こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
毎日コロナの話ばかりの世の中です。
決していいことではないですが、
その中にもある種の気づきを
与えてくれることがあります。
起きてしまったことはしょうがないので、
日々いろんな気づきを大切に
生活していこうと思っています。
さて、今日は誰の意見を信用するか
というテーマです。
これを思ったのは
やはり今回の騒動でのことです。
例えばマスクをするかしないか。
トイレットペーパーがあるかないか。
などいろんな情報が
目の前を飛び交っています。
これらの情報には正しいものと、
そうでないものがあります。
もちろん正しいものか、
間違っているかの
真っ二つになるとは思いません。
ある程度正しい情報もあるし、
間違っているわけではないが
大切なポイントが抜けていたり。
そういう意味ではいまの情報は
玉石混交です。
その中で生き残るためには、
自分にとって何が正しく有益かを
見抜く力が必要です。
これは、ダンスにおいても
同じだと思います。
例えばこんな
シチュエーションを考えてみます。
~登場人物~
〈男性のAさん、女性のBさん〉
カップルで習いに来ている方。
週に1回先生についてレッスンを受けている。
〈○○さん〉
Aさん、Bさんカップルと
同じ練習場で練習している人。
Aさん、Bさんとは顔見知りくらいで
特に話したことはない。
競技歴は長くいろいろ知っている。
(ダンスの理解はそれなりで、
今回はダンス教師より知識、
実力ともに下の設定です。)
ダンス教師 C
AさんBさんカップルを
長年教えている社交ダンス教師。
(基本をしっかりと理解してる
いい教師という設定)
~ある日のレッスンで~
Aさん「いや~先生。この前練習場で
練習してたら○○さんに、Aさんのホールドは
古いからこう直した方が良いよって
言われたんですけどどう思いますか?」
C教師「そうなんだ。
別に古臭いとは思いませんけど。」
Aさん「いやでも○○さんは
変だっていうんだよね。」
C教師「じゃあ○○さんに言われた様に
踊ってみて下さい。」
Aさん「こうして踊ると良いって言われたんですよ。」
(Aさん踊る)
C教師「それは肩が上がって
良くないと思いますよ。
パートナーも苦しそうだし。」
Bさん「わたしも踊りにくいと思う。」
Aさん「そうかな~?
でも○○さんはこっちの方が
良いって言ってたんだよね。」
C「ちなみにAさんは
いつものホールドと○○さんの言ったホールドの
どっちがいと思うの?」
Aさん「僕もいつもの方が良いと
思ってたんだけど○○さんが…」
Bさん「…」
C教師「…」
こんな会話を聞いたことはありませんか?
最近はこの「○○さんが…」の代わりに
「youtubeが…」になることもよくあります。
僕もプロフェッショナルの教師
として活動しています。
ですが、プロの方が正しいなどと
言うつもりは毛頭ありません。
上の会話では一応教師の方が知識、実力が
上と設定しましたが、すべてのプロが
すべてのアマチュアより優れているとは
思いません。
プロ、アマ関係なく優れている人と
発展途上の人がいるというだけのことです。
大事なことはAさんがだれを
信用しているかということです。
○○さん≫Aさん自身>Bさん≒C教師
といった感じでしょう。
○○さんの意見が習っている先生より
上をいっています。
ということはAさんにとって○○さんは
C教師より信用できるということです。
もしAさん自身が
そう思っているなら問題ないです。
誰を信じるかは本人が決めることで
周りの人の評価や過去の成績は関係ありません。
ましてプロフェッショナル、
アマチュアなんていうことは
ダンスの実力と何ら関係ありません。
ただAさんがC教師を信用しているのに
このように○○さんのやり方に固執してしまうと
今後ダンスが上達するうえで障害になると思います。
これはアマチュアに限らず
プロフェッショナルでも
同様のことが起きます。
ダンスを上達するうえで
一番の敵は迷いです。
迷わないためには信用する順番を
決めておくことが大事だと感じます。
ダンスに限らずそうですが、
その情報の信用は
その情報源によると思います。
・誰が言っているのか?
・なにを根拠にそういっているか?
この情報源を見極めることが、
正しい情報を見つける
一つの方法だと思います。
先ほどの例で考えてみましょう。
プロが正しいというわけではありませんが、
今回の設定では一応C教師はしっかりとした
知識と経験、実力があるということにしています。
○○さんは一般的なアマチュア選手
(世界や日本のトップとかではなく
A~H級まであったらその真ん中くらい)の
設定です。
またAさんはC教師に長年習っていて、
その教え方、技術、人柄などは
十分にわかっているということにしましょう。
それでも○○さんの意見を
C教師の意見より信じてしまうのです。
人間は最新の情報が正しいと
思いやすい傾向にあります。
昨日より今朝、今朝より今聞いた情報の方が
より正しいと思いがちです。
新しい情報が正しい情報とは限りません。
なのでAさんが先ほどのように
考えてしまうと、Aさん自身にとって
良くない結果になると思います。
Aさんが取るべき道は2つです。
1.いままで習ってきたC教師が
いいといった方法で今まで通り信じてやる。
2.○○さんの意見を信じてC教師の言うことは信じない。
これ以外はありません。
どちらにしても決めるのは自分です。
どちらも正しく、
どちらも100点満点ではないでしょう。
でもどちらがより自分にとってより有益かは
情報源で決めるのが一番いいと思います。
もし情報源が同じくらいなら…
その時は自分に合っている方を選びましょう。
最後は自分の感性を
信じるしかありません。
ただ情報源のわからないものに
一喜一憂するのは無駄なので、
そういう情報に振り回されないように
気を付けましょう。
~まとめ~『誰が言ってるかわからないものは、聞く必要なし。』
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