《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《ダンス競技会》どの種目が一番重要か? 【競技会における種目の重要度を考える】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Giorgio Trovatoが撮影した写真

 

ダンスの競技会に出ている人は

できればいい成績を取りたいと思っている人が

多いと思います。

 

今日は競技会においてどの種目が大事かについて

僕なりにお話しします。

 

種目の重要度はあるのか?

 


Unsplash
Jason Strullが撮影した写真

 

競技会では1種目戦から5種目戦

あるいは10ダンスで10種目ということもあるでしょう。

 

ただ10ダンスでも多くの場合スタンダードとラテンは

分けて行われることが多いので実質5種目戦x2と思ってもらっていいと思います。

 

通常練習においてよく言われるのは

「ウィンナーワルツも1種目だからしっかりと練習」

と言ったようなどの種目も大事という考え方です。

 

これはすごく大事です。

 

競技会で踊る種目の中に

苦手な種目やまともに踊れない種目があるのは

非常にまずい状態です。

 

少なくとも1曲通してスムーズに踊れるくらいには

しておく必要があると思います。

 

そういう意味では競技会の後半で踊る種目

スタンダードならクイック、

また競技会の途中から入ってくるウィンナーワルツも

しっかりと練習しておくことが重要です。

 

ラテンでもパソやジャイブも前半の種目と同じくらい

重要だということです。

 

今考え方をまず根底に置いておくことが重要です。

 

 

競技会においては優先度がある

 


Unsplash
Nguyen Dang Hoang Nhuが撮影した写真

 

どの種目も大事という前提で

競技会でどの種目が大切かということを

考えてみましょう。

 

まずその競技会で踊る種目は

踊らない種目より重要です。

 

シニアなどで3種目戦や2種目戦に出るときは

その設定された種目が大切なのは

いうまでもありません。

 

また5種目戦でもウィンナーワルツやジャイブは

途中のラウンドから入ってくることが多いと思います。

 

3種目戦でも競技会によっては

予選が2種目で途中から3種目という場合もあるでしょう。

 

このようなときは自分がどのくらいの位置にいるかで

重要度が変わります。

 

たとえば準決勝から5種目になる競技会があったとしましょう。

 

予選の間は4種目です。

 

もし自分が決勝以上〜優勝を目指している人なら

当然5種目練習する必要があります。

 

ただ予選の途中とか、準決勝に入るか入らないかの人は

4種目を重点的に練習しておく方がいいでしょう。

 

これは弱気になっているとかではなく

純粋に少しでも目標の成績に近づくための工夫です。

 

自分達の練習できるリソース(時間、体力、精神力、お金など)は

限られています。

 

そのため最大の効果を生み出せるように

リソースの配分を決めておきましょう。

 

ただし万が一(?)のために

一応5種目めも練習しておく方がいいでしょう。

 

踊る順番にも注意

 


Unsplash
Austris Augustsが撮影した写真

 

続いて踊る順番も大切です。

 

スタンダードなら

 

ワルツ→タンゴ→※ウィンナーワルツ→スローフォックストロット→クイックステップ

 

ラテンなら

 

チャチャチャ→サンバ→ルンバ→パソドブレ→※ジャイブ

 

の順で踊ることが多いと思います。

 

ちなみに※印は競技会の途中から導入されることが多い種目です。

 

審査員は当然最初の種目から見ていくので

より前にある種目が得意なカップルには

いい印象を持って後半の種目を見ることになります。

 

もちろん審査とはその場のダンスを見て判断しますが、

そこはやはり人間なので前のダンスがいいか悪いかで

無意識でもバイアスがかかります。

 

みなさんも人間は中身も大事とは言え

初対面の印象がいい人と悪い人なら

とうぜん印象のいい人の方がその後有利になることは

想像できると思います。

 

なので実力がほぼ互角でワルツが得意なカップルと

クイックが得意なカップルなら

9割くらいの確率でワルツが得意かカップルが勝つでしょう。

 

ラテンも同様です。

 

なので前半の種目とくに最初の種目は

なるべく苦手にしないでしっかりと練習しておくことをお勧めします。

 

とくに5種目のなかで前半の2種目で負けたら

後半の3種目で逆転するのはほぼ無理です。

 

スタンダードならワルツかタンゴは得意にしておくことが大切です。

 

ラテンならチャチャチャかサンバです。

 

前半2種目で他のカップルを制することができれば

勢いで苦手な種目も押し切ることができます。

 

細かいけど地味に重要なのはここ

 


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Alex Sheldonが撮影した写真

 

ただ決勝で優勝争いが伯仲しているときは

また違う側面も出てきます。

 

スタンダードならウィンナーワルツの存在が

ポイントになります。

 

これは途中から入ってくるので苦手な人が多いですが、

入ってきたときは3種目めとわりと前半に近いところに入ってきます。

 

そのため4種目で行われている時と違い

入った瞬間にスローやクイックより重要度が増すということです。

 

よくあるのが予選(4種目)の時は好きなく踊っているのに

5種目になってウィンナーワルツが非常に悪く

準決勝などで敗退してしまうケースです。

 

これはワルツ、タンゴといい感じできても

ウィンナーワルツで悪印象を植え付けてしまって

その後の種目もチェックが入らないという状態です。

 

このような症状がある方はウィンナーワルツを

練習する必要があります。

 

それに比べてラテンではジャイブは5種目めに踊ることがほとんどです。

 

そのためウィンナーワルツよりは

重要度が低いかもしれません。

 

ただ前半4種目を2対2で迎えてジャイブで決着というのは

思ったよりあるのでライバルとの僅差を勝つためには

意外とジャイブを磨いておくといい作戦かもしれません。

 

またスタンダードのクイックやラテンのジャイブは

最後の種目で体力も結構削られます。

 

ここで元気よく踊り切るカップルはとても好印象なので

準決勝から決勝入りを目指すカップルは

スタミナも含めて5種目めを磨いておくと弾みがつきやすいです。

 

結論としてはやっぱり全部大事

 


Unsplash
Cynthia Maganaが撮影した写真

 

このようにいろんな場合において話してきましたが

結局全部大事というのが結論になります。

 

ただどうしても苦手な種目というのは出てくると思います。

 

なので苦手な種目もバレないくらいには

練習しておきましょうということです。

 

どうしても苦手ならルーティーンを調節して

なるべく自分が得意な動きで構成するなど

工夫が必要です。

 

トータルとして勝てるように

作戦を考えましょう。

 

〜まとめ〜『得意種目を作って、苦手種目はなるべく無くす。』

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