《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》本番までの練習方法 【Road To Success】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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社交ダンスも上達しようと思ったら

練習が必要です。

 

たまにどんなふうに練習したらいいのかを聞かれることがあります。

 

今日は練習の仕方を僕なりに考えてきたので

お話ししたいと思います。

 

練習方法はみんな違ってOK

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まず大事なことは練習方法は自分たちの目的や練習頻度

また性格などによって様々だということです。

 

なのでこんなふうに練習するといいという

万能な方法は残念ながらありません。

 

ですが練習方法によって効率的に上達し

目的を達成できる確率が上がるように考えることがポイントです。

 

そしてその目的、たとえば競技会やデモンストレーション

テストなど本番で実力を発揮することができるように

練習していくことが大事だと思っています。

 

練習には大きく分けて3つの段階がある

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僕が考える練習は3つの段階があります。

 

(1)できないことをできるようにする段階

 

(2)できることを身につける段階

 

(3)本番でどう踊るかを確認する段階

 

それぞれ目的や行う時期があるので

お話ししていきます。

 

(1)できないことをできるようにする段階

これは練習時間の多くの部分を占めることになると思います。

 

上達といえばまず今までできなかったことが

できるようになることでよりダンスの可能性が広がるからです。

 

だいたいはレッスンで習ったことをできるようにするということが

多いと思います。

 

習った後できるだけすぐに練習することで

より正しく身につけることができると思います。

 

レッスンの時は先生が見ていて注意してくれるので

結構うまくいくと思います。

 

でもレッスンが終わって練習場などにいくと

なんかうまくいかなくなりやすいです。

 

僕も習って5分もしたらできなくなったなんてことが

何回もありました。

 

これはしょうがないです。

 

だってレッスン前にはできなかったことを

やっているんだから。

 

なので感覚や記憶が曖昧なのはやむを得ないので

それが消える前になるべく何回もその場で練習して

少しでも記憶に残すようにします。

 

そしていきなり音楽でやったりしないで

正しい動きでゆっくりと繰り返すことで

結果的には早く覚えることができると思います。

 

(2)できることを身につける段階

レッスンで習ったことを再現できるようになったら

次の練習の段階に進みます。

 

ある程度気をつけていれば音楽に合わせて

うまくできるようになった段階でも

実はまだ記憶としては確実ではありません。

 

ただ自分的にはちょっと気をつければできるので

なんとなくここで練習を終わりにして

次の課題に行く人が多いです。

 

そうするとしばらくしてまたできなくなってしまうので

もったいないです。

 

そうならないために覚えた動きを

何回も繰り返して練習することで

体に覚えさせていきます。

 

これはある程度長い期間が必要です。

 

僕の場合は短くて数ヶ月、長ければ1年以上

その課題を忘れないで繰り返して練習していました。

 

(3)本番でどう踊るかを確認する段階

本番が近くなってきたら本番での踊りを想定して

練習していくことになります。

 

このとき一番大事なことは

やることとやらないことをしっかりと分けることです。

 

練習はひとつの課題だけをやっているわけではないので

それぞれの課題がどのレベルにあるかを確認します。

 

レベル1 できないこと

 

レベル2 考えればできること

 

レベル3 考えなくてもできること

 

レベル4 確実に身に付いていること

 

まずレベル1のできないことに挑戦してはいけません。

 

理由は…そうできないからです。

 

いままで練習してきてできないことが

本番前の1週間でできるとは思えません。

 

もちろん捨てるわけではないですが、

今回は棚に置いて扉を閉めておきましょう。

 

本番が終わってからまた練習すればいいと思います。

 

レベル2の考えればできることもやってはいけません。

 

考えればできるのでついやってしまいがちですが

「考える」というところにかなりの集中力を持っていかれるので

 

・本番で緊張して考えられずに失敗

 

・考えながら踊って他のことができなくて失敗

 

・考えていることで思いっきり踊れなくて失敗

 

などなんだかんだ言って失敗する確率が高いです。

 

レッスンで習ってできるようになってくる段階で

とても魅力的なのはわかりますが、ここはぐっと我慢で

次回の本番に向けてさらに練習しましょう。

 

なので本番前にはレベル3、4の段階のもので

勝負するべきです。

 

逆に言えば本番で披露したいことは

最低でもレベル3まで引き上げておくことが大事です。

 

そしてレベル4確実に身に付いていることを

絶対に失敗しない中でレベル3考えなくてもできることに

挑戦していくのがいいと思います。

 

本番で失敗する人の共通点

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では本番でうまくいかない人は

何が悪いのでしょうか?

 

ここでの失敗は成績が悪いことではありません。

 

成績は周りの人や審査員によるので

自分がしっかり踊っていても上下します。

 

失敗とは「自分の実力を発揮できないで終わること」です。

 

もし実力を発揮して負けるなら

その日は絶対に勝てないのでしょうがないです。

 

次回までに実力を高めて再チャレンジです。

 

実力を発揮できない人の多くは

本番前に新しいことに挑戦したり

今まで練習してきたことを変えたりする傾向があります。

 

先生についてデモンストレーションに向かう方は

割とその辺もうまく誘導してくれるはずなので

大丈夫だと思います。

 

しかし競技会に出る人はカップルで練習するので

うまく本番に向けて気持ちを作らないと失敗しやすいと思います。

 

本番前になると喧嘩が増えるところは

99%その傾向があります。

 

まあ競技会前になると色々不安になるのはわかります。

 

周りの人を見て「もっとスピードがあったほうがいいかな…」とか

「あのバリエーションかっこいいな…」とか思っちゃうのが普通です。

 

そしてそれを見て焦ってその練習をして自滅というのが

よくあるパターンです。

 

本番前は自分のできることを確実にできるようにすることが

大事だと思います。

 

余談 でも天才っているのよ

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練習の最終段階で挑戦するのは

いい方法ではありません。

 

一部の天才を除いて。

 

僕も聞いた話で本当かどうかはわかりませんが、

あるラテンダンサーが競技会の最中に

別のカップルを見て

 

「お?あのステップかっこいいな。やってみよう。」

 

とか言っていきなり踊ると聞いたことがあります。

 

本当かどうかわからないので名前はあげませんが、

いかにもありそうな気はします。

 

でもそれができる人は

 

・基本的な実力が十分に高い。←ここ大事

 

・メンタル的にもチャレンジ精神が強く、心が馬鹿みたいに強い

 

・ただの天才

 

 

といった要素が必要だと思います。

 

ダンスの上手い下手に関わらずこういう人たちは怪物なので

真似をしてはいけません。

 

僕たち一般人は地道にやるしかないのです。

 

もちろん世界チャンピオンになるような人でも

多くの人はそういう意味では一般人です。

 

繰り返し何度も練習して少しずつ身につけてきた結果が

現在の天才的に「見える」踊りなのだと思います。

 

これから本番を迎える方は

自分のできることをもう一度確認して

ぜひ実力を100%発揮して踊ってください。

 

そうすればどんな成績でも

次につなげることができると思います。

 

そしてその先にきっと希望があるはずです。

 

〜まとめ〜『練習は本番のためにある。』

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