こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
先日11/7(日)に苫小牧の総合体育館で
北海度ダンス選手権大会が行われました。
この大会は道新スポーツ杯と呼ばれていた大会で
今年から北海道知事杯として
新たな一歩を踏み出しました。
今日は選手係としてこの大会を見たと気に感じた
各部門での感想をお話しします。
ジュニア部門は大幅にレベルアップ
今回は今年初めてジュニア部門が開催されました。
新型コロナの影響で開催が見送られてきましたが、
今回は開催を復活することができました。
3月と8月にジュニアダンス講習会を開催したので
みんなの顔や踊りはだいぶ覚えていました。
そのなかでみんなのダンスがとても上達していたのは
とてもびっくりしました。
大会が少ない中でもしっかりと練習していたのが
わかるダンスをしていたと思います。
以前は『ジュニア部門=かわいい』みたいなところがありましたが、
いまはとてもダンス自体のレベルが上がっているお思います。
実際にジュニア世代からアマチュアクラスにステップアップしてきている
押切組などもいます。
これからはこのようなジュニアからアマチュアに
上がってくる選手が増えてくると思います。
シニア部門はスピード感が大事
シニア部門も激戦でしたが、
決勝には踊りの大きさとスピード感があるカップルが
残ってきたと思います。
いまはシニアといえどもアマチュアと審査基準は変わらず
テクニックだけでなくスピード感も大事な要素になってきています。
とくに今回のように3種目になると
どうしても後半の種目に疲れが出てきます。
スタンダードではスローフォックストロットなので
スピード感がないと逆にまったりとしすぎて
評価が良くない可能性があります。
競技なので要所要所にスピードのある回転や
切り替えを使ってキレを見せることも大事だと思います。
ラテンはパソドブレでした。
こちらもスピード感のあるアクションが
パソらしさを演出すると思います。
最後の衆目で苦しいと思いますが、
ルーティーンの構成なども含めて
フロア上の流れやキレのあるアクションを
最後まで続けられるようにするといいと思います。
アマチュア部門は学連を中心に混戦
アマチュア部門は学連の現役と卒業生が
中心に激戦になりました。
決勝に残ったカップルも種目によって変わり、
わりと普段残っているカップルでも1種目落としたりしていました。
逆に準決勝までしか上がっていなかったカップルでも
1〜2種目得意種目で決勝に上がっていることもありました。
1つでも決勝に入ったカップルはこれから
他の種目も決勝に入る可能性が十分にあると思います。
プロの全日本クラスでもスーパージャパンなどで
1種目決勝に入ってから突破口を開いていく人が
結構います。
今回すこしでも残った人は自信を持って
次の毎日杯では決勝に残れるように頑張ってほしいと思います。
全体的にはOBカップルが強かったように感じます。
やはり試合経験は多いのでどうしても本番の強さは
あるように感じます。
しかし現役の選手には若さとフレッシュさがあります。
恐れずに一点突破でガンガンいってください。
経験が増えてくると良きにつけ悪きにつけ
冒険することが難しくなってきます。
そこがベテランの弱点なので
現役生はどんどんいきましょう!
プロフェッショナル部門は僅差
プロフェッショナル部門はスタンダードラテン共に
現チャンピオンが優勝しました。
どちらもいま脅かすカップルがいないのが実情です。
2位以下は激戦に見えました。
どのカップルもいいところがあり、
お互いを意識して勝負しているのも見えました。
観客の方からすればそのようなバトルがあると
応援にも熱が入ると思います。
僅差の勝負を制するのは
自分がやってきたことへの集中力だと思います。
ブレずに1日そのことに集中して踊り切ることができるか。
そこが勝負の分かれ目だと思います。
やることにブレが出ると
結果が出なかったときに後悔します。
次回の選手権は2/13毎日杯
今年の競技会はすべて終了しました。
成績が良かった人も、思い通りに行かなかった人も
この冬の間に力を蓄えて前に進んでほしいともいます。
次回の競技会は2/13(日)にホテルエミシア札幌(新札幌)で
毎日杯が開催されます。
いつもは4月に開催される大会ですが、
会場の都合で来年は2月開催となります。
時期が近いので選手の皆さんは
調整を間違えないようにしてください。
〜まとめ〜『今年は成績が良かった人も悪かった人も、来年はきっといい年になる。』
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