こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのDaria Gordovaが撮影した写真
スタンダードを踊る時にホールドと言って
腕を横に上げて手を繋ぎます。
この形は見た目より難しく
最初はなかなか綺麗に作ることができません。
とくに肩が上がってしまうことが
結構悩みになりやすいと思います。
今日は肩が上がらないようにするコツ３選を
僕なりにお話しします。
コツ１ 肩を回して後ろに寄せる
UnsplashのDmitriy Frantsevが撮影した写真
まずは腕を上げる前の注意点です。
肩は結構複雑な関節で
自由に動く反面正しい位置に保ちにくい面があります。
一般的には胴体の一番上の左右の角みたいなイメージがありますが、
実際は腕の一部です。
肋骨とは基本的に繋がっていないので
肩の位置は良くも悪くも自由に動きます。
そのためホールドした時に肩が上がってしまうというミスが起きるのです。
ダンスをするときの肩は後ろに寄せておくのが
いいと思います。
よく肩が凝った時などに上から後ろに向かって
ぐるぐる回す時があると思います。
あの動作を何回かしてみましょう。
そして最後になるべく後ろに引いた状態で
ゆっくりと下に下ろします。
肩甲骨は背中の真ん中に寄っている感じがすると思います。
まずはこの位置に肩を持ってくるようにしてください。
これとは逆に前に肩がある状態が
巻肩といわれるあまりよくない姿勢になると思います。
僕の肌感覚ですが、日本人（アジア人？）は
わりと前に肩がある状態がデフォルトなので
気をつけて後ろに置くことが必要になる場合が多いと思います。
コツ２ 手のひらを上に向けて腕を上げる
UnsplashのNathan Dumlaoが撮影した写真
次に腕を上げる段階です。
肩をぐるぐる回して下ろしているので
気をつけのような状態になっていると思います。
そこから腕を上げる時はまず手のひらを前に向けます。
次になるべく肩を動かさないで
前の方に上げていきます。
45度くらいまで上がったらそこから手のひらを上に向けながら
横に開いていきましょう。
イメージはオペラ歌手や宝塚の人のように
舞台の上で歌っているような感じです。
こうすると肩の位置がほとんど変わらないで腕を上げることができます。
最初は難しいですが、手のひらを前から上に向けながら
ゆっくりと上げてみましょう。
コツ３ ひじから先だけをまわす
UnsplashのArmin Lotfiが撮影した写真
最後はホールドの形の仕上げです。
ここからひじを曲げていきますが、
このときに一番崩れやすいです。
腕全体を回してひじを曲げると
肩の位置が変わってしまうため
上がってしまいやすいと思います。
人間の腕は上腕（肩〜ひじ）と前腕（ひじ〜手）の
ふたつの部分に分かれています。
この前腕だけを回すのはできなそうで
できるのです。
最初は少し難しいので
誰かに上腕を持っていてもらってやるといいと思います。
ひじから先だけを捻るようにすることで
肩の位置をできるだけ変えないでひじを曲げ
ホールドの形を作ることができます。
とくに男性の右手（右腕）は曲がる量や回転が多いので
難しいと思います。
なるべく上腕が動かない（全く動かないわけではない）ように
何度も練習しましょう。
肩が決まればあと少し
スタンダードのホールについては
肩の位置が90％くらいを占めている気がします。
肩が決まらなければ形は崩れやすいですし
逆に肩の位置がある程度収まればなんとかなると思います。
肩を下げるというより、背骨の近くに置いておく感覚が
いいのではないかなぁ〜と思っています。
〜まとめ〜『肩の位置をしっかり決めよう』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら
