こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊る時のテクニックに
「スウェー」というものがあります。
みなさん「スウェー」を説明できますか？
今日はスウェーに関するいろいろを
僕なりにお話しします。
スウェーってなんだ？
スウェー（スウェイ）はswayという英語です。
まずは辞書を引いてみましょう。
sway 前後左右に揺れる、体を揺らす、意見が揺れる など
英語「sway」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
一般的ダンスでは傾くことと思われていて
実際にそうなのですが、揺れるという動作とともに
傾きがつくということを覚えておくといいかもしれません。
スウェーの種類は３種類
スウェーにもいくつか種類があります。
（１）体全体のスウェー
これが一番基本のスウェーになります。
頭の先から足の先までがまっすぐのまま
大きな揺れに伴い傾くことです。
このスウェーの時は体の形は大きく変わりません。
目的はバランスを取ることです。
例えば両足をそろえて止まる時に
垂直に立っているとつんのめってしまいます。
このときすこし進行方向と反対に傾くことで
バランスよく止まることができます。
またカーブする時なども垂直だと
外側に倒れてしまいます。
これを防ぐためにカーブの内側に傾くのも
おなじこのスウェーです。
（２）脇腹からのスウェー
速い動きの時につかうスウェーです。
クイックステップのティプシーなどが例としたあげられます。
体は脇腹から曲がるようにつかいます。
目的は（１）と同じくバランスを取ることもあります。
クイックステップでは移動するために
進行方向に倒れるように使うこともあります。
こうすることで脚力以外に
重力も使って進むことができるので
素早く加速することができます。
また進行方向を変えるために
このスウェーを使うこともあります。
ティプシーでは加速と進行方向の
両方をこのスウェーで行っています。
（３）ホールドだけ動かすスウェー
これは新しい考え方です。
（１）（２）と違い、
なくても踊れますが敢えてつけているスウェーです。
タンゴのライトランジやコントラチェックなど
シュッとした動きの時につかいます。
見た目に大きな傾きはないので
スウェーと言いますが（１）（２）とは
ちょっと違う種類だと思います。
目的は装飾、つまりデコレーションです。
このスウェーつけることで
華やかさが生まれます。
ピクチャーやチェックアクションで
多く使われる動きです。
これは教科書によっても違うので
あくまでも分け方の一例として捉えてください。
３つのスウェーにはそれぞれ目的がある
これらのスウェーには意味があります。
バランスを取るためなのか装飾なのか。
スピードに見合ったものなのか。
３つはそれぞれ目的があるので
体全体のスウェーの代わりに
ホールドのスウェーを使うことはできません。
それぞれは別のものです。
スウェーがよくわからない人や
これから意識してスウェーに挑戦するひとは
まず（１）体全体のスウェーからトライしましょう。
これができるとバランスが格段によくなり
肩の力が抜けてくると思います。
そうなると（２）（３）のスウェーも
やりやすくなると思います。
〜まとめ〜『スウェーは揺れた結果傾くのが基本』
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