《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《体の使い方》トップラインを大きくすると首が痛くなるのはなぜ? 【ポイントになる筋肉はこれだ!】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
ᴇᴍɪが撮影した写真

 

スタンダードを踊る時はホールドより上の部分

つまり頭のあたりは少し広がって躍ります。

 

まっすぐ立つのが基本ですが、

次の段階としてちょっとカッコよく踊るためには

頭の位置がポイントになるでしょう。

 

この開いた位置は見た感じ簡単そうですが、

すぐに首が痛くなったり疲れてしまったりする人も多いのではないでしょうか。

 

今日は頭の位置をしっかりと決めるためのコツを

ご紹介します。

 

 

見た感じは頭が後ろに広がっているけど…


Unsplash
Kirill Balobanovが撮影した写真

 

ぱっと見は頭が後ろにカーブしながら広がっているように見えます。

 

特に女性役はダンスビュウなどの雑誌やYoutubeで上手な人を見ると

大きくしなっているように見えます。

 

これを首でやろうとすると

短時間(多分1分未満)ならできるかもしれませんが

とてもじゃないけど1曲は踊れません。

 

息が苦しくなったり、首が痛くなる人がほとんどだと思います。

 

別に大丈夫という人もいるかもしれませんが、

多分健康に悪い気がするのでやめた方がいいと思います。

 

だからといって垂直に頭を位置しているのも

なんとなく物足りないです。

 

これを解決するためにはどうすればいいでしょうか。

 

ポイントは胸鎖乳突筋


Unsplash
Ana Itonishviliが撮影した写真

 

社交ダンスにおいてこれを解決するには

首の横の筋肉に注目します。

 

これは胸鎖乳突筋と言って首を支えたり

回転する時に使う筋肉です。

 

この筋肉を胴体の中心、おへそやみぞおちに合わせるようにイメージすると

ホールドの外側に向けて首を支える力が強くなります。

 

この胸鎖乳突筋は耳の後ろあたりから胸の中心を繋いでいる筋肉です。

 

通常正面を向いていると、V字になっている感じです。

 

この片方をみぞおちから耳の後ろまで垂直に位置することで

頭を支える力が効率良くなります。

 

とくに体の後ろ側に頭が倒れていく作用を

胸鎖乳突筋で支えているのです。

 

首が真正面を向くとこの胸鎖乳突筋を使うことができません。

 

そのため遠心力や重力で後ろに行く頭を支えることができないため

首が痛くなったり、首が曲がって気道が潰れるため

息が苦しくなることがあるのだと思います。

 

後ろへの広がりは背骨で作る


Unsplash
Mathew Schwartzが撮影した写真

 

ただ胸鎖乳突筋は首を後ろに倒れないようにしているだけで

これをしたから綺麗に開けるわけではありません。

 

後ろへの開きは背骨をしならせることで作っています。

 

みぞおちの裏あたりを中心にしなることで

首も一緒に後ろに動いていくのです。

 

これは今日のお話とは別に

レーニングする必要があると思います。

 

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

トップが開くと楽しい!


Unsplash
Victor Rodriguezが撮影した写真

 

いくらまっすぐ立つことが大切とわかっていても

大きく開いて躍りたいのがダンサーです。

 

まだ自分には早いと思わないで

すこしずつ挑戦してもいいと思います。

 

ただ体の仕組みや身体能力に合わせて

無理なく行うことを忘れないでやってください。

 

そうすればきっと自分の思った形に

近づいていくと思います。

 

〜まとめ〜『首は胸鎖乳突筋と中心を合わせる』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

 お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング