《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《基本のテクニック》まっすぐに立つとは。

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

社交ダンスの基本に姿勢は

まっすぐ立つ」です。

 

ただまっすぐ立つって

どういうことなのでしょうか。

 

・自分ではまっすぐ立っているつもりでも

      動画を見ると曲がって見える。

 

・見た目をまっすぐにすると立ちにくい。

 

などの悩みがある方は

多いのではないでしょうか。

 

今日はまっすぐ立つとは

どういうことかを、

一緒に考えていきましょう。

 

(1)見た目のまっすぐ

社交ダンスを習った最初の方に

壁に背中を付けて立ったことはありませんか?

 

ぼくも最初にやらされて

背中を全部壁に付けろと言われました。

 

これは本当の初心者にとっては

ある程度正しい方法です。

 

多くの人が猫背であるため

あたまが前に出ています。

 

なので頭を上げるために

有効な手段といえます。

 

しかしこの方法は少し注意が必要です。

 

なぜなら体には凹凸があるからです。

 

もし体のすべてが同じ幅なら

問題ありません。

 

でも実際は凹凸や背骨のカーブが存在します。

f:id:tatsushi_miyake:20200325131619p:plain

なので凹凸などを無視して壁につけると

お尻が前に出すぎてあごも引けてしまいます。

 

体の各部分の中心が一直線になる方がいいです。

f:id:tatsushi_miyake:20200325132423p:plain

こうすると、背中にはそれなりに凹凸が出来ます。

 

でも見た目は自然なまっすぐが見えます。

 

(2)重心のまっすぐ

もうひとつの要素は重心です。

 

これは主に

左右の見た目に関係します。

 

基本は先ほどと同じように

各部分の中心をまっすぐにします。

f:id:tatsushi_miyake:20200325134252p:plain

とりあえず絵がうまいかは別にして

まっすぐできれいになっています。

 

ただここで一つ問題があります。

 

人間の身体は中心≒重心と

考えても良いでしょう。

 

そうすると、この図の赤い線は

重心といって体重の中心を示しています。

 

この線がさいご

どちらの足にもつながっていません。

 

つまり両足に体重があることを

意味しています。

 

なのでこの人がステップしようとすると、

必ずバランスを崩します。

 

そうならないためには

重心が足の上に乗る必要があります。

 

仮に各部分の重心を計算して

合わせたボディ全体の重心を★とします。

 

ここからまっすぐに下ろした線が

足の上にあれば立つことが出来ます。

 

この重心(★)は多分このあたりに来ると思います。

f:id:tatsushi_miyake:20200325134916p:plain

大体おへその少し下あたり、

日本語だと丹田とかいうあたりだと思います。

 

英語ではセンター(centre)といったりします。

 

ここを足の上にのせるようにすることで

見た目にはいろんな形や角度で踊ることが出来ます。

 

f:id:tatsushi_miyake:20200325135523p:plain

たとえばこんな感じ。

 

これは左右だけでなく

前後にも適応できます。

 

自分がどんな形で立てるかは

やってみないとわかりません。

 

でも重心が足の上にまっすぐということが

出来ていれば必ず立つことが出来ます。

 

自分がどんな姿勢で立てるか

いろいろ試してみましょう。

 

練習としてはまず片足に立ちます。

 

そこで腰や胴体、頭を

いろんな方向に動かしてみましょう。

 

そのときに足から倒れないように

ゆっくり行います。

 

この時に動ける範囲が

自分の重心がまっすぐに

なっているところです。

 

これが広いほど踊りも自由になります。

 

ぜひ挑戦してください。

 

~まとめ~『まっすぐ立つは最終的に重心が足の上にまっすぐが目標」

 解説動画

youtu.be

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

よろしくお願いします。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング