こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのThought Catalogが撮影した写真
僕は大学の時にダンスを始めましたが、
ダンスを学校で習っていたわけではありません。
大学時代は工学部に所属して
生化学をやっていました。
今日は大学時代にどんなことをしていたかを
簡単にお話しします。
入学した時は化学系希望
UnsplashのVedrana Filipovićが撮影した写真
最初大学にはった時は
化学系の何かを希望していました。
何かは決まっていませんが、化学(科学ではない)は割と好きで
高校の時も自分で教科書を先取りして勉強していました。
とくに有機化学が好きで、新しい素材を作るとかには
結構興味がありました。
これは父親が石油化学の仕事をしていたのも
関係があるとは思います。
あまり何を学校でやっていたかは知りませんが、
なんとなく雰囲気で感じていたのでしょう。
薬を混ぜて実験という感じは
小学校時代からやってみたいと思っていたと思います。
実際には生化学に行っていた
UnsplashのNational Cancer Instituteが撮影した写真
実際に大学で研究室に配属されるのは4年生になってからです。
それまでは実験も授業の一環として行われていましたが、
研究室に入ると毎日が実験の連続です。
僕はいろいろあって生化学の研究室に進みました。
生化学とは生物(主に微生物)を利用して何かをするというところです。
※正確にはこちらをごらんください
遺伝子組み換えなども行なっています。
僕は緑膿菌という菌の遺伝子について研究していました。
なんじゃそりゃと言われるかもしれませんが、
緑膿菌とは院内感染などを引き起こすこともある菌で
病院関係者からはあまりよく思われていないかもしれません。
僕が扱っていたのはその遺伝子だけで
緑膿菌には出会ったことはありません。
その遺伝子を大腸菌に組み入れることで
どんな性質の変化があるかを調べていくことが
最初の実験でした。
PCRもやったことがある
UnsplashのNational Cancer Instituteが撮影した写真
そこでは遺伝子を特定して増やすためのPCRもやったことがあります。
これはコロナの検査で有名になったと思いますが、
遺伝子を増やすひとつの方法です。
少量の遺伝子を酵素を使って増やすことで
次の実験や検査をしやすくします。
このPCRをする機械は結構高価なため
自分の実験室にはありませんでした。
そのためPCRをするときは他の実験室に行って
機械を借りることが多かったです。
大学の研究室はほとんどがお金がないので
なかなか実験器具を買うことがができません。
これは動物のお医者さんでも書かれていました。
たまに何故かお金持ちの研究室もあり
高価な検査機械を借りにいくことになるということです。
消毒用エタノールを買いに行く
UnsplashのGerrie van der Waltが撮影した写真
これもここ数年で一気に有名になりましたが、
消毒にはエタノールを使います。
エタノールはお酒のアルコールと同じため
酒税がかかります。
本当です。
薬局で売っているものには多くの場合
別の消毒用の成分(ベンザルコニウム塩化物など)が入っているため
酒税はかかりません。(多分)
料理酒でも安いやつには食塩が入ってるため酒税がかからないけど
ちょっといいやつは食塩添加がないため酒税がかかると言った感じです。
ようは飲めないようになっていれば酒税なしということです。
ただ大学では1年に1回だけ純粋なエタノールを酒税なしで買うチャンスがありました。
もちろん合法的にです。(多分)
その時は生物系の実験室はみんな容器を持って所定の場所まで行き
エタノールを運ぶのがイベントとしてありました。
聞いたところによると飲めば普通に酔っ払うし
健康に悪くはないとの話でした。
僕は飲んでいません。
実は論文も書いている
UnsplashのGülfer ERGİNが撮影した写真
ここまでお話ししましたが、
信じていない人も多くいると思います。
実は論文(卒論ではなく雑誌の方)も書いていて
こちらから見ることができます。
僕も今ではひとつもわかりませんが、
名前があるのはわかると思います。
〜まとめ〜『本当なんだって』
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