《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《基本のテクニック2》ボディが落ちるとはなんだ? 【ボディが落ちる人にボディが落ちるって言ってもわかるわけがないじゃん】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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スタンダードのレッスンを受けている時に

ボディが落ちてると言われたことはありますか。

 

僕は何回もあります。

 

結構いろんな盤面で言われると思いますが、

いまいち意味が分かりにくいですよね。

 

今日はこの「ボディが落ちる」について

僕なりにお話しします。

 

ボディが落ちているの意味は2つある

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ボディが落ちると一言で言っても

なかなか意味は広いと思います。

 

相手からすればなんとなくボディが下がって

重く感じるとこういうのかもしれません。

 

しかし言われた方はそのままでは

理解するのは難しいと思います。

 

このボディが落ちるという現象は

大きく分けて2つの意味があると思います。

 

(1)ボディ自体が緩んで潰れている

(2)ボディの位置が下すぎる

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

(1)ボディ自体が緩んで潰れている

まずはボディの形が崩れている状態です。

 

これはおもに初心者に多い現象だと思います。

 

胴体がしっかりと伸びた状態を維持できずに

縮んでしまっている状態です。

 

ボディつまり体幹はろっ骨、骨盤、そして背骨で

構成されています。

 

ろっ骨と骨盤は潰れることはありません。

 

潰れていたらダンスどころの話ではありません。

 

すぐ病院に行ってください。

 

ボディがつぶれるのはろっ骨と骨盤の間の部分

つまり背骨以外の骨がない部分です。

 

ここの距離が短くなった状態が

ボディが緩んで潰れている状態です。

 

こうなると上半身がぐらつきやすくなり

安定ん感がないためボディが落ちて感じやすくなると思います。

 

 

(2)ボディの位置が下すぎる

ボディの形は保てていても

位置が低すぎたり、所定の位置より低く移動してしまうと

ボディが落ちて感じると思います。

 

これは脚での支えが足りないとや

股関節の曲げる量が多すぎる時に起きやすい傾向にあると思います。

 

スタンダードで上下するときは

相手と一緒にうごきます。

 

もし相手より多く下に下がってしまうと

それはボディが落ちているかもしれません。

 

落ちないためにはどうする?

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どちらの場合にもボディが落ちないためには

ひとつの方法しかありません。

 

それはボディを上にあげることです。

 

「そんなの当たり前じゃん」

 

と思うかもしれませんが

結構上に挙げていない人が多いのです。

 

まず落ちる理由を考えてみましょう。

 

みなさんは概ね地球に住んでいると思います。

 

ということは地球の重力の影響を

受けているということです。

 

地球はその中心に向かって他のものを引っ張る力があります。

 

その力により僕たちの体は

地球の中心つまり「下」にむかって

24時間年中無休で引っ張られています。

 

そのため胴体は常に床に近づけようとする

力が働いていることになります。

 

それに対して私たちは脚で床を押すことで

重力と同じ力を出して胴体が床に近づかないようにしています。

 

普通に立っている状態でも地球の力と同じだけの力を

床に向かって出して自分を押し上げているのです。

 

上下するときはどうやってるのか?

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ではここで地球が僕たちを引っ張る力を

10としましょう。

 

普通に立っているときは地球が下に10で引っ張るので

僕たちは上に行くように10の力を出しています。

 

これがただ立っている状態です。

 

上に上がるときはこの上に行く力を少し増やします。

 

11にすればゆっくりと上がり

13くらいにしたらシュッと上がるかもしれません。

 

では降りるときはどうするでしょうか。

 

いきなり力を0にしたら

下向きに10のちからでいきなり引っ張られるので

すごい衝撃で床に落ちてしまいます。

 

これがボディが落ちた状態だとおもおいます。

 

下に行く時も上に上がる力は無くさないようにしましょう。

 

ただ10のままでは降りれないので9か8くらいまで

減らしてみましょう。

 

そうするとゆっくりと下に降りてくると思います。

 

降りる時も上がる力はなくしません。

 

ただ少し少なくするだけなのです。

 

これは飛行機やヘリコプターなどを想像すると

分かりやすいと思います。

 

ヘリコプターは上についているプロペラ(ローター)で

下向きに風を起こして上に行く力を作っています。

 

例えば空中で止まっている時も

プロペラは回っていると思います。

 

これは重力が下向きにかかっているので

それに対して上に行く力を出し続けているからです。

 

着陸する時もいきなりエンジンを切ってしまっては

墜落してしまいます。

 

ゆっくりと降りるためには上に行く力を

少しだけ減らすことで徐々に高度を下げていくと思います。

 

ダンスでも同じことが言えます。

 

足の力を一気に抜いてしまったり

下に行こうとする力を出すと

床に激突するような動きになり

ボディが落ちてしまうのだと思います。

 

いつも上に上がる力を出し続けよう!

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<つまり立って踊っている限り

上に上がり続けているということです。

 

ただボディに力を入れて形を保っても

落ちることを避けるのは難しいと思います。

 

上がる時も下がる時も

ボディは上に向かって動くことを

忘れないようにしてください。

 

そうすればきっとリラックスして踊ることができると思います。

 

〜まとめ〜『ボディはいつも上に向かって動く力を出しています。』

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