こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのFoto Sushiが撮影した写真
スタンダードを踊る時は顔の向きがある程度決まっています。
通常は少し左をむていますが、
たまに右を向くときもあります。
今日は顔の向きについて
僕なりにお話しします。
右と左の基準
UnsplashのChristian J.が撮影した写真
まず左を向く時についてお話しします。
左と言っても好きなところを見ていいわけではありません。
通常は自分の左ひじと相手の頭の間くらいをみるのが
一番いいと思います。
これは男性も女性も同じです。
男性の場合は左手が立っているので
左手と相手の頭の間と思ってもいいです。
こうするとちょうど窓のように四角い部分ができるでしょう。
そこの真ん中から外を見るようにすると
綺麗に見えて、バランスも良くなります。
女性は左手が相手の腕に乗っているので
ちょっと想像力が必要になります。
男性の右腕の上に置いている自分の左手首の少し上くらいが
ちょうどいいところになると思います。
最初慣れないうちは左の手首の少し上を通るように見ると
比較的うまくいくと思います。
右を向く時は左とは少し異なります。
女性の場合は自分の右手首のちょっと外側くらいから見る感じになります。
基本の左向きに比べて右は結構横を向く感じになるでしょう。
男性も自分の右ひじの上を通して遠くを見るようにすると
割合綺麗な右向きになると思います。
とくに男性の右向きは最近（といってもここ10年くらい）出てきた技術で
以前はあまり右を向きませんでした。
僕が初めてダンスを習ったころ、つまり30年前くらいは
ワルツのナチュラルターンをしても左向きのまま踊っていた気がします。
いまからすると隔世の感がありますが、
それだけ踊り方が変わってきているということだと思います。
ただ左に対して右を向く時は男性も女性も
大きく右に傾いたり、ポジションが大きく変わっていることが多いので
左向きよりもしっかりと回転して向くことになります。
左もノーマル左とスーパー左がある
UnsplashのSamuel Dixonが撮影した写真
左向きには通常の左向きよりも多く左に向く場合があります。
スウェーが多く左にかかった時や、ラインフィガーで大きなラインを出す時などです。
このときは右向きと同様に左ひじの上あたりまで
顔を左に向けて踊ります。
これはスーパー左向きと言います。
うそです。
言いません。
でも通常の左寄り大きく左に向くことは
あるということを覚えておくとより自由に踊ることができると思います。
顔の向きは７つの方向
現在はさらに考え方が進んできて
よりシステム的に捉えられています。
顔の向きを次の７つに分類します。
左真横 左45度 少し左 真正面 少し右 右45度 右真横
このうち真正面はかなり特別な場合のみ使うので
基本的には左右の6つの方向のどれかを使います。
先ほどまでで説明したものは
ノーマル左→左45度
スーパー左→左真横
右→右真横
となります。
この３種類が一番頻繁に使われると思います。
あとは動きの中で様々な方向が使われるということです。
自分の向きたい方向に向けばいい
UnsplashのGeorge Bakosが撮影した写真
じゃあ結局どっちを向くのがいいのかと言えば
自分が向きたい方向を向けばいいと思います。
かならずこっちを向かなければいけないとか
こっちを向いたらルール違反とかはないということです。
ただスタンダードではふたりで組んで踊るため
上級になればなるほどお互いの体重を使いあって
踊ることになるでしょう。
その際に顔の向きも重心やバランスをコントロールする上で
重要な要素になります。
顔の向きはスタンダードにおいて
相手とコンタクトしていないためかなり自由に使える
数少ない部分です。
そういう意味では向きがどうこうというより
頭の重さ（ヘッドウェイト）の利用という話に
なってくるのかもしれません。
〜まとめ〜『まずは基本の3つの方向を覚える。普通左、左真横、右真横』
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