こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスでレッスンを受けると
「〇〇しないようにする。」
というような言われ方をするときがあります。
これは簡単なようで意外とわかりにくい言葉かもしれません。
今日は「〇〇しない。」とは何かを
僕なりにお話しします。
レッスンでこんなことあるよね
UnsplashのPaige Codyが撮影した写真
たとえばレッスンでこんなやりとりがあったとします。
先生「体が後ろに動いているので、後ろには行かないでください。」
僕「はい！（じゃあ前に行けばいいのかな…）」
先生「体は前にも行かないでください。」
僕「はい。（じゃあ右に行くのかな？）」
先生「体が右に行っているので、右にも行かないでください。」
僕「あっ…はい…（なるほど、左に行けばいいんだな。）」
先生「どーしてあっちこっち行くの！左にも行かないの！」
僕「じゃあどこに行けばいいんですか！」
先生「そこにいればいいんだよ！」
僕「？？？」
こんな感じです。
似たようなことを経験したことも
いるのではないでしょうか。
これは習う方の理解も悪いのですが、
教える方の問題もあります。
ただ実際にこう言われてしまった時に
「いやいや、教える人が悪いでしょwww」
とかは言えません。
なのでこちらが理解して、
自分が教えるときはわかりやすく教えてあげることが
一番いいのかなと理解しています。
何を意味しているか？
UnsplashのJonathan Cosens Photographyが撮影した写真
では先ほど例に挙げた先生は
何を言いたかったのでしょうか。
最後に行っていますが、今いる場所に居続けるほしいということを言っています。
僕たちは「何かする＝動作として動きが見える」と
思ってしまいがちです。
逆にいうと「動作が見えない＝何もしていない」
と思ってしまうということです。
ところがダンスにおいては
そうではないと思います。
動かない（正確にいうと動作が表に見えない）という
動作をしていると考えているということです。
ちょっとわかりにくいですが、
ここは大事です。
たとえばスタンダードのホールドを例に挙げてみます。
スタンダードにおいて腕は体に対して動きません。
これは何もしていないのではなく
ホールドの形を崩さないような力を入れて
動かさないということをしています。
右手で引っ張っているよと言われた時に
引っ張ると思わないだけでは足りません。
思わなければそうしないのではあれば
直すのは簡単です。
ただ実際は無意識、つまり引っ張ろうと思っていないのに
体が動いているので動かさないように強く体に命令する必要があります。
つまり意識して「動かさないという動作をしている」ということです。
ここがわかりにくいと思いますが、
個人的にはここをちょっと考えると
わりといろんなことが理解しやすくなると思います。
硬直もひとつの動作
UnsplashのAndrey Zvyagintsevが撮影した写真
よくダンスをしていると
固まっているとか力んでいるといわれて
力を抜きなさいということをよく言われると思います。
この教え自体は非常に正しく
理に適っています。
ただあまりにも言われるので
力を抜く＝正しい
力が入る＝間違い
というように思ってしまいがちなのが
少し問題としてあると思います。
固まることや硬直することは悪だとして
考えるのは非常に危険でまず上手くは行かないと思います。
動かすところは動かし、動かさないところは動かさない。
当たり前ですが、どちらも同じくらい大事な「動作」だと思います。
今回はとても説明が下手で申し訳ないですが、
もしこれで何かを感じてくれた人がいたらうれしいです。
〜まとめ〜『何かを「しない」のではなく、「しない」という動作をする。』
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