こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

競技ダンスは基本的に自分と向き合う形で競うスタイルです。
格闘技や球技の様に直接的とやり合うのではなく
ゴルフやボーリングの様に自分自身のパフォーマンスを高めることで
勝負するということです。
もちろんそれなりに敵や周りの状況も意識すると思いますが、
最終的には自分との戦いになるということです。
今日はダンス競技会において勝負の分かれ目になること3選を
僕なりにお話しします。
前提|ダンスの質は大事
UnsplashのTowfiqu barbhuiyaが撮影した写真

まず勝負所の前にダンスの質はどうなんだというお話をします。
競技ダンスと社交ダンスでは求められる技術の優先度には違いがありますが、
それでもダンス自体の質が一番大事であることは変わりません。
足の使いかた、姿勢の美しさ、音楽表現の豊かさ
そして二人のハーモニーなどダンス自体の質を高めることは
ダンスで競っている以上当然のことです。
ただ一番大事と言っても
ダンスのテクニックや質が占める割合は
60%くらいだと思います。
つまり一番大事ではあっても、割合としては
半分ちょいくらいで他にも主部どころがあると思うのです。
今日はそんなダンスの質以外の部分で
勝負になるところのお話です。
その1|疲れてきた時
UnsplashのTim De Pauwが撮影した写真

まずは体力的に疲れてきた時です。
社交ダンスの競技会は割と長丁場です。
1曲は1分30秒程度でカップ麺もできませんが
それを4~5種目踊ります。
これを一回選として全国大会だと
決勝まで行けば7回選くらい踊ることになります。
とくに終盤になるとヒートが減ってくるため
インターバルはどんどん少なくなります。
準決勝以上は基本的に5種目続けて
踊ることになるでしょう。
こうなると体力的に厳しくなってくることも
珍しくありません。
僕の実体験ですが、どんなに練習や踊り込みをしても
常に体力はギリギリな感じでした。
バテない様に踊ったこともありましたが、
そのときは踊りには気がなくてあまりいい結果にはならなかったと思います。
最初の数年はいつも最後にヘロヘロになっていると言われていましたが、
いつの頃からかバテなくなってきたと言ってもらえる様になりました。
自分の感覚では同じくらいというか
いつも以上に疲れていた様に感じても
意外と周りには見えていない様でした。
自分が疲れている時は、周りも同じくらい疲れてきているということです。
つまりそこが勝負どころなのでしょう。
僕の疲れが見えなくなってきたと言われた時は
疲れた時こそ大きく動くという気持ちで踊り始めた時です。
たぶんどこかのレッスンで言われたのでしょう。
辛くなってきた時こそアクセルを踏んで
もう一つギアを上げる様にすることで
周りにはまだまだ元気な様に見えるのかもしれません。
もちろんこれにはリスクもあります。
をれを練習でどこまでならいけるのかを知っておくことで
辛くても大丈夫な見た目で踊れるかもしれません。
というわけでまず勝負所のひとつめは「疲れて辛くなってきた時」です。
その2|上手な人と同じヒートになった時
UnsplashのYogi Purnamaが撮影した写真

続いてヒートのメンバーについてです。
誰と一緒のヒートになるかは
選手が選ぶことはできません。
また2次予選以降は誰が上がるかもやってみないとわからないので
ヒート分けをした人にもわからないでしょう。
その中ですごく上手な人と同じヒートになることがあります。
上手な人は入場する前から余裕があり
歩いてフロアに入ってもオーラが違います。
また観客からの歓声も大きく
踊り出したら動く大きさ、スピード全てが桁違いに感じるでしょう。
僕が初めてアマチュアでスーパージャパンに出た時に
当時鉄人と呼ばれていた望月さんカップルと
たまたま一緒のヒートになりました。
もちろん望月さんたちは僕たちのことを知らないし
今も知らないと思います。
ただこっちはダンスビュウなどでいつもみているので
かなりビビっていました。
そしてワルツを踊り出したら
そのスピードとすごい回転が目に入ってきました。
自分も一緒に踊っているのに。
もう完全に飲まれています。
このときは焦りというより、もうびっくりという感じで
逆に面白かったです。
ただ当たり前ですが、そんなんじゃ試合になりません。
もちろん競技ダンスは比較対象ですが、
別のすごく上手な人が一緒のヒートだからと言って
周りの人が下手だと思われるわけではありません。
ビビって踊るのは言語道断ですが、
逆に変に気合を入れるのもよくありません。
もちろんいいみで挑戦的に踊るのは
自分の実力をさらに上げることに役立つかもしれません。
ただ多くの人(含む僕)にとって練習でしていないことをするのは
自殺行為です。
ここは練習してきたことを出すという
自分に対しての勝負所となるでしょう。
ちなみにこれはライバルが一緒のヒートになってきた時も
同じ現象が起きることがあります。
この場合はどちらかというと入れ込みすぎになり自滅するパターンです。
自分に集中するという勝負所として
大事なところでしょう。
その3|フロアが広い時
UnsplashのRodrigo Castroが撮影した写真

最後は会場のについてです。
景色や形もありますが、
一番影響するのは広さだと思います。
とくに全国大会だとフロアは広めに設定されることが多いでしょう。
フロアが大きいと動きが小さくなっている気がして
歩幅をより大きくとってしまったりしやすいです。
また大きい会場は天井が高くなることも多いです。
とくにホテルの宴会場ではなく武道館や幕張メッセの様に
イベントホールだとかなりの天井の高さになるでしょう。
こうなるとライズしたりボディを伸ばしても
まったく上がっている感じがしないことに
不安を感じることも少なくありません。
僕も全く同じ状況になり
毎回全国大会で全然踊れないまま終わっていました。
天井の高さやフロアの広さと勝負してしまい
無理な移動距離を出してしまったり、高く上がろうとして
後ろに沿ってしまったりと無理をしてしまったからです。
これも経験なのでだんだんなくなるとは思いますが、
できるだけ早く何が起きているかを知り
対策して自分の最大限のダンスを発揮できるように
することが大事でしょう。
勝負するべきは会場ではなく、自分を含めたダンサーです。
そこを間違えない様にしましょう。
といっても動き過ぎてしまうのが、競技ダンサーなのですが。
勝負の時はぐいっと行く
UnsplashのVictor Freitasが撮影した写真

ダンスの競技会はなんだかんだ言って辛いことが多いです。
直接相手と殴り合うわけではないですが、
勝負所ではなんだかんだ言って
ぐいっといくしかありません。
疲れていてもぐいっと
上手な人がいてもぐいっと
フロアが広くてもぐいっと
動きすぎるとかビビるとかも
結局自分がぐいっと行けば
他のことが気にならなくなると思います。
音楽を聴いてぐいっと踊ってみると
意外とスムーズに行くかもしれません。
〜まとめ〜『勝負所ではぐいっと行く』
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