こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのJarritos Mexican Sodaが撮影した写真
社交ダンスの基本はウォークと言って歩く動作があります。
この歩き方は自然に歩く動作を基礎として
種目ごとに少しずつ違いがあります。
特にラテンはかなり種目によって違います。
ただスタンダードの場合はそこまで種目ごとに違いはないと思います。
ただスイングダンス、とタンゴには大きく違いがあります。
今日はスイングダンスとタンゴのウォークについて
それぞれお話しします。
スイングダンスのウォーク
Unsplashのengin akyurtが撮影した写真
スイングダンスのウォークは次のように進んでいきます。
（１）両足をそろえて片足に体重を乗せて立つ
（２）体重のある足（支え足）で床を少し押して重心を前に進める
（３）体重のない脚のひざが少し持ち上がりながら前に進み始める
（４）体重が支え足の外に出ると同時に、反対の脚が伸びてかかとが着地する
（５）そのまま体重が着地した足に移っていきながら、つま先が床に近づく
（６）体重がなくなった足が、新しい支え足にそろうの時につま先が床に着地
（７）一歩（体重移動）完了
こんな感じです。
後退は（４）でつま先が先に着地し、
かかとが着地するタイミングで体重移動をします。
めんどくさ
そう思った人が100人中174人いました。
僕もその中のひとりです。
もちろん実際に踊る時は全部考えているわけではありません。
ポイントは体重移動して反対の足が揃う時と
あしの裏が全て着地するのが同じタイミングになるということです。
さきにあしの裏を床についてしまうと
体重移動が止まってしまい、滑らかに動くことができません。
とくに後退する時はかかとをゆっくりと下ろすように
注意するといいと思います。
タンゴのウォーク
UnsplashのPreillumination SeThが撮影した写真
つづいてタンゴのウォークです。
タンゴはスイングダンスと大きく違う動きになります。
（１）両足をそろえて片足に体重を乗せて立つ
（２）体重のある足（支え足）の上にいたまま、反対の足を前に出す
（３）出した足のかかとを床に置いたら、つま先まで床に下ろす
（４）一歩完了（注｜体重移動は完了していない）
（５）そのまま前の支え足を次の一歩のために動かし始める
（６）自動的に体が１歩目の上に動き、体重移動が完了する
（７）さらに新しい支え足（２歩目）が着地する
このような感じです。
一歩足を出したらすぐにあしの裏全体を着地させますが、
体重はまだ両足の真ん中くらいに位置しているところが大きく違います。
違いを表現するには
実際に踊る上で一番違うとことは
あしの裏を全部着地するタイミングです。
スイングダンスではあしの裏を全部つける前に
両足が揃い体重移動が完了します。
タンゴでは両足が揃う前に
あしの裏を全部着地させます。
これはとても大きな違いでしょう。
スイングダンスでどたどたしてしまう人は
着地が早いため動きが切れるのだと思います。
両足をそろえていくところのタイミングを
意識するといいでしょう。
一方タンゴがキレよく踊れない人は
あしの裏をつけるタイミングが遅いのだと思います。
罪悪感があると思いますが、
ぺたっと足裏をつけることで
なぜか強く踊れると思います。
僕もそこがかなりわからなかったので
タンゴは苦手でした。
あしの裏を信じられないくらいぺたっとつくと
なぜかあしのキレが良くなって見えます。
指示られないかもしれません。
僕も信じていません。
でも実際にやってみると、足がスッと出てパッと体重移動しているように「見えます」
不思議…
ぜひ試してみてください。
〜まとめ〜『スイングダンスとタンゴは善悪が逆なる』
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