こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのHelena Lopesが撮影した写真
社交ダンスはパートナーや仲間などと
楽し踊ることができるものです。
仲間も多くなり人の輪が広がる
いいコンテンツのひとつだともいます。
ただダンスをある程度突き詰めていこうと思うと
また違った気持ちになる時もあります。
今日は僕が感じた今の気持ちについて
お話しします。
選手仲間は友人ではない
UnsplashのZachary Nelsonが撮影した写真
僕の感覚では競技選手の仲間は
友人とは違います。
もちろん元から友人関係にあって競技の仲間でもある人もいるし
友人でないからと言って嫌いとかそういうことではありません。
ただ「競技選手仲間=友達」ではないということです。
これは競技というのは競っているので
競技仲間相手はある意味敵です。
敵と友達になることはあり得ません。
もちろん先ほども言ったように
挨拶もしないとかそういう意味ではありません。
ただダンスのことをなんでも相談したりとか
そういう中にはなれなかったということです。
もちろん内心では素晴らしいなと思って
尊敬していてもそれを伝えることは
ある意味負けを認めることになると思っていたので
その気持ちをはなるべく心に留め
ライバルとして追いかけていったという感じです。
コーチャーは友人ではない
UnsplashのRiccardo Annandaleが撮影した写真
ダンスを習っているコーチも友人とは違います。
ダンスを習うだけの人もいれば
それ以上に人生の師匠と言えるような人もいるでしょう。
ただ友達かと言われるとそれは違うかなとおもます。
僕はとても幸せで、自分自身は大した選手ではなかったですが、
コーチャーにはとても恵まれました。
これは縁もあるかもしれないし、自分から習いにいって
受け入れてくれたコーチャーのおかげとも言えます。
なんにせよ、北海道で習った先生、日本で習った先生
そしてロンドンで習った先生と全ての人がダンスはもちろん
人としてこうあるべきという面を言葉や態度で教えてくれました。
こんなに尊敬と畏敬の念しかない人とは
友達にはなれません。
緊張して死んでしまいます。
僕は友達がいない?!
UnsplashのAnte Hamersmitが撮影した写真
こう考えると友達ってなんだ?と
ちょっと考えてしまいます。
僕の場合プロになってから選手を引退するまで
ほぼ全てのリソースを技術の向上に使いました。
時間もお金もということです。
もちろん使える時間もお金も限りがあるので
ロンドンに行くのは年に1回1ヶ月でした。
ただそれ以外の時も月に1回は東京に行きレッスンを受け
道外の競技会にも可能な限り出場していきました。
そのため現役の間19年間は自分のダンスの向上と仕事以外は
ほとんど何もしていなかった気がします。
友達と一緒になにかをした記憶もほとんどありません。
というかひとつも思い出せない…
仲間と何かをしたことはたくさんあります。
誰かの引退パーティに出演したり
選手会のパーティをつくったり。
ただ友達と何かしたかって言われると
ちょっと自信はありません。
というかここまでお話ししてきて
そもそも友達ってなんだという疑問にぶつかってきた気がします。
う〜ん。
素晴らしい師匠や仲間、そして習いにきてくれる生徒の皆様がいて
毎日が楽しかったです。
また今は現役を離れどちらかいうと自分より生徒のみなさまと
楽しくレッスンすることがいちばんの毎日です。
ある意味そこがすごく恵まれているということなのかもしれません。
今日はどんな結論になるかわからないでここまできましたが
改めて自分が今まで関わってきたダンスの先生
選手時代の仲間、そしてこんな僕の元に習いにきてくれる
たくさんの生徒の皆様に囲まれて過ごせる毎日に
感謝しかありません。
そんな幸せな自分に気づいたひとときでした。
これからもよろしくお願いします。
〜まとめ〜『自分は恵まれていることを改めて実感。』
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