こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのDaria Gordovaが撮影した写真
社交ダンスのレッスンを受けたときに
「肩甲骨」という言葉がよく出てくると思います。
ただこの肩甲骨というのは意外とイメージがしにくい部分のひとつで
なかなか思い通りにならないことが多い気がします。
少なくとも僕は。
今日は僕が肩甲骨をどう意識して使っているかを
お話しします。
肩甲骨はどこにある？
まず肩甲骨とはなんぞやという部分からです。
といっても医学的な話ではなく
あくまでもダンサー目線のお話なので
そこはご注意ください。
さてこの肩甲骨は背中の上半分くらいにあります。
でも所属先（？）は腕です。
背中ではありません。
スタンダードなら背中から腕が生えて〜といったりします。
ラテンなら背中がよく動くなどです。
この多くが肩甲骨、つまり腕の話であることが多いです。
ただ肩甲骨＝背中＝ボディと思っていると
肩甲骨の動きや場所が違ってしまうために
ボディも腕も上手く動きません。
腕は喉の下の鎖骨から始まり背中側に回って肩甲骨
そしていわゆる腕につながり手までいきます。
まず腕の根本が肩甲骨といったイメージで
進めていくと良いと思います。
スタンダードでの肩甲骨
UnsplashのJamie Streetが撮影した写真
スタンダードではホールドの形を保って踊ります。
つまり左右の腕が１本になっているように
繋げておくことが大切だと思います。
ちなみに腕が１本といっても直線ではないです。
この話はまた別の機会にお話しします。
ホールドが崩れる大きな原因にひとつに
左右の腕が別々に動いてしまうことがあります。
いわゆる肩から腕が生えていると思うと
左右の腕のつながりが少なくなるため
バラバラに動いてしまったりボディまで固まったりしやすいです。
これを解決する大きな助けになるのが
肩甲骨です。
肩甲骨は腕の一部ということは
先ほどお話しした通りです。
そのため肩甲骨を寄せて近づけておくことで
左右の腕を繋げておくことができます。
逆に肩甲骨が離れたりずれたりすると
どんなに頑張ってもホールドが崩れてしまうことになります。
肩甲骨を寄せよう！
肩甲骨がずれないようにするためのひとつの方法は
なるべく肩甲骨同士を寄せておくことです。
離れれば離れるほど意識を保つことは難しくなります。
これは人間も同じですね。
遠くの親戚より近くの他人。
肩甲骨も近ければ近い方がいいと思います。
これを寄せるためには肩甲骨の間の筋肉に力を入れます。
この筋肉は菱形筋（りょうけいきん）です。
肩甲骨の下側を内側に寄せるような筋肉です。
肩甲骨の上を寄せるのは僧帽筋といって
いわゆる肩こりの筋肉です。
こちらに力が入ると逆肩が上がり上手くいきません。
この肩甲骨を寄せる時はなるべく首から離れたところ
つまり下の方に寄せる意識があるといいと思います。
僕はみぞおちの裏あたりに寄せる意識でやっています。
2023/5/4現在はこれが僕の中で
一番上手くいく方法です。
明日はわかりませんが。
肩甲骨はダンスの肝
UnsplashのLucian Alexeが撮影した写真
肩甲骨は股関節と同じくらい
ダンスにおいては肝だと思います。
肩甲骨は関節ではないですが、
これ自体に動きがあるので結構大事です。
ただ股関節と同じく位置や動きがわかりにくいので
どうしても動かなかったり、動き方を間違ったりしやすいです。
話を聞けばすぐできるものではないですが、
意識をしていろいろ動かすことで見えてくると思います。
まずは肩甲骨をぐりぐり動かすことから
始めてみてはいかがでしょうか。
〜まとめ〜『肩甲骨は腕の一部』
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