こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのEvieanna Santiagoが撮影した写真
社交ダンスのレッスンで体重を乗せましょうと習ったことがある人は
結構多いと思います。
僕も足に体重を乗せるといことを
かなりしっかりと教えられました。
（これだけで誰のことだかわかる人もいるかもしれません。）
今日は体重を乗せるためにどうしたらいいかを
３段階に分けてお話しします。
STEP1｜体重はどこにある？
まずは体重に関してです。
普段の生活において体重は増えたとか減ったとかが
注目されることが多いと思います。
しかしどこに体重があるかは
あまり話題になりません。
まず結論から言うと体重は体全体にあります。
体全体の重さの合計が体重なので
当たり前と言えば当たり前です。
ただそれではダンスを考えるときに
ちょっと難しいので重心という考え方をします。
これは体重の中心ということです。
例えば鉛筆をイメージしてみましょう。
机の上に置けば鉛筆全体が机にのっているので
もちろん落ちません。
ただ指一本で支えなさいと言われたら
ちょうど真ん中あたりを支えたらできそうな感じがします。
これが重心です。
重さの中心という意味です。
これは棒状のものだけでなく、全ての物体で考えることができます。
人間の体はほぼ均一で、棒状なので
その真ん中あたりに重心があると考えることができるでしょう。
体の部分で言えば腰の辺りです。
英語ではセンター（centre）、日本語でも丹田などと言って
わりと感覚的には昔からあるのかもしれません。
まっすぐに立っている状態では腰が体重の中心になっているということを
まず頭に入れておきましょう。
STEP2｜片方の足に体重を乗せる
つぎに片方の足に体重を乗せることを考えます。
これは社交ダンスが歩いて行うものだからです。
通常体重が乗っている足は移動することができません。
そのため進んでいくためには体重を一旦０（ゼロ）にしてから
次の場所に動かすことが必要になります。
そのためには体重を移動し、片方の足に乗せることが
反対の足を動かすためにまず行うのです。
重力は地面に対して垂直（正確には鉛直）に働くので
あしの裏と重心を同じ場所にしなければなりません。
ただ通常重心は腰の中心つまりおへそのあたりにあります。
しかし足は股関節から生えているので
おへその下にはありません。
そのため腰から上の姿勢は変えないですが、
すこし股関節などを使い、重心を左右どちらかに
偏らせる必要があるのです。
普段道をあるている時は自然にそれを行なっているのです。
すごいですね。
しかしダンスの時は歩くタイミングや方向も
普段歩く時とは違います。
そのため意識して重心を動かしていくことが
大切になります
STEP3｜体重を移動する
UnsplashのJanosch Linoが撮影した写真
最後に体重移動です。
目的の場所に足をついたら、そこに体重を移していきます。
重心は１個ですが、体重は一気に移るとは限りません。
僕のイメージは２個のコップの片方に水がいっぱいに入っている感じです。
水は体重を表しています。
この水を空のグラスに移し替えていくように体重移動します。
通常は少しずつ注いでいくでしょう。
0%→10%→20%→…→80%→90%→100%と
段階的に移っていきます。
もちろん表現として一気に移す場面もあるかもしれません。
ただ半分だけ移して移動したり、
グラスのないところに水を注いではいけません。
行きたい場所に空のグラス（体重のない足）を移動し
そこに水（体重）をゆっくりと注いで行きます。
こうすれば水がこぼれないで、つまり体重が
あしから外れないで踊っていくことができるでしょう。
体重移動ができればほぼ踊れる
UnsplashのDrew Dizzy Grahamが撮影した写真
踊っているとはどういう状態かは
ひとことで言うことは難しいです。
ただ社交ダンスに関して言えば
体重移動無しに踊っているとは言えないでしょう。
言い換えれば体重移動をしていれば
ある程度踊っているということです。
社交ダンスは体重を移し替えて
歩いていくことで音楽を表現するものです。
他にも要素はありますが、
体重移動をしっかりと行うことでベースの動きができるため
基本的にな部分を抑えることができると思います。
〜まとめ〜『重心を左右の足に乗せる』
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