《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》上手くなるきっかけが、突然の上達を呼ぶこともある 【先週と全くダンスが変わったカップルのお話】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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先日ある学生をレッスンしていました。

 

その時に彼らの踊りがとても変わっていました。

 

つねに一所懸命に練習している彼らですが、

この時はなにか一段踊りが変わったように感じたのです。

 

今日は上達するきっかけについて

僕なりにお話しします。

 

学生の冬の全日本を現地で見た

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かれらは学生の冬の全日本に

フォーメーションのメンバーとして

大会に出場していました。

 

本戦の方は今回は出場できなかったのですが、

現地で大会を見て何かを感じたのだと思います。

 

学生の冬の全日本は

4年性にとって本当に最後の大会です。

 

その大会で踊る選手を見て

多分何かを感じたのでしょう。

 

何を感じたかは僕には分かりませんが、

技術的にというより、考え方とか精神的な部分で

何かが大きく変わったのだと思います。

 

とくにカップルとしてふたりとも

目つきや覇気みたいなものが

おおきく変わっていたのは驚きでした。

 

もちろんそこで大きく変わるためには

普段からの積み重ねがあることが大事です。

 

かれらはこれから大きく羽ばたくと

確信しています。

 

僕が何かを感じたきっかけ

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僕にそういう瞬間はあったように思います。

 

思い出せるものをご紹介します。

 

(1)全日本で見た ジョン・ウッド+アン・ルイス組のワルツ

 

僕が大学2年性の時です。

 

このときはまだ決まったカップルではなかったので

札幌開催の全日本には出場していませんでした。

 

当日は会場内の案内をするアルバイトとして

いっていました。

 

このころは全日本(現JBDF選手権)でも

海外ダンサーのデモがあり

このときはジョン・ウッド+アン・ルイス組が

きていました。

 

ビデオ(VHS!)でしか見たことのないダンサーが

目の前で踊るだけで興奮しました。

 

衝撃だったのはワルツのデモンストレーションです。

 

エントリーが終わり踊り出すと

ナチュラルターン、スピンターン、リバースターン、ウィスク、シャッセ…

 

僕もやっているベーシック!

 

しかも全然違う。

 

とくにリバースターンで両足を閉じていることに

驚き感動した記憶があります。

 

僕はこの日からリバースターンで足を揃えようと決めて

現在でも守っています。

 

(2)初めての海外留学

それまでも数回海外の先生に日本で習ったことはありましたが、

海外で習うのは初めての経験です。

 

おなじような内容でも現地で習うと

また感覚が違います。

 

これはダンスだけではないともいますが、

やはり文化なので現地に行きその国の空気や

人、モノに触れていくことでわかるものもあるということを感じました。

 

ロンドンに留学して一番感じたことは

「正確に」とか「きちっと」とかの度合いです。

 

イギリスでは基本的に日本に比べて

何事も雑です。

 

スーパーでの品物も同じ向きに並んでいないことは普通です。

 

路上駐車している車の向きや寄せ具合も

結構適当です。

 

個人商店だとお釣りなんかも

多めにくれたりなかったり。

 

なんか適当です。

 

それがいけないとかではなく

そういう文化なんだと思います。

 

そのような文化を持つ人の「正確に!きちっと!」と

日本人の「正確に!きちっと!」は

当然度合いが全然違います。

 

そこは向こうに行ってみて

初めて分かりました。

 

向こうの人のきちっとは僕らにとっては

多少気をつけるくらいで十分という場合が多いです。

 

(もちろん時と場合によります。)

 

これに気づいてから自分はかなりダンスに対して

気が楽になりました。

 

(3)小野組の引退

2013年に小野組が競技を引退しました。

 

いままでずっと前を進んでいたカップルが引退し

自分のダンスに対する考え方が大きく変わりました。

 

追いかけるものが急に無くなり

自分で進んでいくことになったからです。

 

この感覚は学生時代に4年性になった時に

少し似ています。

 

先輩がいるということは、

とりあえずそれを追いかけていけばまちがいありません。

 

しかし自分が先頭になったら

自分で道を決めて進んでいかなければいけません。

 

その後コーチャーの先生に踊りと顔つきが変わったと

言われました。

 

自分では何が変わったか分かりませんが、

そのような外からのきっかけで何かが変わることがあるということなのだと思います。

 

変わるためには、積み重ねが必要

 

このような何かが変わるきっかけは

いつ来るか分かりません。

 

またきっかけはきっかけでかないので

それだけでは何も変わりません。

 

日々の積み重ねで変わるためのエネルギーを

十分に貯めている必要があると思います。

 

あとは本当に運による部分が大きいので

なんとも言えませんが

いつチャンスが来てもいい用意に

練習を繰り返すことできっかけを生かして

ジャンプアップすることができると思います。

 

その日のために普段から地道に練習をすることが

大切だと感じます。

 

〜まとめ〜『外からの刺激で、突然上手くなることはある。』

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