こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのChris Liveraniが撮影した写真
スタンダードのホールドは
向かい合って手を繋ぐようにします。
そのため当然てや腕はそれなりに前に出す必要があります。
ところがホールドを大きくしようとすると
相手を引っ張ってしまったり、
ひじが後ろに行ってしまったりとトラブルになりやすいです。
今日はスタンダードのホールドの形の基本3選を
僕なりにご紹介します。
基本1 ホールドの形は六角形
UnsplashのMarcel Straußが撮影した写真
まずはホールドの形です。
通常スタンダードのホールドは円のようにと
言われることが多いです。
しかし腕には関節がちょっとしかないので
本当の円形にはなりません。
円形と言ってもなかなかうまくいかない人は
六角形をイメージするといいと思います。
肩から肩までがひとつの直線。
そして右腕がひとつ、左腕がもうひとつの直線になります。
これで3つの辺ができます。
ふたりで向かい合えば六角形になるということです。
実際は正六角形ではありませんが、
イメージとしてはいいと思います。
大切なことは肩から肩までの直線と
腕の直線に角度があるということです。
肩の直線と腕の直線が1本になってしまうと
ふたりの直線をつなげることができません。
少し角度をつけることでうまくふたりで
空間を作ることができると思います。
どれくらいの角度にするかは
ふたりでどんなホールドを作りたいかや体型にもよります。
ただとりあえずのイメージは135度くらいをイメージしてみると
いいと思います。
135度って中途半端と思うかもしれませんが、
ルンバやチャチャチャのホッケースティックの角度です。
ダンスをする方ならわりとイメージしやすいのではないでしょうか。
これは自分から見て腕が45度に出ている状態です。
まずはこんな感じにしてみて
調整していくといいと思います。
基本2 ひじはみぞおちの高さ
UnsplashのJames Barrが撮影した写真
次にひじの高さです。
Youtubeなどをみて上手な人を見ると
すごく高く肩と同じくらいにひじを置いています。
しかし基本的には肩より少し下にある方が
一般的にきれいに作りやすいと思います。
目安としてはみぞおちの高さくらいが
いいでしょう。
やってみると結構低く感じると思いますが、
鏡を見ると意外と真横に近い広がりがあると思います。
だいたいあげすぎて肩が上がってしまうことが多いので
まずはみぞおちの高さから初めて
すこしずつ高くしてみるといいと思います。
基本3 腰とひじを一緒に動かす
UnsplashのALEKSANDR PROKHORTSEVが撮影した写真
最後は動かし方です。
ホールドが動く場面は
・移動(前後左右)
・回転(右回転、左回転)
・スウェー(右スウェー、左スウェー)
がメインとなります。
スタンダードでは腕だけが動くと
あまり綺麗には見えません。
実際はボディと腕が別に動くことはあるのですが、
それが見えると良くないということです。
そのため最初は腰とホールド、とくにひじが
一緒に動く感じにするといいと思います。
腰骨の横の出っ張りとひじを斜めにつなげる線を
イメージしてください。
そうするとひじ→腰骨→肩を結んだ
三角形ができると思います。
この三角形の形や大きさを変えないで動かすようにすると
比較的きれいなホールドを保って踊ることができます。
ホールドを崩さないように力を入れても
なかなかうまくはいきません。
それより一緒に動かすことで
形を保つように思うといいと思います。
ホールドの形を保つと踊りやすい
UnsplashのTim Mossholderが撮影した写真
ホールドの形を保つことはとても難しいですが、
形をある程度保てると踊りやすくなります。
リードも伝わりやすくなるしバランスも安定します。
完璧である必要はありませんが、基本の形をある程度覚えておくと
すごく役に立つと思います。
〜まとめ〜『ホールドの基本は六角形』
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