《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《頭の使い方》自然に踊るは自然に踊れるのか 【自然に踊るためには強い意志が必要かも】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Lukasz Szmigielが撮影した写真

 

ダンスが上手な人はとても自然に動いて見えます。

 

移動、回転、ボディの動きなど

すべてに引っ掛かりがなく無理のない流れを感じます。

 

しかしこの『自然』あるいは『ナチュラル』という言葉には

ちょっと罠も存在します。

 

今日はダンスにおける自然について

僕なりにお話しします。

 

 

「自然」とは?


Unsplash
Dawid Zawiłaが撮影した写真

 

まず自然という言葉の意味を確認しておきましょう。

 

自然|人間の手が加わっていないそのもの本来の状態、本性

 

このような感じで説明されています。

 

ダンスでは人間が行うので人間の手が加わっていないというのは少し違いますが、

無理のないありのままの動きをするということになるでしょう。

 

今回もダンスにおける自然はそんな感じの意味として

お話しして聞きます。

 

自然に見えるのは自然に踊っているのか?


Unsplash
Jonathan Cosens Photographyが撮影した写真

 

先ほど上手に踊っている人は自然に見えると言いましたが、

本当に自然に踊っているでしょうか?

 

たしかにダンスを極めた人やごく一部の天才に聞けば

「うん、自然に踊っているよ」というかもしれません。

 

しかしほとんどの人は「自然に見えるように踊ってる」というのが

本当の部分だと思います。

 

それを毎日毎日繰り返し練習しているので

自分としては自然に感じるくらいかもしれませんが、

やはり意識して行なっているというのが事実でしょう。

 

本来人間は怠惰な生き物です。

 

やらなくていいことはしたくないし、やるべきこともやらない生き物です。

 

ダンスをする時も同じでしょう。

 

姿勢はきれいな方がいいですが、力は抜けてしまうのが普通です。

 

つまり本来ダンスでやってはいけないことの方が

自然なのかもしれません。

 

そのため自然に踊れば自然になると思っていると

ダンサーの自然ではなく生物としての自然に近いてしまうため

うまく踊れないという状態になるでしょう。

 

きれいな姿勢を保つことや、あしを使って踊ることなどは

生物的には自然ではないということです。

 

と、僕は思います。

 

100%意識して踊る


Unsplash
Patrick Robert Doyleが撮影した写真

 

ダンスを踊る時は全ての動作、体の全ての場所を

意識して踊ると思います。

 

前進しようと思うから前進できるし

上を向こうと思うから上を向くわけです。

 

意志のないところに動作はありません。

 

もし意識しないで行動するということは

生物としての自然か、万物の自然に従って踊ることになるでしょう。

 

もしそれが自然というならば全ての人が

すぐに世界チャンピオンのように踊れるということです。

 

そうはならないのは自然では踊れないからということです。

 

自然に踊ることは大事ですが、

それは自然=無意識ではなく「自然に見えるように踊ろうとする意志」が

必要だということです。

 

まずは基本通りに踊ること


Unsplash
Annie Sprattが撮影した写真

 

とはいえなんでも意識すればできるというわけではありません。

 

ひざは前にしか曲がらないし、体が捩れる量も

ある程度決まっています。

 

そのためまずは基本のテクニックをしっかりと覚えることが

自然に踊るための1番の近道です。

 

社交ダンスも長い歴史があるので

なるべく多くの人にとって無理なく踊れる方法が考えられています。

 

特に最近は体の使い方もより詳しくなってきていて

体の構造上無理がない状態で効果的に踊る方法が作られています。

 

そのため基本に従って踊ることを身につけることが

自然に踊るための一番近道だと僕は思います。

 

〜まとめ〜『自然に踊るためには、意志が必要』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング