こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
競技会に出ている方にも
その目的や目標はいろいろあると思います。
成績を目指す方はもちろんですが、
それ以外の方もいるでしょう。
練習の目標のために、
あるいは仲間に会うために。
競技かで踊ること自体が
楽しい方もいます。
今日はその中でも競技会で成績を出したい、
あるはプロとして競技会に出る方にむけた
勝てるフィガーのお話です。
・社交ダンスはどのように審査されているか
社交ダンスの競技会で勝つためには
いいダンスを踊ることが必須条件です。
他のカップルと比べて
自分たちがよりよく見えることが
大事だと思います。
芸術系のスポーツ競技会や
コンテストではどれも以下のふたつの観点で
優劣を決めます。
・技術の難易度
・技術の完成度
このふたつ以外の要素はありません。
例えばフィギアスケートのジャンプでは
ジャンプの種類や回転数によって点数が違います。
これは技術の難易度です。
それにそのジャンプの完成度を加味して
点数を決めます。
参考
フィギュアスケートの採点方法は?ジャンプの種類や基礎点は?|【SPAIA】スパイア
※スケート連盟の公式ページではないですが参考までに
点数の付け方は様々ですが
おおむねこのようになっています。
社交ダンスでも考え方は同じです。
ただ社交ダンスの大会(=競技ダンス)
においては難易度より完成度に
重点が置かれていることが多いです。
これは一般的に社交ダンスの競技会では
複数の組が同時に踊り「比較対照」で
優劣決めるためだと思います。
競技ではすべてのカップルが
動いている中で技術を審査します。
そのためどんなフィガーを使っているかを
すべてのカップルに対して把握することは出来ません。
そうなると、左回転しているカップルが
テレマークなのかテレスピンなのか
ダブルリバーススピンなのか
をすべての組に対して審査員が理解して
決めているわけではないということです。
ここすごく大事です。
この記事を書くにあたりフィギアスケートや
飛び込みなどの採点方法を調べました。
これらの競技には技の難易度が
点数に反映するようです。
ある程度共通しているのは
・一組(一人)ずつ演技する。
・使われる技(フィガーやジャンプ)にすべて点数がついている
・あらかじめ選手が演技するときに使う技がわかっている
というものです。
とくに最後のあらかじめ
技の構成を申請しているところが
大きく違います。
審査員は演技者が何をするか
あらかじめわかっているので
それに対して難易度を判定し
出来栄えは本番で評価すればいいのです。
(もちろんスケートでも本番で
構成が変わることもあるようですが)
社交ダンスでは複数が同時に踊り
なおかつ審査員は演技者が
どんな技(フィガー)をつかうか
わからない状態で見ています。
そのためおのずと出来栄えが
重視されることになるのだと
思います。
~まとめ~『社交ダンスの競技会では 難易度<完成度」
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