《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《頭の使い方》クイックになると頭が追いつかない人は 【考えるスピードは鍛えられない】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。



クイックステップは音楽も速く軽快なダンスです。

 

でもステップが追いつかない人も

いるかもしれません。

 

今日はクイックステップで音楽に間に合わない理由と

その解決法を僕なりにお話しします。

 

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頭の回転速度はかわらない



まずクイックに限らず音楽に合わない人で

ゆっくりやってもできない人は

まずしっかりとステップを覚えましょう。

 

音楽に合わせずにゆっくりと踊ることで

覚えるのが早くなると思います。

 

ゆっくりならできるけど音楽に合わない人は

考えるタイミングが遅いのだと思います。

 

人間は脳で考えてから行動するまでに

多少のタイムラグがあります。

 

これはダンスでも、もちろん同じだと思います。

 

なので「足を揃えるぞ。」と思ってから

実際に揃え始めるまでに少し時間がかかるということです。

 

さらに揃える動作自体にも時間がかかるので

最終的に足が揃うのは考えてから

それなりに時間が経ってからということになります。

 

この時間は種目や音楽の速さには関係なく

人間として決まった時間があります。

 

ワルツとクイックのナチュラルターンを比べてみましょう。

 

足の運びはどちらも同じです。(前半の3歩で)

 

ワルツならゆっくりなので2歩目を横に開いてから

足を揃えようと思っても十分に間に合うかもしれません。

 

でもクイックステップになったら

同じように2歩目の後から考えたら

揃える前に次の動きを始める時間になってしまいます。

 

同じ時間たとえば1秒でもワルツとクイックステップでは

歩数も移動距離も違うということです。

 

なので足を揃える1秒前にどこにいるかは

ワルツよりもクイックの方がより手前にいるということです。

 

これがどれくらいなのかは人によって違うと思いますが、

ワルツよりももっと前から準備する必要があるということです。

 

頭が考えられる量も変わらない



また頭の中で処理できる情報量も

大きく変わりません。

 

クイックステップになると処理能力が上がるという人は

まさに奇跡の人です。

 

理論上は同じでも時間が短いので

実際に考えることができる量は減ると思います。

 

なのでクイックステップでは注意するポイントも

少なくなるということです。

 

これは適当に踊っていいということではなく

ポイントを絞っていくということです。

 

カウントSが続くところはそうでもないですが、

Qや&が多くはいるところなどは

ある程度まとめて考えるのがいいと思います。

 

実際にクイックのバリエーションは

ワルツなどに比べて構造が簡単であることが多いです。

 

(これは踊るのが簡単ということを意味していません。)

 

あまりにも複雑な構造はクイックの速さでは

脳が追いつかないということです。

 

もちろん練習することでだんだん早く考えられるようにはなりますが、

ワルツやスローよりも頭の中の準備を早くする(「速くする」ではない)ことが

とても大切だと思います。

 

ルーティーンのあらすじ

そのためには自分の踊るルーティーンの

あらすじを考えてみましょう。

 

本の内容や映画でもあらすじといって

大体の流れを記したものがあります。

 

これで大体の話はわかります。

 

ダンスでもこのイメージがあります。

 

同じ動きでもワルツやスローなら

本文通りに踊れます。

 

でもクイックの時はそれでは追いつきません。

 

そのためあらすじを利用して踊るのです。

 

そうすることで文字数つまり処理する情報が減るため

頭の回転が音楽に追いつくのです。

 

クイックステップが追いつかない人は

一度自分のルーティーンあらすじを

書いてみるのもいいと思います。

 

〜まとめ〜『頭の回転は速くならない』

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