《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差》背の高い男性と踊る女性が挑んではいけないこと3選 【なんでも女性が合わせる時代はとっくに過ぎている】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Ion Fetが撮影した写真

 

身長差のあるカップルがホールドを組むと

高さが合わなくて崩れやすくなる時があります。

 

とくに女性の方が背が低いパターンでは

トラブルが起きやすい傾向があるように感じます。

 

身長差カップルといえば女性の方が背が低く

男性が大きいパターンが多いので悩む人も多いのではないでしょうか。

 

今日は背の高い男性と組んでいる女性が

やってはいけないこと3選を僕なりにお話しします。

 

なおこれはカップルだけでなく背の高い先生に習っている方にも

応用が効くので個人レッスンメインの方にも役立つと思います。

 

それでは参りましょう。

 

 

その1 背を高くしようとする


Unsplash
Anthony Fominが撮影した写真

 

どうしてもこうなりやすいですが、

背を高くしようとすることはあまりお勧めできません。

 

自分の身長の中でできるだけ綺麗な姿勢で立つことはできますが、

背が高くなることはありません。

 

身長はその人の固有の長さなので

大きく見えることはあっても大きくなることはありません。

 

たとえあなたが成長期でぐんぐん背が伸びていても

この1秒とかで5cmとか伸びるわけではないでしょう。

 

とくにやってしまいがちなのは次の3つです。

 

(1)ひざを伸ばしてしまう

(2)かかとを上げてしまう

(3)あごをあげてしまう

 

(1)のようにひざが伸びると動きが硬くなったり

相手とのライズが合わなくなるので

スタンダードのひざの緩みは保ちましょう。

 

また(2)のかかとは組む時にやってしまいがちです。

 

少しでも高くなろうとしてちょっと(あるいは結構)かかとを上げて組む人がいます。

 

その瞬間はいいのですが、そこでボディがあったら

ライズする時に上がる分がなくなってしまいます。

 

またロアした時も十分に脚が曲がらないため

移動距離が小さくなり相手と合わなくなるでしょう。

 

(3)のあごが上がるのは精一杯頑張って

ボディを伸ばそうとしている心がけは賛同できます。

 

ただ心がけ以外はちょっとダメかもしれません。

 

まずあごが上がると見た目に綺麗ではありません。

 

また首の後ろを強く曲げるとシワができたり

首が痛くなったりしやすいと思います。

 

美しさのためにも、健康のためにも

あまりあごはあげすぎない方がいいと思います。

 

その2 腕全体を高くしようとする


Unsplash
Eunice De Guzmanが撮影した写真

 

続いてホールドの高さです。

 

女性は男性の腕の上に自分の腕を置くため

高さが必要になります。

 

ただそれでも男性の高さに腕全体を上げようとすると

肩が上がり首が埋まったようになってしまうでしょう。

 

肩が上がると見た目はもちろん

運動性も悪くなるためいいことはありません。

 

ただ難易度は高いですが、肩を上げずに

ひじだけをあげることはある程度できます。

 

これは身長差を埋めるために支える技術です。

 

ただ人によって骨格的にできない人もいますし

できたとしてもかなり難しいです。

 

なので最初に取り組むべきテクニックではない気がします。

 

その3 腰を高くしようとする


Unsplash
Myriam Jessierが撮影した写真

 

最後は腰の高さです。

 

スタンダードではボディをコンタクトして踊ります。

 

そのため腰やみぞおちあたりをくっつけて

一緒に踊っていくことになります。

 

ただ身長差があると腰だけでなくお腹、みぞおちなどの部位も

当然高さが違います。

 

このとき腰の高さや胸の高さを合わせようとして上に上げると

ひざが伸びてしまったり、体の前だけが伸びてしまいバランスが悪くなります。

 

体はコンタクトしていますが、

同じ部位が必ずしもコンタクトしているわけではありません。

 

確かに腰の位置は合わせた方がいいですが、

女性が高くするというより男性が低くするというのがいいと思います。

 

そうしないと女性は脚が使えないため

動いていくことができないでしょう。

 

自分が一番いい状態になることが大切


Unsplash
Fuu Jが撮影した写真

 

何はともあれ自分が踊れないことには

相手と一緒に踊っていくことはできません。

 

もちろんお互いに合わせることは重要ですが、

自分を殺してまで相手に合わせる必要は

ないと僕は考えます。

 

自分のできる範囲内で相手と一緒に踊る努力をすることが

ダンスの大事な部分だと思います。

 

これは相手によってどのくらい合わせられるかは違います。

 

もしカップルなら自分の得意なことと不得意なことを話し合って

決めるのがいいでしょう。

 

もし個人レッスンで背の高い先生に習っているなら

先生に合わせてもらいましょう。

 

だって先生だもん。

 

習う人が楽しく全力で踊れるようにすることが

ダンスの先生の一番大事なことだと思います。

 

〜まとめ〜『自分が良ければいいわけではないが、自分がダメなのはダメ』

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