こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
身長差があっても、競技会やデモで
とてもきれいに見えるカップルは
たくさんいます。
僕も背が高いので、
競技会や生徒の皆様と踊った
デモンストレーションなどでは
いろんなことを考えてやっています。
どうすれば、身長差があっても
きれいに見えるかを今日は
一緒に考えていきましょう。
身長差があるカップルでも、
よく見えるカップルには共通点が
あると思います。
以下のような部分から見てみましょう。
（１）ふたりの顔がよくみえる
社交ダンスでは顔が見えないと
存在感が薄くなり、結果的には良く見えません。
とくに女性の背が低いカップルは
組んだ時に女性の顔が隠れやすいです。
そうすると、男性の背後から見た時に
女性が見えないのでどうしてもよく見えません。
女性の顔が男性の背後から
よく見えるためには
次のふたつの方法が良いと思います。
１．左右のぞれを少し増やす。
つまり横にずれる量を
増やすということです。
そうすると女性は男性の脇から
顔を出すようになります。
これは体を必要以上に伸ばさなくて済むので、
女性は動きやすさが保たれます。
ただ、ホールドが少し崩れやすくなる
可能性があります。
２．男性が少し低くなる。
男性は基本の高さを
少し低くします。
ひざと足首を緩めて
立ちます。
腰から上は変えません。
こうすると、女性は
組みやすくなります。
また横からだけでなく肩の上からも
見えるようになるので、
より自然な見た目になります。
ただ、男性の足には少し負担が
かかるときもあります。
ちなみに僕は２．男性が少し低くなる
という方をメインに採用しています。
（２）身長差を感じさせない。
身長差を少なくするわけではありません。
ですが、身長差を見ている人が
感じにくくすることはできます。
とくにデモンストレーションの
エントリーなどでは大切なことです。
１．同じポーズで立つときに近くに立たない。
近くに立って同じポーズをとると、
当然大きさの差が見えやすくなります。
なので、同じポーズで立つときは
ある程度離れて立つか、
向かい合うなど
同じ方を向かないようにします。
そうすることで全体の見た目の
バランスをとっています。
２．遠近法を利用する
遠近法という言葉を知っていますか。
同じ大きさのものでも
近くにあると大きく見え、
遠くのものは小さく見えることです。
なので、小さい女性が後ろで、
大きい男性が前に立つと、
より身長差が見えてしまいます。
逆に女性を前に、
男性が少し後ろに離れて立つと
身長差は少なく見えます。
その後の流れにもよりますが、
左右が近くても前後に離れることで
写真や動画で正面から撮った映像で
身長差が感じられなくなります。
３．思い切って重なって立つ
エンディングのポーズなどは思い切って
男性の前に女性が来るようにすることもあります。
こうすると、身長差は大きく見えます。
でも女性が小さく見えると
かわいらしく見える効果もあります。
（もちろんみなさんそのままでもかわいいですが…）
その種目や音楽の雰囲気にもよりますが、
最後に女性を包むようなイメージの
エンディングのときはむしろ
身長差がみえると、よくなる時もあります。
以上踊るときに僕が
気を付けているポイントいくつかです。
個人的に一番重要に思っていることは、
「身長差は特徴ではあるけど、
悪ではない。」
ということです。
確かに身長差があるとやりにくいことや、
見栄えが良くないポーズもあります。
でもそれは身長差がないカップルも同じです。
それぞれの特徴を生かし、
踊ることが大切かなと思っています。
みなさんも、身長差を生かして
自分たちしかできないポーズ、
ダンスを作りましょう。
～まとめ～『顔がしっかり見えているかがポイント。あとは工夫。』
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