《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《学生ダンス》北楡杯のこと 【北海道のレベルアップにとても大事なダンスの大会】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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桜も終わり緑が濃くなってきたこの季節に

学生たちは北楡杯(ほくゆはい)という大会を迎えます。

 

この大会はもともと北大のダンス部が主催し

道外から実力なる選手を招待して

開催されていました。

 

現在は多くの学生が東京からだけでなく

全国から集まる大会となりました。

 

今日はこの北楡杯について

思い出しながらお話しします。

 

僕の記憶でお話しするので

間違っていることがあるかもしれませんが、

そのときはすいません。

 

 

もともとは北海道のレベルアップのために

 

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今でこそ北海道からは学生全日本チャンピオンや

団体優勝をしていますが最初の頃は

なかなか東部の学生にはかなわなかったそうです。

 

また北海道はとくに距離的な問題もあり

関東の学生とともに踊り機会もなく

経験不足もあったそうです。

 

そのような中で北大の部員だった武川(たけがわ)さんという方が

全国から素晴らしい学生を北海道に招待し

北海道の選手と同じフロアで踊る大会を

作ったそうです。

 

(そのとき部員だったのかOBだったのかはわかりません)

 

僕も1度お会いしたことがあります。

 

当時北楡杯の賞状には武川さんのハンコも押してあり

それを毎年北大の担当が小樽までもらいに行っていました。

 

当時その係りだったのがO野先輩だったのですが、

学校の試験の関係でいけなくなり

急遽僕がいくことになりました。

 

(試験の時期ではなかったですが、いろいろあるのです)

 

その時にお会いした武川さんは初めて会った僕にも

優しく接してくれてお昼ご飯もご馳走になりました。

 

あの時はごちそうさまでしたm(_ _)m

 

いまは学連が主催になっているようですが、

その精神は受け継がれて今に至っています。

 

昔は1〜2組しか来なかった

 

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僕が現役の頃はスタンダード1組ラテン1組くらいを

招待していました。

 

そのかわり人選はしっかりと行い

大体その夏の全日本ではファイナルに入るようなカップルが

きていたように感じます。

 

北海道の中ではなかなかそのようなカップルと

踊ることはないので学生にとっては

貴重な機会となります。

 

また1年生にとっては初めてみる試合で

全国の学生ダンサーを見る機会ともなっています。

 

それから年月を重ねて現在では

10組以上来る時があり

大変盛り上がっているように感じます。

 

ただ北海道の選手が決勝にいない時もあるので

返り討ちにするように頑張ってほしいです。

 

去年は中止だったが、今年は…

 

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去年は新型コロナの影響で中止になりました。

 

学生たちも去年の後半から徐々に競技会を再開し

感染予防にもとても気を遣って開催しています。

 

その結果北海道だけでなく全国の学生ダンスでは

感染者が多くでたという話は聞きません。

 

今年も5/23つまり今週末に開催を予定していました。

 

ところがこの感染拡大の影響を受け

会場が使えなくなってしまいやむを得ず中止に追い込まれたそうです。

 

学生たちはしっかりと感染対策をしていると思うし

現在は観客も入れていないので開催してもいいと思うのですが。

 

こうやって学生たちはまた踊る機会を奪われていくのでしょう。

 

残念です。

 

4年に一度なのか一生に一度なのか

 

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いま大きなイベントを開催するために

必死になっている一部の人がいます。

 

それは大きなイベントでそれにかけている人

楽しみにしている人も多くいるのもわかります。

 

しかしながら学生ダンサーたちも

それと同じくらい学生ダンスにかけて頑張っていると思います。

 

しかも大学生の部活は卒業するまでの間しかできない

まさに一生に一度のイベントなのです。

 

その大きなイベントと学生の大会の

どちらが大切なのかは客観的には判断できません。

 

でも規模が大きからといって全てに優先されるとは思いません。

 

学生のダンス競技会は現在の状況に合わせて

開催されていると思います。

 

状況に合わないものを開催するために

状況に合わせて工夫してなんとか開催しているものを

中止していくのは全体としていいところが少ない気がします。

 

これは学生ダンスに限らずいろんな業界が

工夫をして感染対策を考え、そして「周りの人の理解を得ながら」

進めていると思います。

 

ほとんどのお店やイベントもそうやって

感染対策をできる限りするのはもちろん

そのことを説明して「周りの理解」を得て

すこしずつイベントを開催していると思います。

 

そして小さいイベントを何回も開催しながら

経験を積みだんだん大きなイベントに

適用していこうと努力していると思います。

 

そういう中で努力はしているのかもしれませんが、

「周りの理解を得ない」で大きなイベントを開催するために

他の全てを制限するのは個人的にはちょっと間違っていると思います。

 

もし私たちがダンスのパーティーや競技会を開催する時に

行政に対して「安心・安全なイベントを開催することは可能なので

できる限りの準備をします。」といったら

許可が出るのでしょうか。

 


 

明るいダンスの世界を守るために

 

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学生たちには僕もできうる限りのことはしてあげたいですが

いかんせん力がなくほとんど役には立ちません。

 

でもプロが主催する大会を成功に導く努力を繰り返し

社交ダンス競技会をどうやったら安全に開催できるかを

証明していくことで少しでも役に立てたらと思っています。

 

これからもよろしくお願いします。

 

〜まとめ〜『学生の大会は一生に一度しかない。』

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