《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差の悩み》タンゴが苦手

  

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

f:id:tatsushi_miyake:20200722123848p:plain

身長差カップルはだいたい男性が

大きいことが多いです。

 

大きい人に共通する悩みの一つに

タンゴが苦手というものがあると思います。

 

もちろん全員ではないと思いますが

素早い動きが苦手な人は多いと思います。

 

(好き嫌いとは別に)

 

ぼくもず~っとタンゴは苦手で

あまり好きになれなかったです。

 

ただ後半は得意とは言わないですが

苦手意識はだいぶ減らすことが出来ました。

 

なぜ背が高い人はタンゴが苦手なのか、

僕がどうやって克服したかを

ご紹介します。

 

・背の高い人はなぜタンゴが苦手なのか・

大きく分けてふたつの理由があると思います。

 

(1)ホールドが合いにくい

タンゴのホールドは女性の腕が男性の腕に

絡むようなスタイルです。

 

男性の腕が高いと女性は絡めにくく

左手がずれやすくなります。

 

また男性も右手が深く入るので

右肩が上がるリスクが増えます。

 

そこでホールドが崩れやすくなるので

踊るときもうまくいかないことが多くなると思います。

 

これに関してはこちらに

解決のヒントがあります。

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

(2)長いものは素早く動けない?!

もうひとつは背が高い人は素早く動けないという

取り付く島のない結論です。

 

これはゴルフや野球など棒を振ることを

考えてみましょう。

 

たとえば1mくらいの棒を振り回すときは

そんなに力を入れなくても

しゅっと回すことが出来そうです。

 

でも物干し竿のように

5mくらいの長い棒をふりまわすときは

ゆっくりとしか振れなそうです。

 

重さが同じくらいでもなんか

ふわ~っとしか回せないような気がしませんか。

 

これは物理の法則で正しいです。

 

長いものを回すのはすごく力がいるのです。

 

くわしく説明すると長くなるので

省略しますが長い棒は回転しにくいと

理解してください。

 

詳しく知りたい人はこちら

力のモーメント ■わかりやすい高校物理の部屋■

 

さて本題です。

 

タンゴにおいて素早い動きは回転で行うことが多いです。

 

背の高い人は腕もそれなりに長くなるので

回転するときに長い棒を回していることになります

 

でも背が高くても筋力がその分あるわけではありません。

 

大人だったら力は同じくらいだと思います。

 

すると、当然背の高い人は回転が遅くなるのです。

 

また背が高い分重心も高く軸がぶれる幅も大きいです。

 

そうするとさらに回転がうまくいかなくなるのです。

 

また身長差があると相手は素早く回れるので

そこにタイミングのずれが起きてトラブルになることもあります。

 

これを根本的に解決するには

 

・腕を短くする

 

・筋力をつける

 

・フィガーで調整する

 

しかありません。

 

でも腕を短くするというのは

ひじを下げるということなので

現代のダンスに逆行してしまいます。

 

なので選択してはいけません。

 

筋トレをして力を増やすのも有効です。

 

とくに競技ダンスを目指す方は

これによりぐっと良くなります。

 

いちばん簡単なのはフィガーの調整です。

 

自分に合ったバリエーションで踊ることで

無理な負担をかけずにスピード感を出すことが出来ます。

 

背が高くてもキレのあるタンゴを踊る人は

たくさんいます。

 

日本人なら橋本・恩田組は素晴らしいです。

 

ぜひYoutubeで検索して

みて下さい。

 

~まとめ~『背が高い人はタンゴの見せ方に工夫が必要。』

 

関連記事

jumbo-miyake.hatenablog.com

  

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング