こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードでもラテンでも
姿勢はとても重要です。
見た目はもちろんですが、
機能的にも姿勢というのは大事です。
姿勢の中でも首は重要なポイントのひとつだとおもいます。
今日は首について僕なりにお話しします。
初心者は「頭を肩に乗せる」
まずダンスを始める方やダンスをしたことがない方に
おすすめの方法は「頭を肩に乗せる」です。
一般的に頭は少し前に出ている状態にあることが多いです。
この状態だと頭の重さが間に倒れていく方向に働くので
首に力を入れて後ろに引き続けなければいけません。
これが首に力が入ったり、猫背になる原因だと思います。
ただ人間は頭が少し前に出るというのが通常運転なので
意識して頭を後ろに引く必要があります。
具体的には肩の上に頭を乗せる感じです。
やってみるとわかると思いますが、
結構後ろに引かないと肩の上には乗りません。
これは鏡などをみて練習するしかありません。
まず「肩の上に頭を乗せる。」状態を作りましょう。
初級者は「背骨の上に頭をつなげる」
これは先ほどの肩の上に頭を乗せると似ていると思います。
位置としてはそんなに変わりません。
でも肩の上にあるという状態は
いい意味でも悪い意味でも見た目だけです。
ダンスの場合は運動として機能する必要があります。
そのためには頭と背骨をつなげて
ひとつの線にする必要があります。
背骨という言葉を知っていても
意外と頭との繋がりはよくない人が多いと思います。
おしりにある尾骨から始まり
骨盤の真ん中の仙骨人繋がります。
仙骨から腰椎、胸椎といわゆる背骨がつながります。
さらにその上に首の骨である頚椎があり
その上に頭、つまり頭蓋骨があります。
このつながりを意識すると
背骨の動きと頭の動きが調和して
バランスや動きの質が上がると思います。
背骨は触ってみるとわかると思いますが、
体の中の一番後ろにあります。
背中の皮一枚下にあるのがわかると思います。
なので頭が背骨とつながるということは
頭の中心は肩より少し後ろにくるということです。
これができると首が綺麗に伸びて
動きも軽くなると思います。
中級者は「首の骨を動かす」
つづいて見た目がよくなりある程度動きやすくなってきた人に
おすすめの感覚です。
それは首の骨を動かすです。
首の骨は背骨の仲間ということで
ちいさな円柱状の骨が積み重なってできています。
この骨の動きは
・少し回転
・少し傾き
の２種類があります。
回転は上下が同じ軸を共有して回転します。
瓶の蓋みたいな感じです。
この回転量は少しです。
ひとつの境目が少しですが、
それがいくつか集まって結果的にたくさん回転できます。
ひざなどのように１箇所で大きく動くことはできませんが、
複数の箇所が少しずつ動くことで
大きな回転を生み出しています。
もうひとつは傾きです。
これもひとつの境目では少しだけしか曲がりません。
回転と同様に１箇所でまげるのではなく
全体的に曲げるようにすると左右や前後に
綺麗なまま曲げることができると思います。
上級者は…知らんっ！
上級の人はどうやって踊っているのでしょうか。
いろいろ超絶テクニックがありそうですが、
残念ながら僕は知りません。
ただ今お話ししてきたことをやることで
きっと上級のテクニックに挑戦する時に
助けになると思います。
首が硬い、首が痛い、首が苦しいなど
踊っている時に辛い人は
まずこの部分をチェックしてみてはいかがでしょうか。
きっと少しだけ躍りやすくなると思います。
最後に有名な言葉をお伝えします。
これは直接教えられたわけではないのですが、
世界チャンピオンであったビル・アービン先生が
レッスンで言ったと言われている言葉です。
「空中にある帽子に頭を入れろ！」
天井から吊り下がっている帽子（多分シルクハット）に
頭を入れるようにしながら踊ろうということです。
なんとなく体全体がスッと伸びて
首が綺麗になると思いませんか？
これもよかったら試してみてください。
またこの言葉について知っている方がいたら
コメントかTwitterで教えてください。
お待ちしています。
〜まとめ〜『首が綺麗だと、だいたいダンスもいい。』
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