《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》喧嘩が絶えない人はどうすればいいか 【喧嘩が起きるメカニズムと解決法 そして解決できない場合】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


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Afif Ramdhasumaが撮影した写真

 

カップルで練習している人は

ふたりの意見が合わなくて喧嘩になることもあると思います。

 

踊り方、練習方法、その他いろいろあるでしょう。

 

今日はダンスにおける喧嘩をどう捉えるかを

僕なりにお話しします。

 

 

「喧嘩=悪」ではない


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Rahul Pariharacoduが撮影した写真

 

まず一番大事なことは喧嘩することが必ずしも悪ではないということです。

 

真剣に取り組んでいるからこそ意見の衝突があるからです。

 

もちろん毎回喧嘩もなくスムーズに練習できれば

それに越したことはありません。

 

ただ喧嘩がなければいいかというと

そういうわけでもないということです。

 

喧嘩を避けることを目的にすると

それはそれで進化の妨げになる可能性があるということです。

 

なぜ喧嘩がいけないか?


Unsplash
Nathan Dumlaoが撮影した写真

 

ではなぜ喧嘩があまりよくないと言われるのでしょうか。

 

これは純粋に時間がもったいないからです。

 

喧嘩している時は大体立ち止まっています。

 

体を動かしていないということは

練習していないということです。

 

喧嘩している間も時間は普通に流れるので

練習時間が少なくなってしまいます。

 

死ぬほど時間があって

体力、集中力も無限にあるならそれでもいいです。

 

でも大体はそれなりに有限です。

 

2時間練習場にいて2時間ずっと動いて練習している人と

1時間は喧嘩して30分スマホを見て…という人の差は

大きく開きます。

 

最悪喧嘩しながらでも動いていればいいかもしれません。

 

まあおすすめはしないですが、止まって喧嘩しているよりはだいぶマシです。

 

カップルといえど別人格


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Matheus Ferreroが撮影した写真

 

長く同じ人とカップルを組んでいる人はわかると思いますが、

いくら長く組んでいてもあなたとわたしは別人です。

 

別の人なので考え方も別です。

 

兄弟姉妹などならまだ育った環境は似ていると思いますが、

そうでなければ根っこから全く違うということです。

 

当然常識や考え方の軸も違うため

自分が普通に思っていることでも

相手にとっては普通ではないなんてことはよくあることです。

 

まず相手が他人であり、考え方が違うということを

覚えておきましょう。

 

理解する必要はない

 UnsplashMagnet.meが撮影した写真

 

こうなると真面目な人は

「相手の考えを理解して、それに合わせていこう」

と思うかもしれません。

 

これは無理です。

 

まあある程度考え方の傾向はわかりますが、

それを理解したり自分に入れ込むことは非常に難しいです。

 

あまり無理に開いていに合わせると自分の本心との乖離が大きくなるため

ストレスが指数関数的に広がります。

 

そのためどこかで無理が出て爆発したり蛙化したりする可能性が非常に高いです。

 

こういう場合自分がいくら合わせても相手は合わせてくれないので

結局会うことはありません。

 

真面目な人、諦めましょう。

 

相手を知ることは大事だが

 



Unsplash
Jason Strullが撮影した写真

 

ただだからと言って相手のことを関係なく

自分の思うがままに言ってもいいわけではありません。

 

自分の理論は誰にでも通じるとか考えていると

どこぞの大国の大統領みたいに全てが正しいと信じて何かをした結果

まわりの人がプッチーンとキレて総スカンを食らうことになります。

 

ではどうすればいいか。

 

解決に向けての3ステップを考えてみましょう。

(1)相手と自分の相違を確認する

まずは自分の意見と相手の意見の違いを

はっきりとさせることです。

 

ダンスで言えば求めるカウントが違うとか

動く方向が違うとかです。

 

ここでの「違う」は正しいとか間違っているとかではなく

「ふたりの間での相違」という意味です。

 

ここを間違っているひとがおおく

自分は正しい、相手が間違っていると信じ込むと

意味のない喧嘩になってしまいます。

 

あくまでもふたりの相違なのです。

 

ここでは裁判をするのではなく

あくまでも相違を洗い出すことに集中しましょう。

 

(2)試しにやってみる

次は相違のある部分をお互いに相手の方法でやってみることです。

 

相違がある状態、例えばカウントが12&3と1&23とあるときに

ふたりが違うカウントでやっても絶対に会いません。

 

ダンスの場合は相違が起きても2パターンなので

やってみるのが一番いいと思います。

 

最初にひとりの方法で、次にもうひとりの方法で。

 

両方やってみてどっちがいいか考えればいいと思います。

 

ここで大切なことは変なプライド的なものを捨てることです。

 

2パターンやってみて相手の方法の方がいいなと思っても

自分の方法を否定するのが嫌でごちゃごちゃいう人がいます。

 

これは…だめです。

 

もし上達したいという気持ちがないなら

好きにしてもらって構わないです。

 

でもどちらの考えでもいい方法がいい方法なのです。

 

鄧小平さんはいいました。

 

「白い猫でも黒い猫でも、ネズミを取る猫がいい猫だ」

 

ダンスも同じです。

 

自分の方法でも相手の方法でもよく踊れる方法が

いい方法なのです。

 

それだけ。

 

別に相手の方法を取り入れても

自分の方法が間違っているわけではありません。

 

まして負けたとかそういうことでもありません。

 

ここを理解できるかは大きな差が出てくるところです。

 

(3)妥協orペンディング

しかしながらカウントのようにきっちりどちらかになることは稀で

なかなかどちらもしっくりこないことの方が多いでしょう。

 

こういう時は2つの方法があります。

 

ひとつは妥協です。

 

妥協というと悪い印象がある人も多いかもしれません。

 

もともとは別に悪い意味ではなく

お互いのいいところ取りでやるということです。

 

ふたりの意見を総合して新しく

いい組み合わせを考えるのも一つのアイディアということです。

 

もうひとつはペンディング、つまり棚上げです。

 

カップルの技術レベルは大体同じところが多いと思います。

 

そのためいくら話してもうまくできないところは

早々解決できないでしょう。

 

喧嘩するくらいのカップルはレッスンを受けていると思うので

次のレッスンで先生に聞いてみるのが一番です。

 

疑問点や相違点をはっきりとノートに書いておき

それをレッスンで聞けばいいのです。

 

このときも自分の意見の方がいいと言われた時に

「ほら、やっぱりわたしの方が正しいじゃ〜ん!」

とか言ってはいけません。

 

先ほども言ったように裁判をしているわけではないのです。

 

先生がこっちのアイディアの方がいいと言っても

もうひとつが間違っているわけではないかもしれないです。

 

またもうひとつの方がより良いけど、

カップルのレベルがそこまで行っていない可能性もあります。

 

採用されたからと言って勝ったわけでもなく

採用されなかったとしても負けたり、間違っているわけでないということです。

 

ここめちゃ大事です。

 

譲れない部分は譲れない


Unsplash
Nadine Shaabanaが撮影した写真

 

ただ自分にも相手にもどうしても譲れない部分というものはあります。

 

これがどこなのかは本当に人によって違います。

 

ダンスのテクニックもそうですが、

練習するときに関係すること全てにおいてあるでしょう。

 

言葉遣いや練習時間など本当に全ての要素です。

 

僕の場合は会話が成立するという部分があります。

 

練習していて気になるところがあっても

会話が成立しないことには解決のしようがありません。

 

たとえば僕がこうしてみたらいいのではと言ったら

それをやってみて次の意見を言うなどです。

 

ダンスの場合は体を動かすので

なんか違う気がしてもやってみると意外とできるとかはよくあります。

 

その逆に良さそうだけどやってみたらよくないこともあります。

 

なので一回その意見を聞いてやってみて

それから判断しても遅くないよねって思っています。

 

まあ脳内思考でもいいのですが、

意見を言われたこと自体に反応されて否定されると

ちょっと厳しいかなと思います。

 

意見を言ってもそれはあくまでもアイディアのひとつで

相手を否定しているわけではないのですが、

世の中には何かを言われると自分が間違っていると糾弾だれたともう人もいるようです。

 

それはそれでその人の価値観なので否定はしませんが、

僕の譲れない部分とは相反するのでちょっと厳しいかなと思います。

 

このように誰しもここだけは譲れないと言う部分があると思います。

 

そこを譲ろうとするとストレスが最大値になり

結果的にいい結果は得られません。

 

なのでふたりでどうしても喧嘩が絶えない人は

どうしても譲れない部分をはっきりとさせるのがいいともいます。

 

最悪そこが相容れない部分であれば永遠に解決はしないでしょう。

 

もちろんダンスが人生の全てではないので

今後どうするかはそのふたりで決めることです。

 

ただ譲れない部分が相容れないのなら

それはもうそう言うことだと思います。

 

目的をはっきりすることが大事


Unsplash
Joshua Sortinoが撮影した写真

 

いつも喧嘩している人は

目的が曖昧な人が多いです。

 

上達したいなら無駄な喧嘩をしている暇はないはずです。

 

なんとなく不満があるからそこを解消するみたいな人は

いつも文句ばかりで一向に上達しません。

 

カップルとしてどこに向かって

今自分たちにとって何が重要か。

 

そこにフォーカスをあてて進んでいけるかどうかが

分かれ道になると思います。

 

〜まとめ〜『どうなりたいかを考える。』

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