《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差の悩み》ホールドがきれいになる秘訣 【身長差があっても自然なホールドを作るレシピ】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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身長差があるカップル、

また背の大きくない方で背の高い先生に習っている方、

背の高い教師はホールドに多くの悩みを抱えているともいます。

 

僕もわりと背の高い方で

習ってくれる方は僕より低い人がほとんどです。

 

最初はいろいろ大変に感じることもありましたが、

いまは何も悩みなくどんな身長の方とでも

組むことができます。

 

今日は身長差があるときに

ホールドする難しさと

解決方法について僕なりにお話しします。

 

背の高い先生でも上手にホールドしてくれる

 

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日本人で背の高いプロといえば

 

檜山浩治先生

 

谷堂誠治先生

 

橋本 剛先生

 

などたくさんいらっしゃいます。

 

檜山先生は日本インターでアマチュアデモンストレーションを

踊っているのをみたことがあります。

 

その時は檜山先生の肩より低い方と踊っていたように見えましたが

檜山先生もその生徒さんも綺麗なホールドで無理なく踊っているように見えました。

 

谷堂先生はあるパーティーで踊っているところを

みましたが、やはり競技会と同じ(ように見える)大きなホールドで

生徒さんと踊っていました。

 

でもやはり生徒さんも足をしっかりと使い無理なく踊っているように

感じたのを覚えています。

 

橋本先生は直接みたわけではないですが、

選手会のパーティで生徒さんと踊っている写真が

雑誌に載っていたのを覚えています。

 

このときも普段と変わらぬ印象で

生徒さんも気持ち良さそうな笑顔で

スローアウェーオーバーすぇーをしていました。

 

このように身長差が大きくても

テクニックによって大きい人も小さい人も

無理なく踊ることができるということだと思います。

 

ポイントは男性の右手

 

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ホールドでポイントになるのは

やはり男性の右手だと思います。

 

高すぎれば女性の形が崩れてしまいますが、

ただ下げると男性の右肘が下がり

きれいに見えません。

 

男性の右手がポイントですが、

気をつける点は男女ともにあります。

 

ここさえ押さえればOKなところを

ご紹介します。

 

(1)男性のポイント〜右肘から手までの角度

男性はただ右手を下げると

右ひじも下がってしまい

横の線が曲がってしっまいます。

 

そのため右ひじを下げずに

右手を下げる必要があります。

 

このためには右腕を回転させることで

右手を下げるようにします。

 

まず普通にホールドしてから

右の上腕(ひじ〜肩)をまわします。

 

回す方向は上側が前に下側が後ろに動く方向です。

 

通常きれいなホールドを作るためには

肩を下げるために肩甲骨を寄せます。

 

そのためには腕の上側を後ろに、

腕の下側を前に動かすような回転をしています。

 

これは基本です。

 

それを守った中で少しだけ逆に回すということです。

 

こうすることで右ひじの位置を変えずに

右手を下に下げることができます。

 

ただもちろんこれは肩が上がるリスクが

かなり高い方法です。

 

でもそうしないときれいにホールドできないので

まず正しい位置に肩を置いたら

そこから肩が上がらない範囲で

腕を回し右手を下げましょう。

 

かなり練習が必要ですが、

かならずできるようになります。

 

ただ限界があるので

得意な人と苦手な人がいるのは

間違い無いと思います。

 

(2)女性のポイント〜左上に伸びる

女性にもうまく組むポイントがあります。

 

先ほど書いたように男性の前腕(ひじ〜右手)は

手の方に向かってかなり急に傾斜します。

 

そのため女性は何も意識しないと

どうしても坂の下の方

つまり右手の方に体が傾きやすいです。

 

同じくらいの身長の場合は

男性の右前腕がほぼ水平なので

あまり気にすることはありませんが

身長差に比例して男性の腕の角度は

増えてきます。

 

そのため右手側に転がり落ちないように

女性は意識して左上、つまり男性の右ひじの方に

上がっていく意識が必要となります。

 

そうしないと男性は右手で女性を掴んで持ち上げるか

右手首に引っ掛けるようにして支えてしまいます。

 

どちらもいい方法では無いし女性にとっても

決して楽な状態では無いと思います。

 

多少よりかかっても大丈夫だと思うので

自分のボディを伸ばして男性の右肘の方に

伸びるように意識してください。

 

 

自然な状態に、自然にならない

 

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お互いに気をつけると

とても自然なホールドになります。

 

でも大事なことは

自然な状態には、自然にならないということです。

 

これはどんな場面にも言えると思います。

 

いぜんテレビで森を作る専門家の話をしていました。

 

その方は山などで木がなくなってしまったところを

森に戻す仕事をしてる人です。

 

もともとは確かに自然に森になっていたかもしれませんが、

一度壊してしまった森は自然には戻らないようです。

 

そのためその場所にどんな木がどのくらいあったかなどを

調べて木の種類や割合などをできるだけ正確に

再現することで持続可能な森になるそうです。

 

これをみてただ雑多な種類がある森に見えますが、

それを作るのにとてもたくさんのエネルギーが

使われているのだと思いました。

 

ダンスの自然もこれに似ています。

 

上手な人は簡単そうに自然に

スイスイと踊ります。

 

しかしそのためにはたくさんのテクニックと

練習があるのだと思います。

 

これは少し難しいかもしれませんが

必ずできるようになると思うので

試してみてください。

 

〜まとめ〜『自然なホールドは、協力して作る。』

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