こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
最近はダンスの競技会も続々と開催されていて
来週はJBDF選手権が開催予定です。
どの競技会でも感染予防に向けて万全の対策をしており
お客様や選手もとても協力的なので
いままで大きな感染拡大にはつながっていません。
このようなところはダンスをするひとりとして
とても誇らしい気持ちがあります。
選手もお客様も不自由なことが多いと思いますが、
ご協力よろしくお願いします。
学生の競技会も佳境に
学生たちの競技会もいよいよファイナルに近づいてきました。
4年生にとっては12月に開催の冬の全日本が
本当に最後の大会になります。
去年に引き続き今年もなかなか思い通りに開催できない
苦しい日々が続いています。
しかしその状況の中でも精一杯踊る学生たちは
本当に素晴らしいと思います。
北海道では例年11月に4年生の引退試合があり
その後全日本という流れになります。
ぜひみんなが精一杯踊り
完全燃焼に近づけるように
僕もサポートして行きます。
競技会の結果は厳しい
社交ダンスに限りませんが
競技会の結果というものは非情なものです。
誰かが優勝すれば誰かが負ける。
誰かが決勝に入れば、誰かが落ちる。
自分で描いていても
厳しいなぁと思います。
でもそれが競技であり、
上達のモチベーションになるのも事実です。
僕も競技会に出ていた時に
嬉しい思いもたくさんしました。
でも悔しい思い、やり切れない思いは
その何倍も感じて過ごしてきました。
北海道の中で一番多く2位をとったのではないかと思います。
もちろん初めて2位になった時は
とてもうれしかったです。
でもそれはいつまでも続きません。
表には出さないようにしていましたが
心の中ではいつも悔しい思いを感じ
次こそはと思い頑張っていました。
もちろん結果というのは客観的にみてつけているので
そうなる原因もわかっています。
でも納得と満足は違うものなので。
負けてしまった人へ
例えば競技会で優勝できなかった人も
踊りが悪い、あるいは下手なわけではありません。
もちろんそういう場合もあります。
その時は素直にレベルアップを目指すしかありません。
しかし審査員はいろんな部分を見て最終的には
差をつけなければいけません。
どちらも十分にいいダンスをしていても
かならず差をつけなければいけないのです。
僕も現在は審査員の勉強をしています。
順位をつけてもそこにはいろんな場合があります。
たとえば1位〜6位までつけるとしましょう。
そのときでも
1 2 3 4 5 6
というときもありますが珍しいと思います。
多くの場合
12 345 6
とか
123 456
とか
とか。(これが一番多い気がする)
それでも結果を開いてみると
1位から6位までがしっかりと分かれてしまいます。
ここがすごく厳しいところです。
ただ社交ダンスのスケーティングシステムは
結構よくできているので
最終的な順位は審査員全員の判断をうまく取り入れて
わかりやすい結果がでていると思います。
たとえ自分がつけた順位と違っていても。
つまり優勝できなくても
自分のダンスを信じて大丈夫だということです。
後悔するのは理由がある
負けて嬉しい人はいませんが、
悪い意味で後悔するのには理由があります。
・練習をしっかりとしなかったとき
・当日一所懸命に踊らなかったとき
・自分の信じる踊り方をしなかったとき
などです。
最初のふたつはもちろんですが、
最後の「自分の信じる踊りをしなかったとき」も
結構大事な要素だと思います。
自分の信じるスタイルではなく
なんとなく流行っているからとか
優勝する人がしているからという理由で
ネガティブに踊り方を変えると後悔します。
もちろん優勝する人はそれなりにいい踊りをしていると思うので
ポジティブな感情で真似をするのはいいことです。
でも本当はこう踊りたいのに
違う方が審査員の受けがいいかなとか思って
スタイルを変えるのはあまりいいとは思いません。
僕自身、自分が思ったのと違う踊り方をしてしまい
とても後悔したことが何回もあります。
今思えばもっと自分の思った通りのスタイルで
踊ればよかったと思うことがあります。
なので自分の考えとしては
常に自分のその時に信じるスタイルで
踊り切るのがいいのではないかと思います。
優勝できるのは敗者のおかげ
競技優勝できたときは誰のおかげでしょうか。
もちろん本人の努力が一番だと思います。
それにそのために協力してくれた
コーチャーの存在もあるでしょう。
でもともに競技会で踊った他の選手のことも
忘れないで欲しいと思います。
もしどんなにいい踊りをして
どんなに練習しても自分たちしかいなければ
優勝の価値はありません。
優勝できなかった他のカップルがいるからこそ
自分たちの優勝に価値が出るのです。
つまり優勝の価値は敗者の数といっても
過言ではありません。
世界チャンピオンの称号には
世界中のダンサーの怨念がついているということです。
怖いですね〜
まあ怨念というのは言い過ぎですが
僕の言いたいことは優勝した人も
優勝できなかった人もみんなよく頑張ったので
次は優勝できるように頑張ろうということです。
〜まとめ〜『出た成績は忘れて、次の成績を目指す。』
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