《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差》身長差が原因となりやすい問題とその解決方法 【身長差に負けることなくスッキリ解決できたらうれしい】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Luiz Rogério Nunesが撮影した写真

 

カップルで練習している方だけでなくても

習っている先生と身長差あるとか、ダンスタイムで身長差のある人と

踊ることもあると思います。

 
スタンダードにおいて身長差があると
ホールドにトラブルが発生しやすいと思います。
 
今日は身長差がある場合にホールドについて起きやすい問題と
その解決法方について僕なりにお話しします。
 

身長差が原因の一端になりやすい問題


Unsplash
Tim Gouwが撮影した写真

 

身長差が必ずホールドの問題を引き起こす原因になるわけではないですが、

一般的に身長差のないカップルに比べて

その確率は高くなる傾向があると思います。

 

とくに起きやすい場面は次の2つです。

 

(1)組むとき

(2)スウェーをかけるとき

 

順番に見ていきましょう。

 

(1)組むとき

スタンダードのホールドは男性の腕が下に位置し

女性の腕は上に位置します。

 

そのため女性の身長が男性より低いと

組む段階で腕の上下関係を作るのが難しくなります。

 

身長差がなければ肩の高さもそんなに違わないと思うので

少し腕を上下にずらせばすぐに組むことができます。

 

(実際はこれ以外にもトラブルの原因は多いので、

    身長差がなければ簡単というわけではない。)

 

ところが身長差があると肩の高さも最初からだいぶ違います。

 

そのため男性は腕を下げて女性は腕を大きく上げないと

組むことができません。

 

しかもただ上げたり下げたりするだけだと

形も崩れてしまいますし、組んだ感じもしっくり来ません。

 

そのため組む段階で問題は発生してしまうのだと思います。

 

(2)スウェーをかけるとき

スウェーとは左右への体の傾きです。

 

傾き方によって使う部分も違いますが、

今回は詳しいことは省きます。

 

スウェーに関してはこちら

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

ただどんなスウェーをしてもホールドがある程度

左右に傾くことには違いありません。

 

このとき男性の右と女性の左が下がるスウェーは

問題は少ないと思います。

 

これと反対に男性の左と女性の右が下がるスウェーは

結構トラブルが起きやすいです。

 

これは男性の左が下がるということは

通常男性の右が上がるということです。

 

男性の右手は女性の左の背中(肩甲骨あたり)に触れています

 

つまり男性の右手も上がるので

女性の背中の位置もだいぶ高くなってしまうということです。

 

身長差があり女性の方が背が低いと

この男性の右手の上昇に物理的についていけないため

ホールドが崩れてしまうのです。

 

これは男性が悪いとか女性の技術が足りないということではなく

シンプルに物理的に無理が出てしまうということです。

 

以上2点が身長差がある場合に

ホールドに発生しやすい問題点だと思います。

 

 

 

解決するぞ!


Unsplash
Eye for Ebonyが撮影した写真

 

そっかぁ…と暗くなる必要はありません。

 

今から解決していきます。

 

(1)ホールド組むとき問題

まず組む時の問題は肩の高さにあります。

 

身長差がある人は当然それなりに肩の高さにも上下があります。

 

逆にいえば肩の高さの差がなければ

問題も解決するということです。

 

女性の肩を高くすることは

できません。

 

もちろん可能な範囲で高く立つ、つまりひざをある程度伸ばして立つことで

多少は高くなりますが、限界があります。

 

そのため男性がひざを多めに緩めてできるだけ肩の高さを

合わせることが必要になります。

 

もちろん腕の広げ方である程度調整が効くので

女性の肩より下になるまで下がる必要はありませんが、

8割くらいはひざで合わせるのがいいと思います。

 

ポイントは身長ではなく肩の高さを合わせることです。

 

頭の高さは別に1mでも2mでも違ってて問題ないです。

 

ホールドにおいては。

 

なので肩に注目することで意外と合わせやすくなると思います。

 

(2)スウェーの時どうする問題

続いてスウェーをかける時です。

 

女性の左スウェー(左が下がる)と男性の右スウェー(右が下がる)は

問題ありません。

 

このときは男性の右手も下がるため

背の低い女性にとってはむしろ好ましい動きだと思います。

 

問題は逆のスウェーです。

 

ひとつの解決方法は女性の右スウェー、男性の左スウェーを

少なくするということです。

 

こうすれば男性の右手も上がらなくなるため

ホールドは崩れなくなります。

 

これは消極的な解決法法ではありますが、

決して悪い方法ではありません。

 

苦手な動きをしないというのは

消極的とは言いましたが全く悪い意味はありません。

 

社交ダンスは得意なことだけをやればいいので

無理に苦手な動きやフィガーを使う必要はないのです。

 

もちろん規定フィガーがあるとか

競技会の採点方法によってはやらなければいけない時もあるかもしれません。

 

ただ身長差はあるけどスウェーも大きくやりたい!という人は

次の方法を試してみるといいと思います。

 

通常スウェーをかける時体の真ん中

あるいはカップルの真ん中から左右に傾いている人が多いと思います。

 

これだと多かれ少なかれ男性の右手は上に上がるので

女性の左肩が持ち上げられる問題は発生します。

 

ではどうするか?

 

女性の左肩のあたり(=男性の右手)を中心に

左右にスウェーをかければいいのです。

 

男性から見たら左手が上下しているような感じです。

 

女性から見たら右手だけが上下しているような感じになります。

 

こうするとどちらに傾いても

シーソーの中心が女性の左肩のあたりになるので

持ち上がることがありません。

 

女性も左肩が上に上げられたら大変ですが、

左のひじは上げることが可能だと思います。

 

そのため傾く動きの中心を女性の左肩に設定することで

問題を解決することができると思います。

 

難しく感じる?


Unsplash
Drew Beamerが撮影した写真

 

この解決方法を聞いてどう思いましたか。

 

話はわかるけど難しそうだと思った人も

多いのではないでしょうか。

 

僕もずっとこの悩みを持って踊ってきました。

 

いろんな人に習う中で僕なりに解決してきた方法なので

全ての人に当てはまるとは思いません。

 

でもひとつの解決方法としては

あると思います。

 

ただ問題を解決しようと思ったら

いろんなことに挑戦しなければならない時もあります。

 

難しいからやらない、簡単だからやるでは

いつまでも問題は解決しにくいと思います。

 

その問題を解決したいかどうか。

 

この1点にかかっていると思います。

 

解決したければ難しいとかを忘れて

地道に挑戦することできっと解決できると思います。

 

どんな理由であれ、その問題に取り掛からなければ

解決を諦めたことになります。

 

だたすベテの問題を解決する必要はありません。

 

諦めるというのもひとつの道です。

 

大事なことは自分の意志ということです。

 

〜まとめ〜『身長差とホールドの問題は、経験者にしか分からない部分もある』

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jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

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