こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードでもラテンでも
綺麗に伸びた首はとても魅力的です。
みなさんもダンスのレッスンで
『首をまっすぐに伸ばして!』
なんていわれたことありますよね。
今日はまっすぐな首のつくりかたを
僕なりに考えてきたので
お話しします。
まっすぐな首とは?
ダンスにおいてまっすぐな首とは
どんな状態でしょうか。
これは逆にまっすぐじゃない方を考えると
わかりやすいかもしれません。
まっすぐ「じゃない方」の首の特徴
・体に対して頭が前に出ている。
・あごを引きすぎて苦しそうになっている。
・頭と首がずれている。
・首の後ろにしわが寄っている。
などだと思います。
みために首が前後左右に曲がっているので
見ている人はまっすぐにしなさいと
注意するのです。
体の縦のラインと首、頭のラインが
綺麗に揃っていることが
まっすぐな首の条件と言えそうです。
首を伸ばしているのに伸びない人は
でもみなさんどうですか?
そう言われて一生懸命首を伸ばしていると思います。
でもなかなか綺麗にならないというのが
本音の方も多いと思います。
そういうかたは首を伸ばすをやめましょう。
とっても首のラインを諦めるわけではありません。
そもそも首には背骨が通っているので
縦には伸びません。
それをゴムのように伸ばそうとしていると
首に力が入ってきてかえって縮む原因になります。
また首の骨の構造的にも
首は直線にならないので無理に伸ばすと
首を痛くする原因になります。
首の骨の構造を見てみよう
それでは首の骨はどうなっているでしょうか?
みなさんも骨の絵などは見たことがあると思います。
前から見たら確かに真っ直ぐ直線です。
でも横から見た時はどうでしょうか?
上のイラストを見るとわかると思いますが、
すこしカーブしています。
首の下の方はすこし前に倒れていて
途中から上向きになっています。
このカーブが大事です。
僕もずっとそうでしたが
背中から垂直な線で頭の上まで
まっすぐなラインをイメージしていました。
こうすると、首は力がはいり
アゴを引きすぎて顔が下に向きます。
また肩に力が入ってきて首が肩に埋まってきます。
これでずっと辛い思いをしてきました。
これを意識するようになってから
すごく楽になったし、見た目もすっきりと
まっすぐな首に近づいたと思います。
これを習った時は衝撃的だった
しかしこれを最初に習った時は
衝撃的でした。
だって首を伸ばしてたら
「三宅くん、首を伸ばしたらだめだよ。」
といわれて、首の後ろを押し込まれたのです。
僕的には首の後ろが縮んで
頭が後ろに落ちているような感じがしました。
女性の方が「首が飛ぶ」という状態に
近いかもしれません。
でもその姿を見た時は
頭がスキッとあがり首が長く見えたのです!
これは本当に不思議でした。
でも骨格を考えたら首の骨をまっすぐにすることは
かえって無理がかかるのは明らかです。
むしろ首の骨がまっすぐになるのは
ストレートネックと言って
よくない状態なのだそうです。
ダンスのまっすぐな首は
ストレートネックとは違うということなのですね。
みなさんも少し首の後ろを緩めてみましょう。
けっこう勇気が入りますが、
スマホなどで動画を撮ってみれば
ちょうどいい具合も掴みやすいと思います。
ぜひ試してみてください。
〜まとめ〜『まっすぐな首は、まっすぐじゃない。』
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