こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊る時には
ひざを曲げたり伸ばしたりすることが多いと思います。
レッスンでも注意されることが
よくあります。
今日はひざを使う時の注意点３つを
僕なりに考えてきたのでお話しします。
その１ ひざはつま先の方向に曲げる
まず一番大事なことは
ひざを曲げる方向はつま先の方向ということです。
ひざの関節は蝶番のような動きをするので
シンプルに曲がると伸ばすという動作しかできません。
ダンスでは回転することもよくあります。
このときに回転していく方向に
ひざだけをねじるように使ってしまうと
確実に体を壊します。
そうでなくてもその方向には曲がらないので
動きに無理が出ると思います。
ただひざはみんなが真っ直ぐについているとは限りません。
みなさん試して欲しいのが
ひざの曲がる方向チェックです。
まず鏡の前に立ちます。
両足は肩幅くらいに開き
つま先位は真っ直ぐに鏡の方向に向けておきます。
体重は両足に乗っていてOKです。
この状態で自分が自然と思う方向に
ひざを曲げてみましょう。
どうなりましたか。
意外と真っ直ぐにならず
外側に行ったり内側に曲がったりしていると思います。
これが体の癖です。
僕は両ひざが外に向きやすいです。
とくに左ひざは右よりもかなり外に向きます。
自分では少し内側に入れるように意識して曲げないと
真っ直ぐには使えません。
これは逆の人もいると思います。
自然に曲げると内側に向いてしまう人は
逆に外側に向けようと意識する必要があると思います。
これは骨格の問題なので
根本的に直すことは難しいと思います。
でもダンスを踊ることに関しては
すこし真っ直ぐになるように意識することで
十分に踊りやすく、体への負担も減ると思います。
その２ ひざを前に動かす
次にひざを曲げた時の動きです。
ひざを曲げると体は下に下がります。
そのためなんとなくひざも下に曲げるような気がします。
でもひざを下に向ける意識があると
体が前傾してしまいやすいと思います。
横から見たところを想像してください。
ひざは曲がりながら
前に出ていくと思います。
バネのように下向きに縮むわけではありません。
なのでひざを少し前に出しながら曲げていく意識があると
バランス良く降りることができると思います。
その３ ひざの裏を曲げる
膝の関節は蝶番のように曲がると言いましたが
実際はもう少しだけ複雑です。
捻れないという意味では蝶番でいいのですが、
ひざの骨はすこし前に滑りながら曲がっていくのです。
これはよっぽど詳しい人でないと
意識するのは難しいと思います。
でもこれをある程度簡単に意識する方法を
習ったのでご紹介します。
それはひざの裏を曲げるようにすることです。
ひざというとなんとなくひざ頭、
つまりひざの前側を曲げるような意識になりやすいと思います。
でもある先生に習ったのは
ひざの裏を曲げるということです。
ひざの裏を押されて曲がるといことは
ひざの前側がパカッと開くようなイメージです。
僕はセサミストリートの人形を
思い浮かべています。
こうすることでひざが前に出やすく
簡単に曲がると思います。
ひざはひざだけでは動かない
今回はひざに注目してお話ししましたが
脚の関節はひざとともに
足首、股関節そして脚の指の付け根の関節が
連動して動きます。
なのでひざだけを曲げるわけにはいきません。
しかしひざの動きは他の関節に比べて
大きく分かりやすいので
意識することは比較的楽だと思います。
まずひざを真っ直ぐに曲げることで
踊りの大きさやスムーズさも変わると思います。
是非試してみてください。
〜まとめ〜『ひざは意外と謎多き関節です。』
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