《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》どのくらい自分に投資するか? 【リソースの中身と、投下具合について考える】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Raimond Klavinsが撮影した写真

 

 

社交ダンスに限らずですが、何かを上手になろうとしたら

たくさんのリソースを使う必要があります。

 

リソースとはうまくなるための原料みたいなもので

具体的には時間とお金ということになるでしょう。

 

今日は僕自身がいままでに見てきた人と

自分のことをお話しします。

 

何事も上手である必要はない

 


Unsplash
Tirza van Dijkが撮影した写真

 

 

まず大前提として社交ダンスに限らず

上手である必要はありません。

 

自分がどのくらいになりたいかは、自分で決めることです。

 

もちろん競技に出ている人の多くはより良い成績を取りたいとは思っているでしょう。

 

しかし絶対に世界チャンピオンと思っている可動は分かりません。

 

またその必要もないと思います。

 

ただ自分がより先に進みたいと思えば

それなりにリソースを投じないと手に入れることは難しいということです。

 

 

リソースは時間とお金

 


Unsplash
Morgan Houselが撮影した写真

 

 

次に社交ダンスに投じることができるリソースを考えてみましょう。

 

細かく考えると色々ありそうですが、

大きく分ければ時間とお金でしょう。

 

(1)時間

まずより多くの時間をダンスに投じることで

練習量やレッスンを受ける量も増え上達するでしょう。

 

もちろん正しく練習する必要がありますが、

そこに行き着くためにも試行錯誤を行うため

実際には多くの時間を投じる必要があるでしょう。

 

またレッスンを受けるにしてもよりいい先生に習おうとした時に

必ずしも近くにいるとは限りませんん。

 

僕の場合は東京の先生に習うにしても

仕事を休んで飛行機に乗っていく必要があります。

 

またロンドンまで行けばいい先生はたくさんいますが、

12時間以上のフライトとそれ以外の移動をしなければ

そこにたどり着くことはできません。

 

そこも含めて時間を投下する必要があるということになります。

 

(2)お金

次にお金です。

 

ひたすらに自分だけで練習していても

いつか真実に辿り着くかもしれません。

 

しかし自分が生きているうちに(あるいは選手として踊っているうちに)

そこに辿り着けるかどうかは分かりません。

 

そのためによりいいコーチについて

レッスンを受けることにより

素早く上達することができるでしょう。

 

しかしそのためにはお金が必要です。

 

レッスン代はもちろんですが、旅費、宿泊費

それにその間仕事を休んでいるために

収入がなくなるという面も考える必要があります。

 

人生は有限なので、どこまでいきたいかにもよりますが、

間に合わないと思う人はお金を使って時間を短縮するしかありません。

 

リソースは有限

 


Unsplash
Aron Visualsが撮影した写真

 

 

じゃあそのリソースをしこたま注ぎ込めば

誰でも世界チャンピオンになれるのでしょうか。

 

多分なれると思います。

 

ただそのために必要なリソースが足りるかどうかが

結果の分かれ目になるでしょう。

 

お金に関しては親が資産家だったり、誰かがスポンサーどしてくれるなど

特殊な条件がなければ自分で働いて稼ぐしかありません。

 

上達して成績が上がれば稼げるようになるかもしれませんが、

そうなるためにはレッスンを受ける必要があります。

 

しかしそのために稼いでお金を投入しなければいけないが、

上達していないうちは稼げない、なので上達に時間がかかる。

 

この矛盾は誰にでも発生します。

 

また時間は誰でも平等に1日24時間与えられています。

 

これはいつでも変わりません。

 

どちらにしろリソースは誰にとっても有限ということです。

 

有限なリソースをどのように振り分けるかが

上達するためには必要になってくるということです。

 

自分の場合

 


Unsplash
Tim Marshallが撮影した写真

 

 

僕の場合は基本的にダンス以外にはお金をかけませんでした。

 

その代わりダンスは可能な限りお金をかけました。

 

ただそんなに稼げる方ではないので

実際に投下した金額は多くはないと思いますが…

 

それでも割合的には生きていること以外は全てダンスの上達に

注ぎ込んだと言ってもいいでしょう。

 

もちろん生きていることは大事で、しかも体が資本なので

食事を極端に抜いたりとかはしませんでした。

 

ただ車は持たなかった(今もない)ですし、

家もなるべく安い賃貸で生活しています。

 

しかも家賃交渉して下げてもらいながら

そこに住んでいました。

 

携帯は持たず、持ってもずっとガラケーを使っていました。

 

スマホに変わったのは引退してしばらく経った

2022年末くらいです。

 

まじで。

 

タバコも学生の時は吸っていましたが、

プロになってすぐやめました。

 

というかなんとなく吸わなくなったのですが、

タイミングが良かったと思います。

 

そこからどんどん値段が上がっていったので

ラッキーとしか言いようがありません。

 

旅行とかも仕事や試合以外ではほとんどありません。

 

また練習時間も可能な限り多く取るようにしていました。

 

現役のほとんどは夜に練習する派だったので

仕事が終わってから練習しました。

 

幸い教室と言えは徒歩圏内だったので

かなり遅くまで練習しても帰るのは楽でした。

 

途中から朝も練習しようとして挑戦しましたが、

僕には朝と夜両方はできませんでした。

 

リソースには体自体もあるので

僕はそこまでできる人間ではなかったということです。

 

現役の最後の方は朝練習する方に切り替えていました。

 

今思えば朝に練習する方が集中力もよく

自分にはあっていたかもしれません。

 

まあこれに関しては人それぞれなので

『時間の投下=練習時間』とは限らないと思います。

 

考える時間や練習以外のトレーニング、

それから休息なども含めてダンスを中心に生活している時間の多さが

投下時間という考え方でいいと思います。

 

もっとすごい人はいくらでもいる

UnsplashJules Marvin Eguilosが撮影した写真

 

ただロンドンに留学するようになって

日本人でも他の国の人でも色々お話しするようになり

みんなすごくダンスに欠けていることを知りました。

 

もちろん全員と会ってお話ししたわけではないので分かりませんが、

多くの有名選手はそうだったと思います。

 

例えば橋本剛先生・恩田恵子先生たちは

トリッシュという練習場でよく会いました。

 

いつ行っても練習していました。

 

今日はいないなと思っていたら後から来たりして。

 

しかも喧嘩しているところは見たことがなく

いつも黙々と練習していたように思います。

 

それでいて休憩の時にちょっとお話ししてもらったりすると

とても明るくそういう意味でも素晴らしい時間の使い方をしていました。

 

また別の練習場で朝の練習会に参加していると

毎朝必ず庄司組と三浦組が参加していました。

 

どちらの組もひたすらに黙々と踊っていて

2時間の間ほとんど休むことなく踊り続けています。

 

このように結果を残しているひとは

ダンスに全てを投資している感じがしました。

 

もちろん24時間見ているわけではないので

分かりませんが…

 

どこまで行きたいかが大事

UnsplashJason Strullが撮影した写真



大切なことはたくさんのリソースをダンスに注ぎ込むことではなく

自分がどこまで行きたいかを考えてそれに向けていくということです。

 

人生の楽しみはダンスばかりではありません。

 

それはプロも同じです。

 

そこそこまで行きたい人は、そこそこ打ち込むのがいいと思います。

 

いけところまで行きたい人は、生きるため以外のリソースを

ダンスに投じるべきです。

 

後からやろうとしても、体がついてこなかったり

リソース不足に陥っているかもしれません。

 

人それぞれですが、もう少し進んで行きたいと思っているなら

生きる以外の全てをやめて、ダンスに打ち込んでみたらいいかもしれません。

 

〜まとめ〜『リソースは有限。特に時間は有限』

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