こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのLouie Martinezが撮影した写真
本当に最後の試合
UnsplashのAustin Distelが撮影した写真
大学のダンス部での活動は4年間と決まっています。
留年しても次の年は学生の競技会に
出場することはできない決まりになっています。
大体地元での大会は11月に終わっている学校がほとんどなので
もう本当に最後の試合として冬全は位置付けられていると思います。
1曲1曲が本当に最後になるかもしれない
大勝負が冬全なのです。
本当に単科戦
UnsplashのCatherine Hughesが撮影した写真
学生の全日本は夏と冬に行われ
夏は総合戦つまり4種目総合の結果で成績が決まります。
つまり普通の大会と同じです。
冬の全日本は単科戦です。
一般的に単科戦というと
プロが主催する競技会でも採用されています。
この単科戦は1組の選手が全ての種目を踊りますが、
結果の出し方が種目ごとになっているという意味です。
ところが学生の冬全における単科戦は意味が違います。
エントリーは本当に1種目だけです。
タンゴに出る人はタンゴだけしか踊りません。
ルンバの人はルンバだけです。
そして各大学からは1種目につき1組だけがエントリーするので
本当にその部活を代表するカップルが出場するのです。
予選は通常2回、そして準決勝、決勝と
多くても4曲しか踊ることはできません。
1曲は1分ちょっとなのでまさに一瞬で勝負が決まります。
夏の全日本で優勝するようなカップルが
冬の全日本で予選落ちすることも珍しくありません。
集中力がものをいう難しい大会です。
本当に頑張った!!
UnsplashのKid Circusが撮影した写真
競技会の状況は逐一連絡が来て
ドキドキしながら見ていました。
北海道大学のメンバーは無事一次予選を通過した模様。
通常この時点で70〜80組から36組に絞られます。
そして次の予選で36組→12組とまた一気に落とされるのです。
一般的な競技会では多分もう一回くらい予選があると思います。
80組→48組→24組→12組→6組となることが多いと思います。
ただ学生の競技会は時間の関係もあるのだと思いますが、
昔から36組→12組という部分があります。
ここを抜けるのがかなり厳しく
一瞬のミスやスタート位置の運で
成績が大きく変わることもあります。
なんと全員が準決勝に残ったということで
層の暑さを感じました。
多分今までそんなことはなかったのではないでしょうか?
少なくとも僕の記憶では冬に全員が準決勝に行ったというものは
ありません。
僕の母校である北海道大学全体の活躍はもちろん嬉しいですが、
やはり自分のもとで練習しているタンゴに出場したカップルが気になります。
彼らは非常に真面目で一所懸命に練習する
優秀なカップルです。
ソロデモは5番目の赤いドレス、緑のゼッケンのカップルです。
しかし同期のカップルもみんな実力が高く
なかなか抜け出すことができなかった部分もあります。
そんな中で最後の全日本ではぜひ良い成績を取ってほしいと
強く期待していました。
そんな中その彼らを含めてスタンダードの出場した全員が
決勝に進んだというニュースを聞きました。
全員進んだのもうれしい。
しかしその彼らの努力が身を結んで
タンゴの決勝を踊ってくれることが何より嬉しかったです。
努力が必ず報われるとはいえませんが、
頑張りを身近に見てきた僕としては努力が報われたことが
非常に嬉しかったです。
本当に素晴らしいダンス
UnsplashのSimon Bergerが撮影した写真
当日は仕事だったので、空き時間少し見ていました。
決勝の様子は運良く見ることができました。
まずはソロダンス。
彼らの1番の見せ場となる部分を最初に持ってきて
いい印象を与えたと思います。
本当の決勝になり6組で踊る場面も
彼らは流れを作りながらぶつからずに踊り切っていました。
今までで一番よく踊り、しかも楽しんでいる感じが
画面から伝わってきました。
何が違うかはなんとも言えませんが、
あ〜enjoyしてるな〜って僕は感じたんです。
羨ましかった。
これからは新しい世代に
UnsplashのEmma Simpsonが撮影した写真
これで日本中の学連も代が変わり
新しい時代に入ります。
また新しいカップルが活躍し
新しいスターになるのでしょう。
僕はそれを静かに見守り
もしそのために少しでも力になれたら
これ以上嬉しいことはありません。
〜まとめ〜『みんなすごい』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら