こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのThought Catalogが撮影した写真

社交ダンスは年々新しいフィガーや踊り方が
増えてきて進化してきています。
洋服などと同じく昔はやったフィガーや踊り方がはやっても
それは昔とは別物です。
つまりダンスは常に創造、つまりクリエイトされているということです。
このようなクリエイティブなダンスは
どこから来るのか。
またクリエイティブな発想をするために必要なことは何かを
僕なりにお話しします。
社交ダンスのフィガーは2種類
UnsplashのMr Cup / Fabien Barralが撮影した写真

社交ダンスのフィガーには
ベーシックとバリエーションという種類があります。
すごくざっくりといえばベーシックは昔からあるもの
バリエーションはある時代より新しいものです。
もちろんベーシックも毎年変わりますし、
昔からあるバリエーションも少なくありません。
ただ時代のある点より前からあるものを
基礎的なものとしてベーシックとしたということです。
つまりベーシックは簡単ということではありません。
構造は比較的単純(Simple,not Easy)ですが
踊りやすいとか初心者でもすぐできるとは限りません。
ただ社交ダンスを踊るにあたって
基礎的な動きをある程度網羅していると言えるでしょう。
バリエーションはどこからきた?

UnsplashのAchim Ruhnauが撮影した写真
さてバリエーションというものは
どこからきたのでしょうか。
これは元を辿るとベーシックに行き着くと思います。
もちろん100%ではないでしょう。
ただ大多数のバリエーションはベーシックをもとに
あるいはベーシックをもとに作られたバリエーションが
先祖に持つと思います。
そのためベーシックの技術が一番最初の部分にあることは
間違い無いと思います。
バリエーションが生まれるとき
UnsplashのMatt Walshが撮影した写真

バリエーションはどのように生まれてくるのでしょうか。
これにはいくつかのパターンがあるように思います。
(1)組み合わせ
(2)タイミング
(3)スウェー
(4)回転
(5)種目
(6)突然変異
順番に見ていきましょう。
(1)組み合わせ
まずは組み合わせです。
これはフィガーというよりアマルがメーションという方が
わかりやすいかもしれません。
例えばワルツのウィーブの前半からシャッセトゥライトに入ったり
つまりテレスピンをしたりなどです。
既存のベーシックフィガーの一部や全部を組み合わせることで
新しフィガーや動きを作っていくことでバリエーションとなります。
(2)タイミング
ベーシックフィガーのタイミングを変えることで
新しい動きやつながりを作ります。
ワルツで女性のダブルリバーススピンは12&3です。
これを1&2&と踊れば速いダブルリバーススピンになります。
多くの場合ここにピボット(オーバースピン)を1〜2個つけて
さらに回転することが多くあります。
これもバリエーションです。
組み合わせの変更も使っていますが、
これはタイミングの変更のいい例だと思います。
またベーシックでは無いですが、タンゴのファーアラウェーウィスクは
通常SQQQQと踊ります。
これもSQQ&QまたはSQQQ&など&カウントを使い
早く踊ることでスピード感を出すとともに
新しい繋がり方を生んでいるとおもいます。
(3)スウェー
ワルツのシャッセは通常男性が少し右、女性は左スウェーになると思います。
そのままナチュラルターンに入るのが一番ベーシックなつながりでしょう。
ただナチュラルターン自体を大きく踊るために
シャッセの終わりで男性が左スウェー、女性が右スウェーになり
スイングをかけて踊ることがあります。
これはベーシックのスウェーを変えることで
何かいい効果を狙っている例です。
とくに最近のスタンダードはスウェーの変化が大きくなる傾向があり
通常とは違う、あるいは必要以上に大きく傾くことで
新しい表現を生んでいることがあります。
それをスウェーと呼ぶかシェイプと呼ぶかは人によって違いますが、
何かしらの傾きの方向や量を変えることで
バリエーションになっていることがあります。
(4)回転
もともとある回転を逆にして
新しい動きを作るバリエーションです。
厳密にいうとバリエーションですが、
昔から踊られているフィガーでルドルフロンデがあります。
これは右回転から女性が右足をロンデをしたあと
ファーラウェーになり左回転に入るものです。
僕がダンスを始めたころはファーラウェーの後
ピボットしてオープンテレマークしか見たことがなかったです。
その後ピボットの後シャッセになったり
ファーアラウェーがバウンスファーラウェーになったりと
徐々に変わっていきました。
ただ大きく変わったのはファーラウェーから
さらに右回転してスピンなどにつながる動きができた時です。
これはやってみると意外とできるのですが、
初めて見た時は本当にびっくりしました。
こんなことができるのかと。
どうやって思いついたのか想像できません。
しかしあくまでもベーシックの動作から
できていることは間違い無いでしょう。
(5)突然変異
バリエーションの中には上記のような道を辿らずに
ぽこっと生まれたものもあるでしょう。
ただそれも生み出した人にとっては
何かしらのベーシック、もしくはベーシックをもとに作られたバリエーションの知識から
ぐるぐるっとして生み出されていることはほぼ間違い無いでしょう。
まあ世の中には天才がいるので
きなり閃いている説も否定はできませんが…
新しいアイディアはない
UnsplashのMarkus Spiskeが撮影した写真

これはダンスに限らずですが、
新しいアイディは既存のアイディの組み合わせでしか無いという
考え方があります。
割と有名な考え方らしく
企業のサービス開発でも全く新しいものはないとまで
言い切る人もいるくらいです。
たしかにスマートフォンなど今までにないものはありますが、
アイディアや仕組みは今まであったものの組み合わせで
それを科学技術の発展とともに形にしていったものということです。
ダンスも同じ考え方ができると思います。
最新の踊り方もベーシック、もしくはベーシックからできたバリエーションをもとに
組み合わせを新たにして生まれているということです。
もし基礎的な部分が不十分だと
新しいことを生み出すための引き出しが足りないので
創造的なダンスにはならないでしょう。
ベーシックフィガーがベーシックでは無いですが、
基礎的なテクニックを十分に学び知識がたくさんあることで
新しいダンスをさらに学ぶことができると思います。
想像は知識(知っているだけでなく身についている)から
生まれると僕は思います。
〜まとめ〜『やっぱり基礎の厚みは大事』
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