こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊る時は綺麗な姿勢を保って踊ります。
ただ普段の姿勢とは少し違い左、あるいは右を向いて踊ります。
真ん中を向くことはありません。
今日はなぜ左や右を向くのかと
綺麗な向き方を僕なりにお話しします。
姿勢を綺麗に保つために
UnsplashのAna Itonishviliが撮影した写真
スタンダードはホールドといって
向かい合った状態で手を繋いで踊ります。
その状態で回転すると遠心力と言って
外側に引っ張られるような力が働きます。
体に対しては後ろです。
また女性は少し後ろ側に頭を置いた状態で
踊ります。
そのためさらに頭を支えることが
結構重要になってくるのです。
頭を支えるためには首の力がある程度必要になります。
首の筋肉はいろんなものがありますが、
大きく分けて前、後ろ、右、左と
4つの部分に分けることができます。
この4つの部分の中で割と強いのが
左右の筋肉です。
首の横に太い筋があるのがわかるでしょうか。
耳の後ろから胸の中心に向かって伸びる筋肉です。
これは胸鎖乳突筋といって頭の位置を安定させたり
左右に回転するために使います。
それに対して前後、とくに首の前側の筋肉は非常に弱く
後ろに頭が動いていく力に対してほとんど抵抗できません。
そのため体と同じ方向を向いていると
遠心力や重力に対して抵抗することが難しくなり
力みや首の痛みが出るのだと思います。
これを防ぐためには首の左右の筋肉
つまり胸鎖乳突筋を利用します。
つまり顔を右か左に向けるということです。
これにより首の横の筋肉が体の前面の中心と一直線になります。
こうすることで遠心力や重力で
首が倒れてしまうことをある程度簡単に防ぐことができると思います。
イメージは耳とみぞおちをつなげる
UnsplashのSamuel Dixonが撮影した写真
とはいえ胸鎖乳突筋はなかなかイメージすることが難しいと思います。
あまり力を入れてもそれはそれで力んでしまいますし。
ダンスをする上でいいイメージは
耳とみぞおちを一直線に繋げることです。
顔を左右に向けることで耳がみぞおちの上に来ると思います。
このときみぞおちから耳までが垂直に繋がるような感じにすると
胸鎖乳突筋がしっかりと働き姿勢を保ちやすくなると思います。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、
鏡を見たりしてためしてみてください。
肩の力も抜けてくるかも
UnsplashのAndre Hunterが撮影した写真
首がうまく使えていないと
肩の力で代用してしまうことが多い気がします。
わかっていても肩に力が入り過ぎたり
肩が上がる人は首の位置や筋肉の使い方に問題があるかもしれません。
まずリラックスして左を向いてみましょう。
これだけで意外と肩が下がるかもしれません。
これは誰にでも当てはまるわけではないですが、
試してみる価値はあると思います。
〜まとめ〜『首の筋肉を使って綺麗な姿勢を作ろう』
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