《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《体の使い方》自分の体はどこまでか? 【自分の意思が届く範囲を知ることが大事】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Mathieu Sternが撮影した写真

 

先日あるポッドキャスト

chatGPTというAIが話題になっていました。

 

<僕のお気に入りポッドキャスト

News Connect ~あなたと経済をつなぐ5分間~ | Podcast on Spotify

 

その中でこんな一言がありました。

 

 

「どこまでが自分なのか」

 

 

文脈的にはそんなに重要な部分ではなかったのですが、

僕はちょっと面白い言葉だなと思ったのです

 

今日はこの言葉からダンスのことを

僕なりにお話しします。

 

自分の範囲とは?


Unsplash
Rishabh Dharmaniが撮影した写真

 

まず自分自身とは何かと言われると

なかなか難しい問いではあります。

 

とくに気持ちや意識となると

かなり哲学に近づいてきて僕の手には追えません。

 

嫌いではないけど、考え出すと長くなるので

今回はそこには手を出しません。

 

ただ体に関しては、割とはっきりとしています。

 

自分の範囲は自分の皮膚で囲まれた空間です。

 

これ以上でもこれ以下でもありません。

 

うまく踊れない人で多い間違いは

 

(1)自分なのにコントロールされていない

 

(2)自分ではないのにコントロールしようとする

 

この2点だと思います。

 

(1)自分なのにコントロールしていない


Unsplash
Annie Sprattが撮影した写真

 

自分とは自分の皮膚で囲まれた領域だといいました。

 

皮膚で囲まれた部分は筋肉と骨格があるので

基本的にはコントロールして動くことができます。

 

もちろん内臓の活動や細胞分裂などは

医師とは関係なく動きますが、ダンスで動かす部分としては

コントロールできる、というかコントロールしなければいけないと思います。

 

コントロールしにくいところは

次のふたつです。

 

1.目に見えないところ

 

2.目から遠いところ

 

順番に見ていきます。

1.目に見えないところ

これは背中など体の後ろ側です。

 

猫背になったりするのは

背中を見ることができないからです。

 

見えない部分は意識しにくいので

どうしても忘れてしまいがちです。

 

また場所や筋肉の使い方を

勘違いしている時もあります。

 

正しく狙った動きをするために

見えない部分も正確に動かす必要があります。

 

もうひとつ見えない部分で重要なのが

顔つまり表情です。

 

これは別のところで見たのですが、

「人は自分の顔を生で見ないで死ぬ。」

みたいな文章がありました。

 

これもなかなか面白い発想です。

 

たしかに写真の顔は自分が思っている顔とだいぶ違います。

 

これは鏡越しに見るので実際の顔は

左右が逆なんですね。

 

そのため踊っている時の表情なども

意識するのは難しく忘れやすい部分だと思います。

 

 

2.目から遠いところ

つぎは見ることはできるけど、

目から遠い部分です。

 

わかりやすいのは足先やひじなどです。

 

ほとんどの人は感覚のかなりの割合を

目から得ていると思います。

 

そのため目から遠いとどうしても意識が薄くなり

ぞんざいになりやすいです。

 

とくにスタンダードでは足と脚の意識を高めることが

上達への近道と考えます。

 

(2)自分ではないのにコントロールしている


Unsplash
Artur Tumasjanが撮影した写真

 

つぎは自分ではないのにコントロールをしようとしていることについてです。

 

僕は自分の体以外はコントロールできないという

前提を持ってダンスを考えています。

 

つまりリードは相手を動かすとかコントロールするのではなく

リードという男性役の動きをしているだけで

それを受け取って動作をしてくれるかは

女性役に任されているということです。

 

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

この前提は人によって違うと思うので

あくまでも僕個人の考えということで進めていきます。

 

スタンダードはホールドをするので

自分と相手の境界線が曖昧になりやすいです。

 

とくに男性役は女性役を腕の力などでコントロールしようとして

無理やり動かしてしまいやすいです。

 

女性役は逆に相手に合わせようとして

自分を男性役に委ねすぎている場面もよく見かけます。

 

自分の体は自分のものなので

かならず自分で動かさなければいけません。

 

リードは合図であって強制ではありません。

 

フォロー(という言葉が適切かはおいといて…)は

ただ相手にくっついて運ばれてればいいわけではありません。

 

自分の動作を自分の意思で行う。

 

それがハーモニーを持って動くことで

ふたりでひとつのダンスを作っているということです。

 

まずは自分を知る


Unsplash
Yosep Surahmanが撮影した写真

 

ちょっと難しい感じになってしまいましたが、

大事なことはまず自分を正しく思い通りに

動かすことが大切だということです。

 

どこからどこまでが自分なのか?

 

自分は何をどうすればいいのか?

 

このことを常に考えて行うことで

いろんなことが整理されてくるかもしれません。

 

〜まとめ〜『どこまでが自分なのか?』

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