《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《競技ダンス》ボリュームのあるダンスとは? 【上手な人が大きな空間を支配している方法の秘密を暴く】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

Unsplashabhi shekが撮影した写真

社交ダンス、特に競技ダンスでは

上手な人が踊ると空気がボワっと大きく動くような

迫力を感じます。

 

踊りのボリュームがあるとか言ったりしますが

大きなダンスは魅力があるといえるでしょう。

 

今日はこのボリュームがあるダンスとは何かを

僕なりにお話しします。

 

ボリュームとは?

Unsplashcharlesdeluvioが撮影した写真

まずボリュームのあるダンスとは何かを考える前に

ボリュームとは何かを確認しておきましょう。

 

これはいつも僕が心がけていることです。

 

社交ダンスは西洋のものなので

どうしても英語が多くなります。

 

習う時も英語がそのまま使われることがあり

意味が曖昧なまま教え、習っていることが

思ったより多くあります。

 

そのためまず言葉の意味をはっきりさせておくことは

とても大事でしょう。

 

というわけでボリュームを調べてみます。

 

ボリューム|volume 分厚い本、全集の巻、体積、容積、音量

 

分厚い本のように踊ることはなさそうですし

音量はダンサーの役割ではないでしょう。

 

そこでダンスにおけるボリュームは体積や容積などが

一番近い意味になると思います。

 

こうしておけばダンスにどうやて落とし込むかが

見えてきやすくなると思います。

 

体積を増やす作戦

UnsplashMateusz Miernikowskiが撮影した写真

ではスタンダードにおける体積とはなんでしょうか。

 

体積とは空間の中を占める空間の量のことを言います。

 

それは必ずしも物体がある必要はありません。

 

ダンスにおける体積は次の3段階に分けることができます。

 

第1段階|自分の体の体積

最初は自分の体の体積です。

 

これは基本的に今ある体積を増やすことはできません。

 

ただ少しでも大きく見えるようにする必要があります。

 

そのために一番効果的な部分は体幹、とくに肋骨の辺りです。

 

鼻から息を大きく吸うと、空気で胸の辺りが

膨らむことを感じると思います。

 

そして息を吐くと全体に小さくなるでしょう。

 

この膨らんだ状態を筋力的に保つことで

呼吸に関わらず体の体積を大きくすることができます。

 

これはカップルのダンスの中ではわずかな割合でしかありません。

 

しかし見た目の影響は大きく、しかも自分の中で完結するため

すぐに取り組むことができます。

 

またこれがないとこの後のことも効果的ではないので

まず一番に取り組むといいと思います。

 

第2段階|カップルの体積

次にカップルで作る空間の体積です

 

スタンダードのおいて、体積を大きくできる部分はホールドと

そこから上の部分でしょう。

 

できるだけ腕を大きく横に広げましょう。

 

さらにひじは少し前に位置することで

前後の幅も確保します。

 

スタンダードはボディがコンタクトして踊るため

前後の幅は出しにくいでしょう。

 

そこで頭を遠くに置くことで

上半身で構成される体積を最大化していきます。

 

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

第3段階|移動することで積分される体積

ダンスでは空間の中を移動していきます。

 

そのためこの移動によって、時間経過とともに

占められた空間も体積として捉えることができます。

 

移動における体積は2つの要素が大きく関係します。

 

ひとつは移動量、もうひとつは移動する面の大きさです。

 

まず同じものが小さく移動するより大きく移動する方が

空間を占める体積が大きくなるのは明白でしょう。

 

そのため競技ダンスなどで大きなボリュームを出したいなら(←ここ大事)

大きく動くというのは大事かつ有効な方法です。

 

あくまでもボリュームというアウトカムがあるならということで

大きく動くことがいいダンスかどうかはまた別問題です。

 

移動方向の面積が同じなら、あとはどこまで移動できるかが

ボリュームを大きくする要素になるということです。

 

もうひとつは移動する面についてです。

 

スタンダードでは水平方向から見た時の面積が

見る場所によって大きく違います。

 

背中方向(縦)から見るのか、横から見るのかで

2倍上、感覚的には3倍近くは違うと思います。

 

それだけで言えばできるだけ前後に動いた方が

ボリュームという意味では有利に働くということです。

 

例えばフェザーステップをする時に

体はできるだけ進行方向に向けている時間が長い方が

また回転の量も少ない方がいいです。

 

またワルツのナチュラルターンでも

横向きになるタイミングはできるだけ遅い方が

より大きなボリュームを占めることができるでしょう。

 

さらにテクニカルに考えるとホールドを垂直に近づけて

その面を進めるという考え方もできます。

 

これはPPで進む時などに使えるかもしれません。

 

ただこの水平な面をすすめるのは

かなり上級のテクニックと強いフィジカルが必要になると思うので

注意して挑戦することをお勧めします。

 

前進後退をしっかりと踊る

UnsplashJean Gerberが撮影した写真

どのダンスでも最初の1歩は前進後退であることが多いと思います。

 

つまりここでしっかりと前進後退の動作をすることで

効率的にボリュームを稼ぐことができるのです。

 

大きなダンスを目指すという人の多くは

使うフィガーを上手な人からとるだけだったり

無理に上半身を反らせて大きくしようとしている気がします。

 

もちろんそれはそれでいいことですが、

まずは前進後退の動作という基本をある程度できるようになることで

無理なくだれでもボリュームを大きくすることができると思います。

 

〜まとめ〜『王道は最強』

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