こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのGülfer ERGİNが撮影した写真
現在はインターネットの普及もあり
いろんな情報がたくさん手近にある状態です。
社交ダンスにおいても、いろんな情報を
簡単に手に入れることができます。
僕が学生だったころは、海外のダンサーの踊りを見るために
プロの先生や先輩からビデを(VHS!?)を借り、
それをゴニョゴニョしてみていました。
それに比べて現在はダンスのテクニック、踊っている動画
筋トレや衣装などあらゆる情報にアクセスできる環境になっています。
ただ情報が多くなった分だけ、その取捨選択が
非常に大事なってきていると思います。
今日は僕がダンスに限らず情報をとる時に
気をつけていることをお話しします。
情報を構成する要素
UnsplashのMedienstürmerが撮影した写真
情報にはいくつかの要素があります。
・内容|何を言ったか
・発信者|誰が言ったか
・目的|何のために言っているか
順番にお話しします。
・内容|何を言ったか
これは情報の一番大事な部分です。
どんな内容なのかがわからないと
情報としての価値がありません。
これは発信する側もそうですが、受け取り側にも依存します。
たとえば世界チャンピオンが気をつけているテクニックと
ダンスを始めたばかりの方が気をつけることは全く違うでしょう。
もし初心者が世界チャンピオンが競技の時に気をつけていることを情報として受け取っても
役に立たない可能性があるでしょう。
正しいけれど、内容として現在の自分に相応しくないことは
珍しくありません。
正しいから取り入れるというのは
必ずしもいいことではないということです。
・発信者|誰が言ったか
次に大事なのは情報の発信源です。
一番気をつけなければいけないのが
誰かわからない人が言ったことです。
昔はあんまりなかったですが、最近ではインターネットの世界などで
誰だかわからない人が言ったことはたくさんあります。
それをなんでも信じてしまうと、自分が混乱してしまう可能性が高くなります。
情報は大きく分けて一次情報と二次情報があります。
一次情報は自分の五感で直接本人、あるいは現地で得た情報です。
二次情報は一次情報が次の人に伝わっていいたときの状態です。
また三次情報として、情報源がわからないものを二次情報と分けることもあるようです。
さてダンスの場合一次情報はあなたがA先生に直接レッスンを受けて
習ったことがそれにあたるでしょう。
さらに言えばA先生がB先生に習ったことを
習っているので二次情報とも言えます。
まあそれを言い出すとキリがないので
ここではA先生のレッスンがあなたの一次情報だということで話を進めましょう。
直接本人から受け取った情報、これが一次情報です。
つぎにA先生に習った別の人からレッスンの内容を聞いたとしましょう。
こんな感じに踊るって言ってたよ、みたいな感じです。
これはA先生と自分の間に人が介在しているので
二次情報と言えるでしょう。
ここでは間に入っている人の信頼度によって
情報の精度が変わります。
この間にいる人は悪意があるわけでない(と信じていますが)ですが、
記憶が曖昧だったり、理解度が足りなかったり、勘違いしたりなど
いろんな条件により情報が間違って伝わるかのせいが高まります。
確実に言えることは、信頼度として
一次情報>>>二次情報
ということです。
ただ一次情報を手に入れるためには、
時間と手間(お金)がかかります。
そのためうまく二次情報を使いながら
確実に知りたいところは一次情報をとりにいくのが
現状一番効率が良さそうです。
ちなみに三次情報、つまり誰が言ったかわからないものは
SNSで知らない人が言っていることや噂などです。
これは情報としての価値はないので
使うことはありません。
ただ気になることがあれば二次情報そして一次情報を調べて
裏をとりにいくことはあるかもしれません。
・目的|何のために言っているか
最後は目的です。
いま世界でも情報戦と言って
いろんな方法で国同士の戦いが行われているそうです。
とくにフェイク情報の発信などは
いろんな目的があるようです。
この場合発信している人は
その情報が間違っていることをわかっています。
それでもなお発信するということは
目的があるということです。
このように情報の真偽にかかわらず
情報を発信するということは
必ず目的があります。
それがいいことか悪いことかはわかりませんが、
何かしらの目的を持って発信されているはずです。
たとえばこのブログは社交ダンスをより多くの人に知ってもらいたいとか
身長差のあるカップルを応援したいとか。
もちろんアウトプットすることで自分の頭の中を整理する目的もありますし
広告をつけることでちょっとお小遣いを稼ぎたい等のもなくはないです。
まあ全然稼げないですが…
それはさておきダンスの情報でも
目的がなんなのかはしっかりと押さえておくべきでしょう。
目的というとわかりにくければ
どんな人に向かって発信されているかと言い換えることもできます。
初心者向けなのか上級者向けなのか。
競技ダンスなのか社交ダンスなのか。
女性役向けなのか男性役向けなのか。
などなどいろんなものがあるでしょう。
情報の目的と自分の目的があっていないと
情報も正しく、自分も正しく理解していても
結果としてうまくいかないことが出てきてしまいます。
発信源を考える
UnsplashのGlenn Carstens-Petersが撮影した写真
情報は内容が直接的には一番大事です。
ただ情報を得る上で一番大事だと思うことは
発信源をはっきりとさせることです。
誰が言ったことか。
とくに直接目の前で聞いたのでなければ
本当に本人がそう言っているのかを確認することが
非常に大事だと思います。
内容ばかりに目が行くと、自分が欲しい情報がたくさん集まるため
考え方に偏りが出てしまいやすいです。
ダンスにおいては信用できる先生を決めて
しっかりとついていくのが一番いいと思います。
最後に決めるのは自分
UnsplashのCatalin Popが撮影した写真
とは言えどんなに信用できる人でも間違える時があります。
また誰が言ったかわからない情報でも
正しく自分に役立つときもあります。
そういう意味では最終的にその情報を信じる可動かを決めるのは
自分ということです。
自分で責任を持ち、覚悟を決めることで
きっと正しい道に進んでいくことができると思います。
〜まとめ〜『信じるか信じないかはあなた次第』
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