《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《競技ダンス》グリグリ系競技ダンサーの尖った思考 【尖ることは悪くない どこに尖るかがポイント】

youtu.be

 

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

UnsplashKvalifikが撮影した写真

社交ダンスをやっている人には

それぞれ色々こだわりがあります。

 

とくにプロで競技などでグリグリやっているひとや

過去にやっていた人の中には結構尖った考え方をしている人も

少なくありません。

 

今日はグリグリダンサーにありがちな

尖った考え方とそのメリット、デメリットを

僕なりにお話しします。

 

 

グリグリダンサーの尖り思考3選

UnsplashSebastian Unrauが撮影した写真

グリグリ系ダンサーの思考として

競技が中心になっていることが多いです。

 

そのため色んな意味で思考が尖りやすくなっているのでしょう。

 

いくつかご紹介しましょう。

 

(1)勝ったやつが正義

まず一番よくあるのが、こちらです。

 

「勝ったやつが正義」というダンスに限らず

どの世界の勝負でもあることでしょう。

 

ダンスでも大会で優勝した人が

全てにおいて正義という考え方は根強くあります。

 

ここでひとつ知っておいて欲しいことは

「勝つことが正義」と「勝ったことが正義」は

全く違うことです。

 

ダンスでも他のことでも勝つために努力することは

とても正しく尊いことです。

 

特殊な事情がない限り負けるために努力する人はいません。

 

そのため勝つことだけを考えて邁進することは

当然のことです。

 

これが「勝つことが正義」です。

 

ただ「勝ったことが正義」というのは

出た結果が他のことに影響を及ぼすことを意味します。

 

勝負の結果はその時点でのダンスへの評価で

今後のダンスはまた別です。

 

さらに勝てなかったからと言ってそのダンスに価値がないわけでもありません。

 

審査員は80億人以上いる人間のうち

どんなに多くても20人くらいできまります。

 

20÷8,000,000,000=0.00000025%ということです。

 

よく審査員が変われば結果が変わると言いますが、

これをみたら僕も改めてそうだなと思いました。

 

勝ったことが正義の思想が強くなりすぎると

結果に一喜一憂しダンスが楽しくなくなってしまいます。

 

「次に勝つことが正義」という未来思考で考えるといいと思います。

 

(2)移動量がすべて

競技ダンスでは移動量はスピードや

踊りの大きさに関して大きな要素となります。

 

しかし「移動量=踊りの大きさ」ではありません。

 

まして「移動量=ダンス」ではないでしょう。

 

ところが競技ダンス特にボールルームでは移動量が全てと言わんばかりに

ひたすらに大きく動こうとしてしまうひとが

割と多くいます。

 

とくに男性に多く、パートナーをひきずってでも

移動しようとしてしまいます。

 

そういう方は確か海外に奥さんを背負って走る競争「奥様運び」に

参加するといいでしょう。

 

奥様運び - Wikipedia

 

ダンスは移動量も大切ですが、

ふたりのハーモーニーを利用して大きく動くことが大切です。

 

社交ダンスとは違いますが、

協力するという意識がないと

うまくいかないでしょう。

 

(3)気合がすべて

競技会で踊る時にめちゃくちゃ気合が入った顔をしている人がいます。

 

たしかにダンスとはいえ勝負なので

気合が入っていないのは論外です。

 

がぁ

 

気合が張った顔がすぎると

ちょっと怖いです。

 

パソやタンゴならまだそれも表現になると思いますが、

他の種目でもひたすらにガンギマった目つきで

踊っているとさすがにダンスとしては美しく見えません。

 

ひたすらに気合が入っているのと気合が入っている「表現」は

ちょっと違います。

 

ガンギマリダンサーは視界が狭く

3cmくらいしか見えていません。

 

そのため人とぶつかったり

相手との距離感が悪くなり踊りもうまく進まないでしょう。

 

またそういう人はパートナーに対しても

ちょっとでも踊りにくいと

「気合が足りない」「やる気がない」などといいがちです。

 

もうブラック企業です。

 

ダンスは思ったよりもシステム的にできています。

 

一瞬のミスや状況を気合いでおりゃ!と切り抜けることはありますが、

基本的には気合い至上主義にはならないほうがいいでしょう。

 

 

 

尖ることは悪いのか?

UnsplashJess Baileyが撮影した写真

ここまでグリグリ系尖りダンサーのことをお話ししましたが、

尖ることが悪いのかといえばそうともいえません。

 

多くの成績を出してきたダンサーは

それぞれの方向に尖っていることが多いです。

 

たまにバランスがいいダンサーもいますが、

それは丸くなっているのではなく

全方向に尖っているウニダンサーであることが多いです。

 

ウニダンサーはどこかが尖っていたのでしょうが、

他の部分も磨いていくことで尖りが増え

遂に全方向が尖った結果丸く見えるということだと思います。

 

そのため初めからバランスよくと思うと

BB弾みたいに小さなダンスになってしまうでしょう。

 

まずは何が尖っていくことで

ダンサーとして進化していくきっかけになることは

決して少なくありません。

 

何に対してどう尖っていくかをよく考え

いい方向に尖っていけばきっと楽しく成績も出せると思います。

 

〜まとめ〜『尖る方向は未来思考、自分思考で』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

 お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング