《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《審査員の目》ダンスの審査は公平か 【公平だけど不公平に見えるのも事実】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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社交ダンスの競技会では

審査員が成績を決めます。

 

これは珍しいことではなく

ほとんどのスポーツで審査員、あるいは審判が

判定をすることでゲームが進み結果が出ます。

 

場合によってはその判定ひとつで

おおきく結果が変わることもあります。

 

社交ダンスの競技会でよく話題になるのが

「審査員のジャッジは本当に公平なのか?」

です。

 

今日はこの話題に関して

僕が個人的に思うことをお話しします。

 

公平な審査とはなんだろう?

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社交ダンスの競技とは

ダンスの美しさや素晴らしさを

競うものです。

 

つまり公平な審査が行われていれば

素晴らしい踊りをしている人の順番に

順位がつくということです。

 

実際に審査結果を見ると

審査員によって判定が異なります。

 

これはある大会の審査結果です。

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一番上のカップルはほとんど1位ですが、

上から4番目のカップルは2位だったり5位だったりします。

 

同じダンスを見てこんなにも順位が

ばらつくことがあるでしょうか。

 

もしかして2位をつけている審査員は

贔屓しているのではないだろうか?

 

逆に5位をつけている審査員は

その組をわざと落とそうとしているのでは?

 

こんなことをよくいう人がいます。

 

確かに公平な審査をすれば素晴らしい人が

1位になります。

 

でもこの「素晴らしい踊り」というのが

大変難しい概念なのです。

 

たとえばピカソの絵とゴッホの絵を比べて

どちらが素晴らしいかを聞いて回れば

人によって意見が分かれるでしょう。

 

これは何か不正があるからでしょうか?

 

それは違います。

 

美しさの観点が人によって違うからです。

 

別の例えをしましょう。

 

以前料理の鉄人という番組がありました。

 

料理人が自慢の料理を作って

審査員がどちらが美味しいかを決めるものです。

 

あの番組を見ても判定が分かれることは

珍しくなかったと思います。

 

ではあの番組には不正があったのでしょうか?

 

そうではないと思います。

 

それは「美味しい」というものが

ひとによって差があるからです。

 

これは100m走などのタイムと違い

明確に数字で出すことができません。

 

そのため結果が大きく別れてしまうことがあるのだと思います。

 

審査員に習っていると点数がもらえる?

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それ以外にも審査員をしてる人に習っていると

点数がもらいやすいという話も

まことしやかに言われています。

 

これはどういうことでしょうか?

 

教える人は自分が素晴らしいと思う踊りを

習いに来ている人にも教えます。

 

これは当然のことです。

 

しかし教える人により素晴らしい踊りは違います。

 

そのため教える人の数だけ素晴らしい踊りがあります。

 

自分が教えている人は

自分の素晴らしいと思うダンスをしてることが多いので

当然点数は入りやすくなります。

 

これは習っているからという理由ではなく

審査員の価値観と踊っている人の価値観が

近くなるからだと思います。

 

なので「教えている人に点数を入れている」という現象は

起きると思いますが、「教えているから」という理由で

入れているわけではないと思います。

 

つまり習えば点数がもらえると言うのは

理由としては間違っていると思います。

 

それでも疑いの気持ちがあるのは…

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しかしながら昔から審査員のジャッジに

不正があるのではという話は常にあります。

 

これはなぜなのでしょうか。

 

もしかしたら過去にそういうことが

あったのかもしれせん。

 

それは過去のことなので僕にはわかりません。

 

ですが、審査員としてフロアに立つ人間が

自分の価値観をしっかりと持って判断すれば

決してそのように思う人はいないと思います。

 

もちろん0にはならないと思いますが、

自分の判定に自信があれば

審査員は何も怖がることはないと思います。

 

また審査される側つまり選手も

自分のダンスに自信を持つべきです。

 

点数を入れるか入れないかは

選手のダンスによって決まります。

 

ただ素晴らしくても審査員の価値観と

選手の価値観が必ず合うとは限りません。

 

これはある程度のあきらめが必要です。

 

すべての人に受け入れられるダンスはありません。

 

自分のコーチャーを信じて

自分の価値観を高めることが大事だと思います。

 

そこに審査員への疑いの心があるのは

自分のダンスに自信や誇りがないからだと思います。

 

自分の価値観に自信を持てるように勉強する

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結局は自分の価値観をしっかりと持つまで

練習あるいは勉強するしかないと思います。

 

審査員はつねに新しいダンスを見て

身につけていかないと時代の波についていけません。

 

自分の時に正しいかったことでも

現在は古くなりよくないこともあります。

 

何が変わらずにあり、何が変わっているのかを

常に勉強する必要があるとおもいます。

 

また選手も審査員の判定に気を使っている暇はありません。

 

自分のダンスを高めて

自分らしく踊ることに集中しましょう。

 

いい成績の時は自分のダンスがいいから、

悪い成績は審査員の見る目がないから。

 

こんな言葉もあります。

 

なにがあっても常に前を向き

選手と審査員が自分を信じてダンスに向き合えば

きっといいダンサーが生まれてくると思います。

 

〜まとめ〜『審査が公平かどうかは、審査員、選手、自分自身が決める。』

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