《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《姿勢》きれいな姿勢ってどうやって作る? 【昔から言われている言葉の意味と誤解するポイント】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Levi Elizagaが撮影した写真

 

社交ダンスではきれいな姿勢が必須です。

 

このきれいな姿勢というのが意外と曲者です。

 

とくに「胸を張る」というものが

なかなかうまくできない部分でしょう。

 

僕も胸を張るイメージがうまくできずに

結構悩みました。

 

今日はこの「胸を張る」について

僕なりにお話しします。

 

 

きれいな姿勢といえば


Unsplash
David Hofmannが撮影した写真

 

まずダンス以外でもきれいな姿勢といえば

こんな言葉があると思います。

 

・胸を張る

 

・あごを引く

 

・背筋を伸ばす

 

などです。

 

たしかに昭和の兵隊さんなどは

そんな姿勢を見たこともあります。

 

ただなんとなく窮屈そうに見えますし

ダンスとはちょっと違う感じがします。

 

ただ日本では小学校などでさっきのように注意されるので

どうしてもそういう感じの窮屈な姿勢が

いい姿勢として根付いているのでしょう。

 

しかし個人的にはこの「胸を張る」「あごを引く」「背筋を伸ばす」が

ちょっと正しいけれど誤解を生むのかなと思っています。

 

僕が考える基本のきれいな姿勢


Unsplash
Dave Hoeflerが撮影した写真

 

僕が現在考える正しい姿勢は

体の各部分の中心が垂直に重なっている状態です。

 

前から見たら鼻(頭の中心)、みぞおち(上半身の中心)

へそ(腰の中心)両足の間が垂直になります。

 

また横から見たら耳の穴(頭の中心)、肩の真ん中(上半身の中心)

股関節(腰の中心)くるぶし(足首の中心)が垂直に並びます。

 

これにより体の各部分も中心が揃うため

基本的なまっすぐなきれいな姿勢ができると思います。

 

前から見たものは鏡でチェックできますが、

横からのは少し難しいかもしれません。

 

お友達などと一緒にチェックしてもらうといいともいます。

 

3つのワードは間違っているのか?


Unsplash
Romain Vignesが撮影した写真

 

では「胸を張る」「あごを引く」「背筋を伸ばす」という

3つの言葉は間違っているのでしょうか?

 

僕はそうは思いません。

 

誤解を生みやすいとは思いますが、

正しく理解すればきれいな姿勢を作るために

役立つと思います。

 

(1)「胸を張る」→肩を後ろに引く

胸を張るのは猫背を直す意味があると思います。

 

これは他のふたつにもあると思いますが、

きれいではない姿勢は猫背に見える姿勢です。

 

このとき胸は凹んで下向きになっていると思います。

 

これをなおすために胸を膨らますようにすることを

「胸を張る」というのでしょう。

 

ただ実際に胸はろっ骨の形にしかならないので

胸自体は張ったり膨らますことは

ほとんどできません。

 

ただ胸が前にあるように見せることはできます。

 

そのためには肩を後ろに引くことが効果的です。

 

肩が前にある、いわゆる巻き肩になると

姿勢は悪く見えると思います。

 

これに対して肩が後ろにあれば

相対的に胸が前にくるので膨らんで見えるとおもます。

 

とくに胸はバストではなくデコルテ(鎖骨と乳首の間の部分)を

上に向けるようにするときれいな見た目になると思います。

 

胸を張ってと言われたらこのデコルテあたりを意識してみてください。

 

 

(2)「あごを引く」→首の後ろを曲げる

続いてあごを引くです

 

これも猫背になると頭が前に出るために

あごを引くと言われるのだと思います。

 

ただ日本語であごというと

口の下、下あごの中心あたりを示していることが多いと思います。

 

そのため首が前に曲がり

苦しい姿勢になるのだと思います。

 

あごを引くの「あご」は上あごつまり頭蓋骨全体です。

 

これを後ろに引くということは

後頭部を後ろに動かすことになります。

 

ポニーテールの結び目を後ろに軽く引くと

頭が後ろに動いて首の後ろが曲がります。

 

そして顔は少し上に向くように動くと思います。

 

これが社交ダンスのあごを引いた状態です。

 

いわゆるあごはむしろ少し前に出ている感じかもしれません。

 

これにより頭の中心、耳の穴が首や上半身の中心と重なり

まっすぐに頭の重さを支えることができます。

 

 

(3)「背筋を伸ばす」→背筋(はいきん)を縮める

最後は背筋を伸ばすです。

 

伸ばすという言葉には2つの意味があります。

 

ひとつはゴム紐のように長さが長くなるようなこと、

もうひとつは折れ曲がっているものが直線に近くなることです。

 

ゴム紐が伸びる時は全体の長さが長くなりますが、

もう一つの意味では直線上になるだけで長さは変わりません。

 

背筋を伸ばすときは2つ目の意味になります。

 

これを一つ目のように思うと背筋(はいきん)がのびてしまうため

猫背になり「背筋(せすじ)を伸ばして!」といわれて混乱します。

 

背筋(せすじ)を伸ばすためには背筋(はいきん)を縮めます。

 

ヤヤコシイ!

 

背筋(はいきん)を縮めることで背骨を直線に近くして

まっすぐな姿勢つまり背筋(せすじ)を伸ばすことができると思います。

 

かっこいいかどうかが大事


Unsplash
Petrebelsが撮影した写真

 

ここまでいろいろ話してきましたが、

ぶっちゃけぱっと見でかっこいいかどうかが

重要です。

 

どんなに西勢に対して気をつけても

カッコ悪かったらダメです。

 

上手な人の姿勢は

単純にかっこいいです。

 

それを分析すれば重心が〜、ボディの絞りが〜と

いろいろ理由はあります。

 

でも第一印象がかっこいいことが重要です。

 

鏡をよくみてかっこいいかどうを

チェックするのが一番いいかもしれません。

 

〜まとめ〜『きれいな姿勢はナルシスト目線が必要かも』

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