漢字の木とかのはらいのような感じです。

 

十分に後ろ脚が伸びたら

体重のある足の足首を伸ばしていきます。

 

いま少し前進の動作をしていたので

足首は十分に曲がり、体重はボールにあると思います。

 

足首を伸ばすことで体は後ろに進み始めると思います。

 

ただなるべくボールは床につけておいて

足首がゆっくりと伸びるようにしてください。

 

足首が直角になった時くらいに

体重がかかとに乗ると思います。

 

このあたりから後ろの足の指の付け根が曲がり始め

体重を支える準備が始まります。

 

体重のある足の足首が90度を超えて伸びていくと

体がかかとの上を越えて後ろに進みます。

 

このときに自然につま先が上がりかかとのへりに

体重がかかると思います。

 

また後ろの足の指の付け根はしっかりと曲がり

ボールで体重を受け止めた状態になると思います。

 

これがみんな大好き中間バランスと言われる状態だと思います。

 

そこから後ろの足のかかとをゆっくりと下ろしながら

前の足の床に触れている部分をかかとからつま先に戻します。

 

前の足がつま先になるのと後ろ足のかかとが床につくのが

大体同じくらいのタイミングになると思います。

 

でもかかとをついたからと言って

かかとに乗るわけではありません。

 

体重はできるだけボールに保ちながら

ゆっくりとかかとを下ろすのがポイントです。

 

そしてつま先を滑らせながら徐々に体の下に移動してきて

最終的に体の下に収納して1歩が終わります。

 

う〜ん、めんどくさい。

 

そんなこと考えてるの?→NO!

f:id:tatsushi_miyake:20211229122248j:plain

じゃあ僕は踊る時にそんなことを考えているのか?

 

答えはNoです。

 

こんなこと考えてたら踊れるわけがありません。

 

でも一応僕の中ではこのような仕組みで動いているということを理解して

踊っているということです。

 

なので少なくとも1回はこんなことを考えながら

踊ったことがあるということでもあります。

 

たぶん1回どころか何千回もやっていると思います。

 

そしてなるべく体に覚えてもらって

実際に踊るときはそんなことを考えなくても

踊れるようになればと思っています。

 

というわけで今日も練習練習…

 

〜まとめ〜『フットワークって細かくすると、なんぼでも細かくなる。』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

 

 

 

 

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング